Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

センチの朝

今夜は「太陽風シンドロームシリーズ」のSSをUPします。
このシリーズはサキが気まぐれで書く、仮想世界を舞台としたオムニバス形式のいいかげんな作品群です。
一編ずつ独立していて関係性はありません。
単独で読んでいただけますのでよろしければどうぞ・・・。

センチの朝

「センチ、そろそろ起きなさい。7時になったよ」母の声だ。センチは薄く目を開けた。
 母は小さいころから彼女の事をずっとあだ名で呼ぶ。『ちゃんと名前があるんだから、名前を呼んでよ』センチは寝ぼけた声を出した。
 まだまだ眠いし、部屋の中は冷え切っている。センチはもう一度布団の中へもぐり込んだ。
「学校の集会、9時からでしょう」追いかけるように母の声が聞こえてくる。
「集会?」センチは布団の中で呟く。
「遅れたらペナルティーは半端ないんじゃなかったの?参加者は厳重にチェックされるんでしょ?リストに登録されて、居残り講習で2時間は拘束されてしまうんでしょ?午後から遊びに行くんじゃなかったの?」
「あ!そうだった」今日は大事な用事・・・デートとも言う・・・があるのに、それを諦めるなんてとんでもない。センチは勢いよく起き上がった。
『でも集会って、何だっけ?』センチは首を傾げながら、ダボッとしたパジャマを脱ぎ、枕元にたたんで置いていた下着を身につけると、大急ぎでベッドを出て服を着込んだ。
 部屋を出て廊下を走り・・・と言っても3メートル程だが・・・トイレに飛び込んだ。用を済ませると、今度は洗面所の鏡を覗き込む。
 鏡の中には半分ぼやけたような自分の顔がある。一番気に入っている大きなブラウンの虹彩は目ヤニで濁っているし、本来は肩の上で綺麗にカットされている髪は、寝癖で半分以上天井を向いてしまっている。センチは小ぶりな薄い唇を、小さな鼻にくっつけるように斜め上に曲げた。
「早くなさい!」母にもう一度急かされるとセンチは睨めっこを中断し、忙しげに両手を動かし始めた。
 なんとか暴れ回る髪を押さえ込み、冷たい水で顔をシャキッとさせてキッチンに入ると、テーブルでは父と兄がすでに食事を始めている。
 いつもの朝の風景だ。センチの心は落ち着きを取り戻した。
「とーさんは今日は遅くなるのよね」母が父に確認する。
「ああ、残業で3時間の勤労奉仕だからな」
「重工業は大変よね」
「どこだって同じさ。それに先月うちは政府目標に達しなかったからな。文句は言えないよ。晩ご飯は先に食べといてくれ」
『勤労奉仕?』また首を傾げながら「おはよ~」センチは眠そうに声を出した。
「「おはよう」」父と兄は合唱で答え、センチに笑顔を向けた。
「早くなさい」母は相変わらずだ。
 センチはご飯をよそい、味噌汁を入れるとテーブルに座って食事を始めた。「いただきま~す」
「はい、おあがりなさい」母がおかずを並べてくれる。
『いつもの朝だよね!』センチは自分に言い聞かせた。
「お兄ちゃん、インターンシップ来月だったっけ」母が隣に座る兄に声をかけた。
「6日からだよ」
「3週間の予定だから26日まで?大変だね」母がカレンダーを見ながら言う。
『3週間?』地平線から湧き上がる黒雲のように、センチの心の中でまた不安が首をもたげる。
「うん、参加しなかったら就職にも影響するから、ほとんど全員参加みたいになってるからな。でも面倒なだけで、そんなに大変でもないらしいよ。週休2日だし、先輩に聞いたら、移動学校みたいな雰囲気で結構楽しいと言ってた。ハラスメントにならないようにプログラムされているから、教官やリーダーも丁寧に指導してくれるらしいしね」
「インターンシップって、なんの?」センチが顔を上げて兄の方を見る。
「体験入隊さ、前から言ってるじゃないか」
「そうだった?でも入隊って自衛隊みたい」
「自衛隊?なに寝ぼけてんだよ。軍隊になったじゃないか」兄はセンチの顔を覗き込む。
「え・・・あ、ごめん。それで体験入隊するんだ」当然のような兄の言葉に、センチは思わず頷いてしまう。
「お前、大丈夫か?」
「だよね。ハハハ・・・」心配げな顔の兄に、センチはとりあえず相槌を打った。
「そのまま予備役になる国に比べたら楽なものさ。実弾も撃たせてくれるっていうしな・・・」
「実弾?お兄ちゃんが?」センチは目を大きく見開いて兄を見る。
「大丈夫だよ。お前だって3年後には希望すれば参加できるんだぞ」兄は茶化すように言う。
「わたしが?いつのまに・・・?」センチは口の中で呟いた。
「昔はこんな制度はなかったのになぁ」兄は溜息をつく。
「就活に有利になるんだから頑張りなさい!」母が兄の背中をポンと叩いた。
「でもさ・・・」センチにはまったく理解できていない。
「喋ってないでさっさと食べちゃいなさい。間に合わないよ」母が時計を確認しながら言う。
「う・・・うん」センチは箸を動かし始めた。
 兄妹が黙って朝食を食べ始めると、静かになったキッチンにニュースの音声が流れ始める。テレビでは綾部首相がいつものように両手を大きく動かしながら熱弁をぶるっていたが、解説に切り替わった。
『・・・首相は要求を拒絶する声明を発表し、同時にこれが受け入れられない場合は条約からの脱退も躊躇しないと表明しました。この発言は条約参加国の間でも驚きを持って受け止められ、我が国が条約参加国に対してどの程度の影響力を持っているのかが試される局面になっています。首相は増強した軍事力を背景に強気の発言を繰り返しており、各国の対応が注目されています。今後我が国は余談を許さない・・・』
「それじゃ、出かけるぞ」食事を終え身支度を整えた父が言った。
「俺も行かなきゃ」兄も父に続く。
「はいはい」母が2人を玄関まで送っていく。
『・・・こういった行動は我が国の主権を全く無視したものであり、国際裁判所も機能をはたしていないと主張しています。今後、我が国は毅然とした対応を・・・』
「なにがどうなってるの?」センチは箸を置いて携帯端末を取り出した。画面をタッチして覗き込むと、友達のメッセージが幾つか受信されている。センチは友達の名前を確認した。いつもつるんでいる仲間たちだ。いつもの場所、いつもの時間で待ち合わせだ。
「センチ、時間!」玄関から戻ってきた母がリミットを宣言した。
「あ、は~い」センチは急いで端末を置くと、残りの朝食を掻き込んだ。
 そして「やっぱりいつもの通りだ」無理やり自分を納得させると、大急ぎで身支度を整えて玄関を飛び出した。
 
