Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

物書きエスの気まぐれプロット(26)クリステラと暗黒の石

scriviamo!

クリステラと暗黒の石

「これはまた・・・」分厚いドアを開けて中に入ったオルガノートは思わず声を上げた。
 部屋の壁は全て本棚で覆われていて、天井の明り取りの小さな丸窓から入ってくる光だけでは薄暗い。だがその弱々しい光の中に、無限と思えるほどの数の本が巨大な物から小さく薄い物まで、大きさ別にあるいは分野別にきちんと整理されて納まっている様はまさに壮観だ。天井までは5テルリ(約7メートル)程もあるから、押しつぶされるような圧迫感を伴って迫ってくる。
 オルガノートは中央に置かれた年代物のテーブルと、座り心地の良さそうな布張りの椅子を避け、床に敷かれた分厚いなじゅうたんの上を進んだ。
 部屋の反対側には入ってきたドアより一回り小さなドアがあった。オルガノートはそこに取り付けられている真鍮のドアノブを回した。
「カチリ」精密機械のような音がして扉は滑らかに開いた。
 奥の部屋もやはり薄暗い。
 部屋はさっきの本の部屋より幾分大きかったが、同じように天井に小さな丸窓が設けられているだけで、壁に窓は無い。
「おお・・・」部屋の中央に目を向けたオルガノートは再び声を上げた。
 そこにはたくさんの巨大なガラス製の容器が並べられ、その間にはいくつもの真鍮やあかがねの金属容器、複雑な形をした瓶の類が収まり、それらを加熱するための炉が各所に配置されている。それぞれの容器や瓶からは何本もの太いガラス管が突き出し、天井までの空間を埋め尽くすように伸びあがり、ある部分はうねりながら、ある部分はのたうちながら、またある部分はとぐろを巻きながらそれぞれを複雑に繋いでいる。そしてそれらが天井からの細い光の束を反射して、薄暗い中に不気味に浮かび上がる。
『まるでバハムートの内臓のようだ』
 皇帝に仕える前、巨獣専門の獣医だったオルガノートは、バハムートの開腹手術を手がけたこともある。その際目にしたバハムートの内臓は、今目の前にある異形の装置と印象を一にしていた。
 暫くの間、オルガノートは呆然とそれを見つめていたが、やがて自分がここに何をしに来たのかに思い至った。
「クリステラ、居るのか?」オルガノートはこの部屋の主の名前を呼んだ。
「居るよ」すぐに可愛い声で返事があったが姿は見えない。
「どこだ」オルガノートは“バハムートの内臓”の裏側に回った。
 そこには巨大な机が据えられていて、その手前には優雅な肘掛けの大きな椅子が置かれている。
「そこか」オルガノートはその椅子の前に回り込んだ。
 艶のある白い衣装を纏った小柄な体がそこにあった。ほとんど白に近いプラチナの髪、透き通るような白い肌が、薄暗い部屋の中でぼんやりと浮かび上がる。
 クリステラはルナローバ属性を持つシトロン族だ。だからこういう環境下で燐光を発するのは当然なのだが、アルビノであるため余計にその傾向が強い。
「こんな所まで呼び出して、いったい何の用だ?」オルガノートは気圧されていることを気づかれないように努めて冷静な声を出した。
「ちょっと見てもらいたい物があってね」クリステラはルビー色に輝く瞳をオルガノートに向け、舌をチロッと出して上唇を舐めた。
『こいつがこういう仕草をするときはろくな事が無い』オルガノートは用心しながら「俺に?」と声を出した。
「ふふ、そんなに警戒しなくでも・・・」クリステラは微笑んで「これ」とガラスケースを取りだした。中には真っ黒な石が収められている。指2本でつまめるほどの小さな物だ。
「これは?」
「こうやって」クリステラはケースを開けて石を取り出すと、両手で包み込んだ。
「まさか・・・」
「そう、そのまさか」肩の位置で切り揃えられたクリステラの白い髪がフワリと広がった。そしてそれが合図だったかのようにクリステラの体が1テルリ程空中に浮かび上がった。
「おお!」オルガノートは1歩2歩と後ずさりした。
 クリステラはゆっくりと漂い、やがて静止する。
「体温まで加温すると共振が始まるの。安定した飛行には慣れが必要ね。もっと温度を上げれば強力なエネルギーも取り出せるわ」クリステラの赤い瞳がオルガノートを見下ろす。
「暗黒石!ネザーロックなのか?」
「そう」何でも無い様子でクリステラは返答する。
「だが暗黒石はもうこの世に存在しないはずだ」
「少し前まではね。でも今は違うわ。作っちゃったもの」クリステラは少女のようなあどけない笑みを見せる。
「作った?どうやって」
「これを使って合成したの」クリステラは空中でクルリと回転し、背後の“バハムートの内臓”を指した。
「しかし・・・」
「ドラゴンの中でも特に凶暴なヨルムンガンド種とニーズヘッグ種の結石をそれぞれ一度分解してから混合して再合成したんだ」
「そんなに簡単に・・・」『できるはずがない』オルガノートは言葉を飲み込んだ。現物がここにあるのだ。
「簡単じゃないよ。それなりに苦労した。このアタシが・・・だ」クリステラは“アタシ”の部分を強調した。そしてオルガノートに視線を合わせ不敵な笑みを浮かべる。
 オルガノートは冷静さを取り戻すためにクリステラから視線を逸らせた。
「どれくらい作れる?」オルガノートは質問を続ける。
「原料の結石さえあればいくつでも、もっと大きな物も合成できる。質量を増やせば、無限大のエネルギーを取り出すことも可能だ。あんたなら結石の調達も簡単だろ?」クリステラはオルガノートの顔を覗きこんだ。
「このことは俺の他に誰が知っている?」
「誰も・・・あんたとアタシだけだ。あんたなら上手にこれを使えるだろ?」クリステラは口元を緩め、また舌をチロッと出した。
「あ・・・あぁ」『これがあればこの世界を支配する事だって簡単だ』オルガノートの頭脳はめまぐるしく回転を始めた。


