Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

センチの明日

「そんなに深刻にならなくても大丈夫よ」いつになく穏やかな声でヤマゾエが言った。
「だって・・・」センチは一旦顔を上げたが、また抱えた膝に顔を埋めた。肩の上でカットされた髪がスカートにハラリとふりかかる。
 センチは図書準備室の隅に置かれた長いソファーの隅に横向けに腰掛けていて、時折首をもたげ不安でいっぱいの顔をヤマゾエに向ける以外は、2時間以上その姿勢を保っている。スカートの横のファスナーが少し開いているのと、セーラー服のスカーフが歪んでいるのは、呼び出されて慌てて着替えたからだ。
「2人はその団体の取材に行っていただけなんだから拘束は一時的なものだよ。ちゃんと身元が確認されれば無罪放免、問題ない。副校長や顧問のタニシタ先生も向かってくださっているし・・・」ヤマゾエは机の上に置いていた携帯端末にチラリと目をやった。
 待ち望む連絡はまだ来ない。
 校長室には拘束された生徒の保護者と留守番役の部員達が集められ、校長と共に連絡を待っている。だが、部員でないセンチはその中に入るわけにもいかず、ここでただ成り行きを見守るしかない。
 ヤマゾエはセンチの担任だが、報道部の副顧問でもある。副顧問というのは実質上名目だけの役職だが、ヤマゾエはその立場を利用して部室に居座って連絡を待っている。普段はほとんど部活にはかかわらないくせに、こういう時だけは野次馬根性が働くようだ。だが、センチをここに入れてくれたのは彼女の権限だったし、連絡は当然副顧問にも伝えられるから、一刻も早く情報を得たいセンチにとって、それはありがたい配慮だった。

 2週間前の事だ。
 センチはカオルと一緒に帰ろうと図書準備室に向かっていた。センチは帰宅部だったが、時折カオルの部活が終わるまで時間をつぶし、一緒に帰る事がある。今日はその時折の日だ。センチはデートの一環であると認識していたが、カオルがどう思って付き合ってくれているのかは、いまいち分からなかった。
 報道研の部室でもある図書準備室に近づくと、準備室の扉は30センチほど開いている。扉の隙間からはカオルの顔が見える。センチは声を掛けようと近づいたが、カオルはえらく楽しそうに誰かと喋っている。『誰かな?』センチはそっと扉の奥を覗き込み、カオルが喋っている相手の横顔を確認したが、『アッ・・・と』と慌てて頭を引っ込めた。
『セイコ』センチは一瞬動揺したが『そりゃそうだよね』と自分を納得させた。セイコはカオルと同じクラスで、しかも報道研の部長だ。カオルと喋っていても何もおかしくはない。
 セイコとは小学校と中学校で1回づつ同じクラスになったことがあって、下の名前で呼び合える仲だったが、なんとなく高校ではつるむことも無くなっていた。
 何を動揺しているんだろう・・・センチは気を取り直すと、もう一度扉の内側へ頭を突っ込んだ。
「カオル」センチは一度で済むように声を張った。
「お、来たか」カオルは話を中断してセンチの方を見た。
 セイコは何も言わなかったが、センチの方へ軽く頭を下げた。
「じゃぁ、帰るけど。当日はよろしくな」カオルはセイコに声をかけた。
「うん、じゃぁ」セイコは笑顔で返し、そのままの笑顔をセンチにも向けた。
 センチも笑顔を返したが、セイコの顔を隠すようにカオルが割り込んできた。
「行こうぜ」カオルに促され並んで準備室を出る。
 カオルは廊下を歩きながら並んでくるセンチに合わせて歩調を弛めた。
 小さいころのカオルはよくセンチを置いてきぼりにしてからかったものだが、最近は気を使ってくれるようになった。
「ねぇ、何をよろしくなの?」センチは歩幅を少し大きくしながら尋ねた。
「今度、報道研でアキレスと亀の取材をすることになったんだ」カオルはセンチの方へ顔を向けて言ったが、センチには何のことだかわからなかった。
「取材?ふ~ん、そうなんだ」笑顔で答えては見たものの、顔には曖昧さが出ていたようだ。
 カオルはセンチの顔を暫く見つめてから「プッ・・・」と吹き出した。
「ミサト」ミサトというのはセンチの本名だ。カオルはいつもセンチのことを本名で呼ぶ。「アキレスと亀が何なのか知ってるのか?」
「ううん・・・知らない。ウサギとカメなら知ってるけど」センチの顔は少し赤くなった。
「まぁいいや、問題ないよ。その取材のインタビューをノウミさんと担当することになったんだ」ノウミとはセイコの名字だ。
「ふ~ん、セイコと」
「ああ、だからその打ち合わせをしていたんだ」
「じゃぁ、邪魔だった?」センチは思い切って聞いてみる。
「いや、大丈夫、もう打ち合わせは終わっていたから」カオルはそのまま話を終わりにしてしまった。