 春はもうそこまで来ている。まだまだ肌寒いが、降り注ぐ日差しや流れる空気の中には、微かな生命の息吹を感じ取ることができる。道筋の生垣や街路樹の新芽はもう芽吹く準備を終えていて、はち切れんばかりに膨らんでいる。この通りは桜並木だから、あと少し待てば満開の桜の中を通学できるだろう。
 センチはポケットから両手を出すと大きく伸びをした。そして両手を大きく振りながら大股で歩き始めた。
 センチはぐんぐんと街路樹の並ぶ美しい通りを真っ直ぐに進んでいく。
 駅前の広場に出てロータリーを回り込む。
 とんがり屋根のいつもの駅舎が見え始めた。
 センチはチラリと腕時計を見た。
「あなたは国家のために何ができますか?」駅前にはのぼりや横断幕がはためき、何かのキャンペーンをする人々の威圧的な声が聞こえていた。


2017.02.09
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

Comments

ふう~ 
あぁ、これぞサキさん、と思ったのでした。実際の何かを思い起こさせるんだけれど、SFになってて、そしてその先はどうなるんだろってところで読者に投げかけている。私はあんまり詳しくないけれど、SFの短編やショートショートの上質なやつって、こんなふうだよなぁと思いました。
あ、そう言えば私がキノコが苦手になった原因の某小説も、SFの短編だった……

ある日、目が覚めたらってのはよくある設定ですけれど、じわじわ不気味な感じの描写は良くできていますね。センチ自身も、変だなと思いつつも、あれ、そうだったっけ?みたいな、曖昧な中に放り込まれていて「いつもの朝」なんだけど、違うような、でもやっぱりいつもの朝か!って納得して、いつの間にか変わってしまった世界にならされていっちゃうんでしょうか。
歴史って一気に大きく変わる時は気がつくけれど、じわじわ変わっていたら気がつかないですよね。たとえば宣戦布告でA国がB国に攻撃を仕掛けたってのは分かりやすいけれど、その背景で人々がじわじわと戦争になっても仕方ない・戦争しなければ社会は良くならない、みたいなムードになっていっていたという変化は、このお話にあるように、日常の中で「いつのまにかゆっくりじわじわと」なんですよね。
あの、脳トレにある、ゆっくり色が変わっていったら気がつかないってのに似てるかも。最初と最後の絵を並べて比べたら一目瞭然なのになぁ。

あれこれ思いながら読ませて頂きました。いつもすごいなぁ~と感心しております。
センチってセンチメンタルのセンチ? 戦地? さすがにcmじゃないか。本当の名前は何だろ。
ふえ~ 
執筆、お疲れ様でした。