「う~ん、どうもしっくりこないなぁ」エスは椅子の背もたれに背中を預け、体を反らせた。
「またぼやいてるの?」コーヒーメーカーをセットしてスイッチを入れたコハクがキッチンから顔を覗かせる。
「なんでファンタジーを書く企画に参加しちゃったのかなぁ。いつも途中で挫折して、1作も完成させたことがないジャンルなのに」
「なんでって、マリアに誘われたんじゃなかったの?」

 マリアというのは、イタリアに住んでいるネット上の創作仲間だ。エスがインターネット上で小説を公開し始めてから数年になるが、ごく初期の頃から交流をもち、お互いの小説について忌憚なく意見を交わしている。

「そうだったのかもしれないし、そうでなかったのかもしれない」
「どういう事?それ」コハクはリビングに入るとエスの後ろに立った。
「どっちでもいいってこと!でも参加するって手を挙げちゃったからには、何かは完成させないとね。ああ、困った」
「マリアの進捗はどうなんだろうね?」
「マリアはまったく書いたことの無いジャンルだと言ってた。ファンタジーもまともに読んだこともないし、この系統の映画もほとんど観ていないらしいよ」
「じゃぁ、エスよりもっとチャレンジャーなんだね」
「たしかに。でも、どうしてるんだろう?ここんとこチャットにログインする時間もなかったから」
「それだけ躍起になって書いていたってこと?」
「まぁ、そんなところかな。そうだ、メールの方で何か言ってきてるかも・・・」エスはメールソフトを起動した。たくさんの迷惑メールが振り分けられ、そうでないメールが受信フォルダに入ってくる。「あ、来てる来てる」
「なんて?」
「ちょっと待って」エスはイタリア語で書かれたメールに目を通した。
「やっぱり展開に困ってるみたい。どうしても陳腐に思える。パンチのあるひねりが欲しいと言ってる」エスは翻訳しながら要点を伝えた。
「作品は添付されているの?」
「それがね。ウッカリ消去してしまったんだって」
「え?バックアップは?」
「なぜだかわからないけど、全部消えてしまったらしいよ」
「全部?どうやったらそんなことができるの?」
「さぁ・・・」エスは上を向いて両手を横に広げた。
「空ファイルで上書きしちゃったとか?」コハクは考え得る可能性を述べる。
「まさか!でも、大丈夫なんだなぁ」エスはフォルダーの中のファイルを開いた。アルファベットが並んだウィンドウが開く。
「これは?」
「マリアのファンタジーだよ。すこしづつ読ませてもらってたんだ」
「じゃぁ、これがバックアップになるじゃない」
「でもこれはこの間送ってもらったファイルだから、最新の物じゃぁないの。だからこの後に書き足した部分は、また書いてもらわなくちゃならないけどね」エスは少し得意げだ。
「でも全部消えたよりはずっとましだわ」
「そして、これがその日本語訳。コハク、読んでみる?」ファイルを開いたエスが立ち上がる。
「読む読む」コハクはエスの代わりにモニターの前に座った。
 コーヒーメーカーがプシュ~ッと音を立てた。ドリップが終わった合図だ。
 エスはコーヒーを入れるためにキッチンに向かった。