 アキレスと亀?何のことだろう。その場ではそう感じたが、その疑問すら忘れてしまって数日後のことだ。センチはその名前を再び耳にすることになった。夕食を食べ終わり、そのままリビングで携帯端末をいじっていたセンチは、そのフレーズがテレビから聞こえてきたことに気づいて画面に目を向けた。
 画面では首相が宣伝カーの上に立って熱弁を揮っていて、テロップは首都の議会選挙の応援演説の様子である事を伝えている。
 だがその演説は異様な雰囲気に包まれていた。首相に罵声が浴びせられているのだ。聴衆のほんの一部から発せられた抗議の声は少しずつ広がり、やがてかなりの数の聴衆の声に変わった。首相は声高に持論を述べ、応援演説を終えたが、最後の方はやや端折ったような印象だった。聴衆から発せられた抗議の声が、聴衆の後ろの方にかたまっていた団体“アキレスと亀”から発せられたヤジが元になっていたことを番組キャスターは伝えていた。ほんの一部の聴衆のヤジが、聴衆のかなりの範囲に広がったことについてもコメントを続けている。
『アキレスと亀ってこれのことだったんだ』センチはさっそく、その“アキレスと亀”について調べてみることにしたが、NETでの検索は簡単だった。
 その団体は政府の打ち出したとある政策に反対するスレッドの中で、NET上での呼びかけで結成された団体だった。NET世界だから明確な構成員が存在するわけではなく、呼び掛けに応じてさまざまな人々が集まっては解散する緩やかな繋がりの団体だった。そのうち参加人数が多くなり過ぎて動きが取れなくなり、自然と呼びかけ人の中からリーダーが選ばれた。そして、そのリーダーが属していたグループがその団体の核となった。
 グループといっても、それは講義の合間の時間、学食に集まって世の中の出来事について語り合う、或いはぼやきあう、いわば大学生たちのダベり会のような小さな気楽なサークルだった。そのサークルが何となく成り行きで団体の構成員間の連絡を取りまとめる役割を担うことになったのだ。
 何度かデモを実行するうちに参加人数は膨れ上がり、いつの間にか“アキレスと亀”という名前が付き、その核であるそのグループもマスコミにも取り上げられるようになった。そして、カオルの所属する報道研もそのグループを取材することになった・・・という流れだった。
 センチは大学生たちのダベり会がこんな大きなうねりになったことを面白いとは思ったが、取り立てて興味を引かれることはなかった。
 カオルの取材が終わったら一応の話を聞いて、その時にこれくらいの知識があれば話に乗れるだろう・・・それくらいに軽く考えていた。こんなに緊迫した状況になるなんて、予想だにしていなかったからだ。