なんというか、不思議な世界観の不思議なお話でしたね。
独特の浮遊感が、センチの置かれた(放り出された?)状況とマッチしていて、読んでいて妙な気持になりました。上手いなぁ。

社会主義体制下の日本? それとも、近未来の日本? いずれにせよif設定の中に、いくつかの社会問題がチラ見えしていて、面白かったです。
個人的には「綾部首相」がウケました。条約加盟国にはきっと、プーチャン大統領やトラポリン大統領なんかもいるんですね(笑)

今回はちょっと毛色の変わった作品で、楽しませていただきました。
サキさん新境地、ですか?
彩洋さん 
読んでいただいて、そしてコメントをいただいてありがとうございます。

実はこのお話をUPするに当たって、コメント欄を閉じておくかどうか迷ったんですよ。
サキの漠然とした不安感だけを元に、何の裏付けもなく、理論付けもなく、衝動で書き出されたような短編です。あちこちに突っ込みどころがありますし、なにもかもがきちんと纏まっていません。“平和ボケ”という批判だってもらっちゃいそうです。
ですから最後まで読まれる方がいらっしゃるかどうか不安でしたし、もしコメントを書こうとされても困るだろうなぁ・・・と思ったからです。
でも彩洋さんからいただいたコメントからは、サキの気持ちを読み取っていただけていることが感じられて、とても嬉しかったです。コメント欄を開けて置いてよかった。そう思っています。

「いつのまにかゆっくりじわじわと」・・・は、恐いです。
「戦争になっても仕方ない・戦争しなければ社会は良くならない、みたいなムード」?まさかこれ、いつか来た道なんじゃないでしょうねぇ。
今の状況って、昔に通った道とは違いますよね?
人類ってそんなにバカじゃないよね?
大丈夫だよね?
そんな気分が湧き上がってきて、こんな作品になって出力されたのだと思います。
なんだかモヤモヤしています。

あ、すみません。センチは“㎝”なんです。彼女の本名は「美里」(ミサト)です。そう、“ミリ”なんですね。それではあまりに小さいので㎝(センチ)というわけです。
え?意味不明?ま、あだ名なんてそんなものですよ。
TOM-Fさん 
読んでいただいて、そしてコメントをいただいてありがとうございます。

浮遊感が感じられるとしたら、それはきっとこの物語を発想したときのサキの不安定な気持ちが文面に出てしまったからなのでしょう。
物語の世界は現実の日本、そして時間軸は近未来の設定です。もちろんサキとしては進んで欲しくない方の時間軸です。
しょうがないじゃないかとか、当然のことじゃないかとか、考える方も結構いらっしゃる(そしてそういう方の発言力は結構強いです)と思うのですが、サキはそうは考えていません。
そういうのが伝わった方が良かったのかもしれませんが、ここでは淡々と時間が進んで行き、後は読者の方にお任せしています。
毛色の変わった作品として楽しんでいただけたのなら、そしてなにかを感じていただけたのなら、これを書いてよかったかな・・・と思っています。
でもこれ、とても新境地と呼べるような代物ではありません。

あ、綾部首相、ウケましたか?プーチャン大統領やトラポリン大統領、ショウ国家主席とかも登場させればよかったかな?
 
​こんばんわ。
なんだか少し違うパラレルワールドに入ってしまったようにも感じたのですが、すごくリアルにありそうだなぁと思いました。
このまま違和感が日常に溶け込んでしまって気づかなくなってしまい、そしてセンチが大人になった頃には取り返しのつかない方向に国家が向かってしまっている、なんてことになりそうで少し不安。
インターンシップとして軍事訓練を受けさせるアイデアは良いですね。
就職に絡めることで国民が自発的に訓練に参加するように仕向けるというのは秀逸。
そしてより一層国民の意識の中に戦争という言葉が潜り混むわけですな。