***

「う~ん、面白いけどなぁ」コハクはようやくコーヒーカップに口を付けた。
「でしょ。ちゃんとファンタジーもののセオリーに乗っ取って書かれているし、とても初めてとは思えないよ。それにこのヒロイン、かっこいい」お気に入りのヒロインに出会った時、エスはいつもこういう言い方をする。
「そうね。ロジェスティラ、エスが気に入りそうだもの」コハクは横に並んだエスの顔を見ながら言った。
「でもマリアは、気に入らないんだよね。どこかで聞いたような話になっちゃってるって言ってる」
「そうかなぁ」
「ねぇ」エスがふと思いついたようにコハクの耳元で言った。
「なに?」コハクが顔を上げる。
「こうしたらどうだろう?ロジェスティラはヒーローのオルヴィエートにあいそをつかすの」
「え?」コハクの口は半開きになった。
「オルヴィエートって、なんだか坊ちゃん育ちの感じでしょ。ロジェスティラはそんな甘ちゃん将軍なんかほっぽらかして、モルガントとよろしくやるの。モルガントはロジェスティラと幼馴染という設定だから都合がいいわ。どう?」エスは嬉々とした表情でコハクの顔を覗きこむ。
「そんな、モルガントってベタの敵役だよ。メチャクチャだわ」コハクは困惑した表情だ。
「そう、メチャクチャ。だから本当にメチャクチャにならないようにちゃんと設定が必要なの。モルガントがなぜ光の子や皇帝を裏切ったのか、ちゃんと読者が納得できる説明が必要だわ。大局的に見てモルガントの方がオルヴィエートより正義だということを読者にわからせるの。闇の子たちが邪悪な者だなんてどうせその辺のトンチンカンが決めているんだから、どちらが正義かなんてどうとでもなる」
「トンチンカンって・・・」
「闇の子も光の子も同じものなのよきっと。相反するように見えているのはそれを見る者の目が節穴なんだわ。そういう事よ」
「節穴・・・」コハクは何かを言おうとしたが、諦めたように口をつぐんだ。
「ロジェスティラの心が揺れ動いて、徐々にモルガントの方へ傾いていく過程が肝になると思うの。モルガントが隠された真実を語るシーンはクライマックスになるわ。マリアならきっと読者を説得できるよ。どうせ書き直しをしなくちゃいけないし・・・」エスの声に力が入る。
「勝手に盛り上がってるけどエス、こんなメチャクチャな意見をマリアに言っても大丈夫なの?マリアって私達よりだいぶ年上なんじゃないの?」あくまでコハクは冷静だ。
「大丈夫、怒ったりしないよ。マリアは創作仲間の意見としてちゃんと聞いてくれる。受け入れるかどうかは作者のマリア自身が決めることだし、ウチもマリアの決定に何も言わない。最初は遠慮してたんだけど、最近はわりと遠慮なく意見を言わせてもらってるし、言ってもらってる」
「忌憚なくってこと?」
「そうそう、その忌憚なく」
「大丈夫かな?」コハクはエスを見上げる。
「大丈夫だよ。もう、しつこいなぁ」
「わかった、わかった」コハクはモニターの前から立ち上がった。
「じゃぁ、早速メールにしてマリアに伝えるね。それにウチの作品に対する意見とアドバイスももらわなくちゃ。それが一番肝心・・・あ、バックアップが残っている事も早く伝えなくちゃ・・・。喜んでくれるかな?」エスはモニターの前に坐りなおした。
「コーヒー冷めちゃったね。温め直すよ」コハクは両手にカップを持ってキッチンへ向かった。


おしまい

2017.01.11
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

Comments

うおう 
こんばんは。

エスはさすがに軽々とファンタジーも書いているなあ。
そうか。そういう風にマイ・フィールドに引き込んで書くと独創的になるんですね。ふむふむ。勉強になるなあ。
単位の設定も含めてやはり設定が緻密だなあと感心しました。
でも、速攻で世界征服を企んじゃうなんて、もしかしてオルガノートは「悪」サイド?

あ、それと「ハバムートの内蔵」は「内臓」ではなくてわざとなのかしら?
「内臓」だとキモチ悪すぎるから?

そして、コハクもエスの作品の話をしたいだろうに、アントネッラの作品の方の話題につきあっていただきありがとうございます!

「よろしくやるの」に吹き出しました。それそれ! いいですねぇ。
「トンチンカン」だの「節穴」だの言いたい放題のエスが生き生きとしているなあ。
うん。アントネッラもこっちの案を喜びそうです。
(モデルの)マッダレーナとヨナタンがそういう関係になると知ったらステラが暴れそうだな。面白いから暴れているステラも出すかしら?