「今日は取材だから・・・」カオルから電話がかかってきたのは午後2時だった。いつもなら夕方から2人でウロウロする日だから、今日はそれができないよという確認の電話だ。
「わかってるよ。ちゃんと覚えてる。しっかりやってらっしゃい」会えないのは残念だが、センチは努めて明るく返事をした。
「偉そうだなぁ」カオルは若干照れ臭そうに答え「終わったら電話するよ」と電話を切った。いつもの午後の始まりだった。
 だが、ヤマゾエの電話がその平穏な午後を打ち壊した。
「あ、センチ?」ヤマゾエはセンチの事をあだ名で呼ぶ。「わたし、ヤマゾエです」
「先生?なにか?」センチは担任から電話を受けるのは初めてだったので、不穏なものを感じながら答えた。
「今日、カオル君が取材に出かけている事は聞いてる?」ヤマゾエはカオルの事を君付けでそう呼ぶ。
「はい、きいてますけど?“ウサギとカメ”だったかな?」センチはなぜか冗談を言った。
「それを言うなら“アキレスと亀”でしょ。実はさっきその亀に公安の査察が入ったの」ヤマゾエの声は途中から実務的になった。
「公安って?」
「治安を維持すための警察組織ね」
「治安?警察?でも・・・」センチは目を泳がせる。
「そう。“アキレスと亀”ってただの市民運動組織なんだけど、どうも破壊活動の疑いがかかったみたいなの」
「破壊活動!?」思いがけない単語にセンチの声は大きくなる。
「ええ、そんなはずはないんだけど。この前のヤジがまずかったのかなぁ」
「首相の応援演説の時のですか?」
「なんだ、知ってるんじゃない」ヤマゾエの口調が軽くなった。
「カオルが取材するって言ってたから・・・」
「偉いね。調べたんだ」
「それで、どうしたんですか?」センチは先を促す。
「落ち着いて聞いてね」ヤマゾエは少しの間をおいてから続けた。「公安の査察が入った時に、カオル君とノウミさんも拘束されてしまったの」
「拘束・・・警察に?」センチは手錠をかけられてパトカーに乗せられるカオルを想像した。
「大丈夫、たぶん有無を言わさない任意同行だと思うけど、2人が拘束される理由はないから、事情を聴取されたらすぐに解放されると思う」
「でも・・・」
「様子を知りたいわよね?」
「はい、もちろん」
「じゃぁ、すぐに図書準備室に来てくれる?」
「わかりました。すぐ行きます」
「あ、一応登校するんだから制服でね」
「はい」センチは取るものも取りあえず制服に着替えると、大急ぎで学校に向かった。