んー、改めて現実世界ではどんなことがあっても日本が戦争にならない方向に進んでいってほしいと感じました。

しかし国防について全国民がしっかりと意識しておくべきですよね。
でないといざという時の決断(投票)で、誤った方向に誘導されかねませんから。

ふと思ったのですが、やっぱり軍拡が進むと現在の国産大型ロケットはあの、あのですよ三菱重工だからH-Ⅱロケットを弾道ミサイルに絶対転用しちゃったりするんだろうなあ、なんて想像しちゃってなんだか悲しくなります。
さらにアシモや二輪のバランス制御技術でロボット技術に秀でた本田技研に次世代兵器開発に白刃の矢が当たって大量の税金投入によってハイパーテクノロジーの発展により汎用人間型作業機械やアンドロイドが誕生したりするのかな、ああ見てみたい、って想像する私はHONDA LOVE のSFバカ…。
泉 坂さん 
読んでいただいてありがとうございます。
この物語、サキが勝手に作り出したパラレルワールドなんですが、リアルに感じていただけて嬉しいです。
ここ数年サキが感じている不安感を作品に取り入れることは時々あったのですが、この作品ではストレートに書き出しています。センチはサキの不安な心の代弁者でもあります。
何でも無い日常が流れていくような雰囲気の中、少しずつ少しずつ慣らされて何かが進んでいくような気がして、本当にこれでいいの?なんて考えてしまったんです。
反面、理不尽な要求を突きつけられることには腹を立てていたりして、自分の中にも矛盾を抱えています。
どのように動いていくのが正しいのか、現実が進んでいる方向がどうなのか、何十年か経たないとわからないのでしょう。もちろん、日本にはこの物語の様な方向へは進んでほしくないんですけれど・・・。

そうですね。H-Ⅱシリーズの技術やロボット、自動運転などのハイテクは兵器に転用できるとは思いますし、不謹慎ながら、すこしワクワク想像したりする事もあります。自己嫌悪になってしまいますね。
兵器を作ることで得られる利益は半端ないでしょう。でも、出来ればそんなことにはならないように願っています。グローバル化というかけ声にのって、このまま全てを世界の標準に合わせいっても大丈夫?そんな風に感じています。

コメントありがとうございました。
 
こんばんは。

拝読したのはずっと前なんですけれど、ようやくコメントできる余裕ができてきました。

これはすごいなあって、思いましたよ。
世界大戦が始まる前も、ある日いきなり国民たちが全体主義の思想に染まったわけじゃないんですよね。それにわりとそういう教え方をされますけれど
「ある特定の邪悪な個人が登場したせい」で、歴史がおかしな方向に行ったわけでもないんですよね。

この小説では、ものすごく現在の日本人的な特質が上手に使われていて感心しました。「義務じゃないけれど就職に影響するから」なんて、いかにもありそうです。そして「まあ、いつもの朝と同じだよね」というのも。

第二次世界大戦前と違って、一般人が情報そのものにアクセスするのはより簡単になったはずなのですが、今度は判断の基準となる情報を選り分けることが困難になっている現代。この作品はあくまで創作でありSFですが、これが一種の予言になってしまわないことを心から祈ります。もちろん、私も他人事ではなく。
夕さん 
scriviamo!でお忙しい中、読んでいただいてありがとうございます。
あと少し、無理をなさらず頑張ってくださいね。

そうですね。あの例の髭の人、どうやってあの地位にのし上がったか・・・というお話を見ていますと、何でもない、小さな出来事の繰り返しなんです。色々な小さなベクトルが幸運や偶然にも助けられながら少しずつ少しずつ纏まり、伏流になっていくんです。歴史は何度も立ち止まり、反対の選択肢に進んで流れを変えようとしたりして、なんとか平和を保とうとはしているんですよ。でもそのうちに共振のようなものが始まって、あっちの方向へ進んで行ってしまうんですよ。もう誰にも止められない。怖かったです。
今の時代がそうだなんてとても言えないんですけれど、あと何十年かたったらどうだろう?ってちょっと考えてしまって、このお話が出来ています。
センチはいきなりこの世界に放り込まれましたから激しく違和感を感じていますが、他のキャラは当然じゃん!という乗りですよね。これちょっと怖い。

こんなつまらないお話が予言になんかなりませんよ。きっと・・・。
あれだけ学習したんだから、また繰り返したりなんかしませんよね?
 
「青い月」が短編で読むには分かりにくいかもとあったので、こちらを読ませてもらいましたー!
はじめ明るく青春ものかな?と思ったら段々と軍事とか戦争とか…黒く重い話が…しかし、主人公は「?」状態で知らぬ間にそこにあるような恐ろしさがありました…。なんだか戦争とか、終戦とか、実感ないままある日突然始まる気がします…。私の感想的外れじゃないですかね(^^;
色々考えさせられるお話でした。
たおるさん 
わざわざ読んでいただいてすみません。
「青い月」は自己満足で書いた作品ですから、何のこっちゃ?状態です。
こっちの作品なら読みやすいかというと、どうもねぇ・・・サキの作品は読みにくいものが多いです。

この作品は、サキが今の時代に感じている訳のわからない不安を文章にしたものです。
明るい青春ものの雰囲気から徐々に変化して、ひたひたと迫る不気味さを感じていただけたのなら嬉しいです。
戦争なんてゴメンですよね。

コメント嬉しかったです!
ありがとうございました。

 
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こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
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アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
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左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
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