一版前までのバックアップもエスにとっておいてもらえたのも感謝です。こうなったら、アントネッラはこの作品をちゃんと進めなくちゃいけないだろうな。

エスの作品へのアントネッラの感想も含めて、この続きも書かなくちゃなと思いました。プランBが続いていて、急いでお返事をしなくてはならない作品が詰まっているのでその後になりますが、余裕ができたらこの更にお返しも書いてみますね。

素敵なクリーンヒットのサーブ、どうもありがとうございました!
 
執筆、お疲れ様でした。

お、さすがに安定感のあるレシーブですね。
ファンタジー部分も、サキさんらしいSFチックな内容で、面白かったですよ。
クリステラの容姿、マッドサイエンティスト(?)にはアルビノが似合うなぁ、やっぱ。まあ、個人的な嗜好ですけど。
……つか、ひ、飛行石?
『これがあればこの世界を支配する事だって簡単だ』って、ちょ、オルガノートさん、アンタはムスカか。ならば、滅びの言葉を叫ばねば(笑)

冗談はさておき、この流れだと、八少女夕さん(アントネッラ)も、山西サキさん(エス)も、先を書かないといけない感じじゃないですか……って、単に読みたいだけなんですけどね(笑)
よかったら、続きを書いてくださいね。
夕さん 
早速読んでいただいてありがとうございます。
サキはSFを書きますから、それをファンタジーへ変換するようなイメージで書いています。SFとファンタジーの境界って結構曖昧です。
でも軽々と・・・では無いんですよ。
クリステラの台詞じゃないですけど「簡単じゃないよ。それなりに苦労した。このアタシが・・・だ」な~んてね。
それにこれ、断片だから可能なんですね。ファンタジーらしい設定や文言をちりばめて適当に展開させても、断片なら形にならなくてもいいんですから。
この設定を使ってちゃんと書くとなると、当然ですけどもっともっとたくさんの苦労や時間が必要だと思います。そして多分完成しない・・・そんな気がします。
そしてもちろんオルガノートもクリステラも「悪」サイドです。ハイ。

あ、ご指摘ありがとうございます。「内臓」です。こっそり直しておきます。
でも前にも同じ変換ミスをやったような・・・“先”ちゃんと見てよね(責任転嫁)。

エスのアイデアは夕さんのコメントからヒントをいただいています。
ヒーローなのに、アントネッラのオルヴィエートの扱いが軽い感じがしたのと、ロジェスティラとモルガントが幼馴染だったという設定に反応したんです。
若輩者なのにとっても生意気ですみません。でもこの幼馴染の設定、アントネッラが2人の接近を念頭に、意図的に盛り込んでいたのかもしれませんね。
あ、ステラベースのキャラ、モルガントに思いを寄せるフェアリー族の少女役かなんかで出しても面白いかもですね。でもサキ(エス)ならステラベースのキャラをロジェスティラに当ててしまいそうです。

え?続きを書いてくださるんですか?これは嬉しい!
アントネッラがエスのメチャクチャ案にどんな反応をするのか、楽しみに待ちます。
あ、でも無理はなさらないでくださいね。
TOM-Fさん 
安定感というにはほど遠いですが、なんとかファンタジーをでっちあげました。
クリステラ、お気に召しましたでしょうか?何となくTOM-Fさんのこの反応を期待していたような・・・。
そうですよね。マッドサイエンティストはやっぱりアルビノでなくちゃ。こういうのは好きですね。
でも、飛行石、そこんとこには余り突っ込まないでください。
なんとかしてファンタジーらしい断片を書く必要がありましたので、そこら辺からパクってきています。お目こぼしを・・・。
でも、ムスカは滅びの言葉なんか死んでも叫びませんから。

夕さんがこの後を書いてくださるようなのですが、サキにはちょっと難しいかも・・・。
だってこのシチュエーション、この先をまったく考えてませんから。
夕さんも同じだと思いますが展開不能です。
助けて~。

コメントありがとうございました。
 
こんばんは^^
夕さんの作品と合わせて読みました♪
こちらにバックアップがあってホッとしましたよ~><書きかけの作品が消えるなんて、想像しただけでゾッとしましたから。笑

巨獣の体内を再現して結石を暗黒石に変える……この発明が物語の始まりになりそうでしたね^^
夢月亭清修さん 
作品を読んでいただいてありがとうございます。嬉しいです。
全部消えちゃったら相当な痛手ですから、メールで送ってもらって読ませてもらっていたことにしました。これなら数百字分くらいのロスで済んでいるかな?
サキにも経験がありますが、相当なショックですから。

ハイ!断片ですから本当に始まりだけです。
展開は考えてません!(キッパリ!)

