Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

物書きエスの気まぐれプロット(22)午後のパレード

 そのとき、トロの顔がふとトンネルの先の方に向いた。ジッと聞き耳を立てる。
(そんなバカな。まだ数時間しかたってないのに)微かな気配は微かな音になり、やがて徐々に大きくなり、空気が流れ始めた。
 トロはトロッコに駆け寄るとサイドに付けられたハンドルを両手で掴んだ。
 音は轟音に変わりはじめ、流れる空気もどんどん強くなる。トンネルの中が徐々に明るくなり始めた。
「来る!」トロは車体を揺すってタイミングを計ってから「うおおおおお!!!」全身の力を振り絞ってトロッコを押し上げた。

 エスは自分が唸り声を上げた様な気がして慌てて目を開けた。少し首を持ち上げる。目の前には湖面が広がり、向こう岸には緑の山々が連なっている。
 エスは自分がどこに居るのか一瞬わからなくなって混乱したが、やがてゆっくりと混乱を収束させ、ややあって首を降ろす。そして瞼の力を緩め、薄く目を開けた状態で天を見上げた。
 布製の天蓋が作り出す光と影、爽やかな空気の流れ、太陽が天蓋やタイルを照らす暖かい臭い、どこかから聞こえる鳥の声、梢のそよぐ音。さらに耳の感度を上げると、庭のプールで誰かが泳ぐ音、話し声、そして歓声、時々表を走る自動車の音、小さな虫の羽音。それが顔の周りを巡り、どこかへ去ってゆく・・・そしてまた静寂。

 とても満ち足りた気分。

 エスはベランダに置かれたデッキチェアの上で再びまどろんだ。

 どれくらいの間、目を瞑っていたのだろう。緩やかな風に乗って聞こえ始めたリズムにエスの意識は覚醒を始める。

 なんだろう?

 ほんの微かな響きだがこれはマーチだ。ブラスバンドが演奏している。エスがまた瞼を薄く開けると、天蓋越しの日光が柔らかく降りてくる。首を持ち上げると湖面の輝きはさっきより増している。太陽は午後の行程に差し掛かったようだ。
 エスはデッキチェアの上に上半身を起こした。視界が広がり、ベランダの手摺の向こうに庭のプールが見える。
 プールに人影は無い。水遊びをしていた子供たちはどうしたんだろう?
 ブラスバンドの演奏が少し大きくなった。

 近づいてくる?

 エスはお腹にかけていたタオルケットを横に置くと立ち上がった。
 何種類かのブラスに加え打楽器の音が軽快なリズムを刻む。やはり近づいてくるようだ。エスはベランダから部屋に入ると室内を見回した。
 コハク?コハクは?
 部屋には誰もいない。メイクされた2つのベッドが人恋しげに並んでいるだけだ。

 どこへ行ったんだろう?

 エスは不安げにテーブルの上を見るが、メモは置かれていない。

 コハクらしくないなぁ。

 エスは扉を開けて廊下に出る。誰もいない。演奏の音はまた少し大きくなった。
 エスは優美な曲線を描いた階段を降り、広々としたロビーに出る。
 ロビーにも誰もいない。
 フロントももぬけの空だ。呼び鈴を鳴らしてみるが、奥のドアからも誰も出てこない。エスはまた辺りを見回す。ロビーの大きな窓からはプールと広い庭が見渡せる。
 エスはテラスへ出る。午後の太陽に湖面はさらに輝きを増し、風は太陽の香りを運んでくる。だがプールにも広い庭にも人影は無い。ブラスバンドが近づいてくる。
 エスはロビーに戻り、それから玄関に向かう。いつもドアマンがいてドアを開けてくれるのに、今はドアマンも見当たらない。エスは自分で大きなガラスのドアを押しあけて表に出た。ブラスバンドの音はさらに大きくなった。すぐそこまで来たようだ。

 パレード?何かのお祭りかな?

 やがて隣の建物の陰からパレードの先頭が顔を出す。先頭は大きな指揮棒をクルクル回すドラムメジャー。そしてその後ろにブラスバンドが続いている。華やかなユニホームを身に着け、全員が揃いの仮面姿だ。ブラスバンドが見えたとたんマーチはいっそう華やかに大きく響くようになり、足並みをきちりと揃えて建物の前のロータリーに回り込んでくる。 ブラスバンドに続いているのは、花の冠を付け、真っ白なドレスで着飾った少女たちだ。少女たちも1人1人が個性的な仮面を付けている。クルクル回り、陽気に紙ふぶきを振り撒きながら行進してくる。
 紙ふぶきは風に巻き上げられ、エスに降りかかった。それは三角に切られた小さな金色の紙で出来ていた。

 ヴェネチアのカーニバルみたい・・・。

 さらに背の高いぬいぐるみが20体ほど現れた。キリン、シマウマ、ヌー、ガゼル、そしてゾウなどが縦長にデフォルメされている。よちよちと少女達の後を付いていきながら、時々クルリとまわったり手足や体を動かしたりて愛想を振りまく。そしてその後はミコシの様な物が続く。どうやらそれが最後尾のようだ。ミコシは動物の形をしていて、他のメンバー達より一層不気味な仮面を付けたピエロの様な装束の男たちが担ぎ上げている。その横には大きな傘を持った、やはり仮面を付けた女性か付いていて、ミコシに影を作っている。
 エスは玄関からロータリーに下る大きな階段の上で、手摺から身を乗り出してそれを眺める。

 ライオン?