 ヤマゾエはまた机の上に置いていた携帯端末にチラリと目をやった。
 センチはその気配に一旦顔を上げたが、また抱えた膝に顔を埋めた。組んだ指に力が入り、抱えたスカートに皺が入る。
「もうそろそろ連絡が入るころだと思うんだけど」ヤマゾエはそんなセンチの様子を気にかける様子で言った。外はもう暗くなり始めている。
「どうしてそんなことがわかるんですか?」センチが顔を上げた。
「公安にとって“アキレスと亀”なんかどうでもいいのよ。首相へのヤジで世間の耳目を集めたから挙げられただけだと思うの。だからまずカオル君達2人はほぼ無条件ですぐに解放される。“アキレスと亀”のメンバーたちも一定の時間、お灸を据えたら解放されるよ」
「どうでもいいならなぜ?」センチはヤマゾエの方へ顔を向ける。
「公安はね。というより、公安の上に立つ権力者たちはね。普通の人が自分の意見を言うのを恐れるように仕向けているのよ」ヤマゾエは遠くを見る目をした。
「恐れる?」センチが確認する。
「そう。普通の人が、たとえばあなたがちょっとした集まりに参加していたとするわね」ヤマゾエが問いかける。
 センチは小さく頷いた。
「そして、その活動中にある日突然警察に拘束されて事情聴取と呼ばれる尋問を受けたとするわね」
 センチはまた小さく頷く。
「1人だけで部屋に閉じ込められて捜査員の質問を受けるの。どんな気持ちになる?」ヤマゾエが問いかけを続ける。
「怖い・・・と思う」センチは素直な感想を言った。
「そう、彼らはそういう恐怖を作り出しているの。センチだったらそんな出来事の後、また同じ活動を続けられる?」ヤマゾエは口角を少し上げた。
「やめてしまうかも・・・」
「そういうふうに反応するのが普通だよね。恐怖は自己規制をもたらし、自己規制は正常な社会の免疫反応を麻痺させる。そして、知らないうちに病は進行し、世界に邪悪なものが蔓延り、結局みんなが苦しむことになる」ヤマゾエの声は小さいがはっきりと聞き取れた。「センチは今から70年以上前、世の中を邪悪なものが支配したことがあるのを知ってる?」
「大戦のこと?」センチも小さな声で答える。
「そう、その時もすこしづつ気づかれないように恐怖がばらまかれたの」
「気づかれないように?」
「やがて恐怖は蔓延し、邪悪なものはどんどん大きくなって、たくさんの人が命を落とす大変な事態になってから、人々はなんとかその邪悪なものを押さえ込んだの。たくさんの犠牲を払って・・・」ヤマゾエはセンチの反応を確かめるように見つめている。
「じゃぁ、また・・・」センチも見つめ返す。
「そう。世の中には姿を変え形を変えて邪悪なものが次々と出現してくる。いまカオル君やノウミさんの身に起こったことはたいしたことには見えないかもしれない。たぶんみんなすぐに解放されるからね。でもこれは後になって考えてみれば、邪悪なものの出現の始まりかもしれない」ヤマゾエは真剣な視線でセンチの顔を覗き込んだ。そして急に顔を緩めて笑顔になって「な~んてね。ま、高校2年にもなったんだから、世の中や政治の事にも関心を持ちなさいってことね」と明るく言った。
 机の上に置いてあった携帯端末が呼び出し音を鳴らし始めた。
 余裕のある態度を保っていたヤマゾエだったが、一瞬で緊張した顔になって端末を取り上げた。
「はい、ヤマゾエです」
 センチは顔を上げ、祈るような気持ちでヤマゾエを見つめる。
「ご苦労様です」どうやら相手は顧問のタニシタのようだ。
 暫く短い返事だけで会話と続けてから「そうですか!良かった」ヤマゾエはチラリとセンチの方に目をやり、頷きながら小さく微笑んだ。
 センチの肩から力が抜けてゆく。
 ヤマゾエは決まり切った挨拶を入れて電話を切った。
「2人とも解放されたそうよ。大丈夫、ぴんぴんしているって」
「よかった・・・」センチの頬を熱いものが伝わろうとしたが、その瞬間センチの携帯がポケットの中で鳴り始めた。
 取り出してみると「カオル」と表示されている。
 センチは大慌てで携帯を耳に当てる。「カオル?カオルなの?」
「今終わったよ」カオルのいたって呑気な声が聞こえた。
「どうしたの?大丈夫?なんともない?」センチの言葉は混乱する。
「なんともないよ。終わったら電話するって言ったじゃないか」カオルは今インタビューを終えたような口ぶりだ。
「バカ!!!」センチはありったけの声を電話に叩き込んだ。頭の中で何かが弾け、そして何かが固まったような気がした。


2017.08.23
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

Comments

こちらは秋っぽいです 
こんばんは。

別に残虐なことが書かれているわけではないのに、真綿で首を絞めるように不安な感じが締め付けてきますね。

カオル一人が拘束される話でも、話の本質には変わりないのかもしれませんが、前半のカオルとセイコのシーンで、責めて良いようなことをしていたわけでもなさそうなのに、どことなく「これって大丈夫なのかな」という思いがこみ上げてきて、そのまま「二人が」拘束されたことによって、センチのモヤモヤがもっと浮き彫りになったように思います。

このモヤモヤ感、「小説でしか感じない架空の出来事」だったら良いんですけれど……。
夕さん 
センチ達は普通に、わりと幸せに暮らしています。
ただ、ある朝目覚めると少しだけ昨日までとは違っていただけなんです。
カオルとセイコはただの高校生の部活動でしたし(報道研究会ですね)、2人が取材に向かったグループだって、ただの市民運動組織だったはずなんですけれど。
センチの居る世界ではなんだか何かがじわじわと進行しているようです。
モヤモヤ感、感じていただけたのならとりあえずはちゃんと書けたのかな?
サキはどうにも思い通りに書けていないような気がして、臨場感の不足を感じていましたので、そう言っていいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
 