コメントありがとうございました。
おはようございます(^^) 
前半の物語部分も後半のエスとコハクの会話も読み応えがありました。
こちらを拝読して、そう言えばSFとファンタジーの違いってなんだっけ?と改めて「?」になっていた大海です。曖昧、と言えば曖昧のような、でも書いている人たちにとってはかなり厳密な定義があるのかしら? サキさんのお話はどっちにしてもサキさんだなぁと思うので、安心して読んでいるのですが。
そして、確かに飛行石ですね! でも、さりげな~く使っておられるので、ちょっとにやっとしながらスルーしました(^^) これはいわゆる「本歌取り」みたいな奴ですね。

そして、なんと言っても後半の、エスのマリア(アントネッラ)へのコメントが真剣で、お話の中とは言え、評論家のアドバイスですね。これはなかなか参考になるアドバイスで、あ~なるほど~と思いながら拝読。ちょっと適当にかき回しているようでいて、的を射ているのが素晴らしい。
さらにバックアップの件までフォローされていて、納得のサーブアンドレシーブでした。
二人とも、続きを書く気なんかないわ、とあっさり一蹴されるのが「そりゃそうだよね~」と小気味よく思いつつ、どこかでさりげなく使われるネタになるんかしら、とも思ったり。
楽しく拝読いたしました。
こちらも早い 
サーブもレシーブも、鮮やかですね。
ハイファンタジーはきっと一行も書けそうにない私からしたら、夕さんもサキさんも、立派にファンタジー書きさんです。

マリアというのはアントネッラなのですね?
そしてコハクは、位置づけすると先なのかな?

マリアのファンタジーに、エスとコハクがいろいろ意見を交わすのがこのSSの醍醐味ですよね。
うん、知人の作品に意見や提案をするのって、すごく気を使いますよね。でもそれこそが、アマチュアには一番の贈り物なのかも。
互いに向上しようとする仲間の意見って、本当に有難いものですよね。
マリア、きっと喜ぶな^^

私もSFとファンタジーが時々ごっちゃになるけど、科学的概念を飛びぬけて展開するものがファンタジーだと考えたら、私の書いてるものも、ローファンタジーなんだろうな~って(笑)
とても素敵なレシーブでした^^
彩洋さん 
読んでいただいてありがとうございます。
そうですねSFを書いていてもうっかりするとファンタジーのテリトリーに侵入してしまったんじゃないか、と思うこともあるぐらい境界線は曖昧だと思います。
サキとしては厳密な定義なんて無いと思っていますが、もっと本格的に書いておられる方の間では何かそういうものが設けられているのかもしれません。
あ、スルーありがとうございます。「本歌取り」ですか?WIKIで調べちゃいましたよ。そんなにかっこいいもんじゃないですが、そういう風に言っていただけると嬉しいです。

評論家だなんてとんでもないです。実は夕さんのコメントをヒントにかき回しているだけだったりします。
でも、ロジェスティラがモルガントとよろしくやっちゃったら、それはそれでパンチのあるひねりになるかな?と考えました。
アントネッラに採用してもらえるかどうかはわかりませんが、この二人の間はかなり忌憚のない関係なので(サキが勝手にそう設定しました)気分を害されることはないと思っています。
バックアップの件はナイスフォローと喜んでもらえるかな?
はい!この断片は思いっきりファンタジーっぽい物になるように書いただけで、続きは考えてません(ハッキリ!)。夕さんがどのような形で続きを書かれるか楽しみに待つことにします。

コメントありがとうございました。
limeさん 
読んでいただいてありがとうございます。
ハイファンタジー、本当に難しいんですよ。すべての設定を一から作り上げ、読者に説明しなければなりませんから。SFもよく似ていますが、ある程度現実的なストーリーや設定は説明なしで展開できます。
今回の作中作はハイファンタジーの雰囲気を出すためだけの断片なので、そういう部分はほとんど端折ってしまっています。だから書けるんですよね。そして、だから物語として完成させるのは難しいと思います。

あ、プチ解説です。
マリアというのはアントネッラがブログで使っているハンドルネームです。エスたちはアントネッラのハンドルネームしか知りません。
コハクはエスのリアル友です。“先”の役割を担っているのは“ダイスケ”というキャラがいるのですが、気安くワイワイと意見を交わすのにはちょっと不向きなので、こういう場面では“コハク”を使っています。
エスのアドバイス、マリアが喜んでくれると嬉しいのですが・・・。

コメントありがとうございました。

 
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