更新、お疲れ様でした。

センチの(あるいはサキさんの)不安が、ひとつの形をとったような事件でしたね。
いろいろな取締りや法律がありますけど、その運用には慎重を期してほしい、けして誰かの意図に基づいたものであってはならない。読んでいて、そんな気がしました。

センチとカオルのもどかしい関係や、セイコの存在など、恋愛的な要素もあるし、社会的な内容も入っていて、面白かったです。
TOM-Fさん 
なんだかここ数年、特に奇妙な不安感を感じていますね。
I.Sやら北朝鮮やら・・・この世界のバランスの悪さが一気に吹き出しているようです。それをなんとかしようとして、よけいに自体を複雑にしているような・・・。
この問題の解決には長い時間が必要だとは思いますが、ほんとうに解決できるのでしょうか?
サキに何かができるとは思わないのですが、不安に感じています。
まぁ、こんなSSを書くので精一杯というところですね。
面白いとのコメント、ありがたかったです。

コメントありがとうございました。
こんにちは~ 
昔、予備校に通っていたとき、日本史の先生が戦時中の話をしておられて、その当時の10ワットの暗い電球の下での生活のことやら、だんだん貧困が厳しくなってきて、先の大きな戦争(日清・日露)で景気が良くなったことから、戦争で景気が良くなるようなイメージがあってそれが日本という国の「雰囲気」だったと話されていました。たとえば戦国時代、上杉と武田は小競り合いを繰り返しながら、決定的にどちらかが滅亡するような戦いはしていませんでしたが、これも戦によって「景気」をあげるためだったという話しもあります。戦争すると、雑兵たちは戦った相手からかっぱらいなんかをやって(ついでに女こどももさらう)貧しい生活に少しでも糧を得ようとしていたのだとか。それが「悪い」という考えはなかったんですよね。織田信長のように天下を取るためにあらゆる国を打ち倒していこうとした、なんて考えは当時としては新しいものだったともいいます。
今の考えでは戦争=悪なんだけれど、歴史を紐解くと、そんな考えばかりではなかった事が分かって、しかもそれが決してものすごく大昔の話ばかりではないと知ると、少し空恐ろしいような気がします。そうした雰囲気は、決して彼方からやってくるのではなくて、このサキさんのお話のように、人の心の中にいつもあって、何かのきっかけで表に出てきてしまうものかもしれませんね。その、人の心の中にあるものって、いつの間にか世の中の雰囲気→大きな渦になっていくのかもしれない。今のこのネット社会、簡単に雰囲気が作られることをしみじみと感じます。
乗せられないようにしなくちゃと思うけれど、知らないうちにそういう雰囲気に巻き込まれて、気がついたら渦の真ん中にいるかもしれません……ほんと、不安ですよね。

いつもサキさんの、社会を見つめた作品に感心しております。
彩洋さん 
これを書いてから、世の中はなお一層不安に満ちてきているように感じています。
だんだん、横暴な行動を腹立たしく感じ、こうなったらもう・・・などと考え始めている自分に驚愕しています。
サキはいったいどうしたいんだろう?
いったいどうしたいんだろう?
いったいどうなるんだろう?
戦争なんて良くないことに決まっているのに、やむを得ないんじゃないの?なんていう雰囲気が、少しずつ盛り上がってきている雰囲気に、恐怖を覚えています。
Jアラートのあの不気味なサイレンの音に、映画の中だけだと思っていた空襲警報のサイレンを重ねています。
幼稚園児達が防空頭巾をかぶって避難訓練をしている様子に、物凄い違和感を感じています。
こんな雰囲気に乗せられないように・・・サキもそうは思っていますが、じゃぁいったいどうしたら良いの?という問いに答えは見出せないでいます。
たまらなくなってこんな作品を書いてしまいましたが、見つめている他には何もできないサキは、人類の英知に期待するばかりです。

コメントありがとうございました。

 
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プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
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アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
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左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
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