 ミコシは動物、それも猛獣を模した椅子のようだ。前足を大きく上げて立ち上がった猛獣は、そのお腹の前に人が座れるようになっていて、そこに人が座るとその頭が猛獣の大きく開いた口の前にピタリと収まるようになっている。

 座ったら食べられてしまいそう。

 椅子には誰も座っていなかったが、エスはそんなふうに思った。
 隊列はロータリーを回り込み、エスが立っている建物の前でピタリと止まった。同時にブラスバンドの演奏も止み、少女たちもぬいぐるみも進行方向を向いたまま動きを止めた。まるですべての音がどこか異次元の空間に吸い込まれてしまったように静かになった。微かに聞こえるのは自分の耳鳴りだけだ。
 ゆっくりとミコシの椅子が地面に降ろされる。仮面の男たちがエスの方を向いて整列する。
 エスは左右を交互に確認し、振り返って後ろも確認した。誰もいない。ここにいるのは自分だけだ。

 きっとこれは夢だ。だから楽しまないと・・・。

エスは階段を駆け降りようとした。

 あれ?

 エスの足は動かなかった。まるで根でも生えてしまったみたいに床から剥がれない。パレードのメンバーはそのままの状態で待機している。自分がミコシに座るのを待っているのではないか。エスはメンバーの皆を待たせては悪いような気がして、足を動かそうと焦った。だがどうしても剥がれない。エスは混乱し、手摺の陰にしゃがみこんだ。
 その時ドラムメジャーのホイッスルがリズムを刻み始めた。ブラスバンドがそれに合わせて演奏を始める。次のホイッスルでバンドは足を揃えて進み始めた。真っ白なドレスの少女達、そしてぬいぐるみ達がそれに続く。紙ふぶきが舞い始めた。仮面の男たちも空のミコシを担ぎ上げ、その後に続く。パレードはロータリーの残り半分を回り込み表の通りに出ると、そのまま隣の建物の向こうに消えて行った。
 パレードは徐々に遠ざかり、ブラスバンドの音は小さくなり、やがて聞こえなくなった。
『どうされましたか?』耳元でする声がイタリア語である事に気が付くのに少し時間が必要だった。
『なんでもありません』エスはイタリア語で返答すると、手摺をつかんで立ち上がった。顔を上げるといつものドアマンの顔がそこにあった。
 ざわめきが一気に耳に飛び込んでくる。
『大丈夫ですか?ドクターを呼びましょうか?』ドアマンは心配げに覗き込んでくる。
『大丈夫』エスは歩き出そうとしてよろめいた。
 ドアマンがサッと体を支えてくれた。
『本当に大丈夫、1人で歩けます』エスはまた歩き出そうとする。
『おつかまりください』
 エスはドアマンに手を貸してもらってロビーに入り、大きなソファーにゆっくりと腰を下ろした。フロントクラークの2人が駆けつけてきて、ドアマンと3人でエスの様子を確認する。
『大丈夫です。ちょっと貧血を起こしただけですから。もう大丈夫』エスは手を煩わせることが嫌だったので気丈に答える。そして目を大きく開けて笑顔を作り無事をアピールする。
『そのようですね』男性のフロントクラークはにこやかにそういうと付け加えた。『でも、もうしばらくここでお休みください。私どもが見ておりますから。何か飲み物でもお持ちしましょうか?』
『水を、冷たい水をもらえますか?』エスは笑顔のまま首を傾げる。
『畏まりました』女性のフロントクラークはいったん下がると、トレイにコップを乗せて戻ってきた。エスは両手でそれを受け取るとゆっくりと口を付けた。
 冷たい。
 冷たい水が喉を潤す。ほのかにレモンの味がした。
『美味しい。ありがとう』エスが礼を言うと覗き込んでいた3人の頬が緩んだ。
『ところで、あのパレードは何かの催しだったんですか?』
 3人は顔を見合わせた。『なんのパレードでしょうか?』
 エスは嫌な予感を感じながら、『カーニバルか何かのお祭りのパレードだと思ったんだけど・・・』言葉が尻すぼみになる。
『さきほどですか?』3人はまた顔を見合わせる。
『いえ、なんでもないです。質問は取り消します。気にしないでください。ごめんなさい』エスは慌ててコップの水を飲んでむせこんだ。
『大丈夫ですか?』女性のフロントクラークが背中をさすってくれる。
『ありがとう。もう大丈夫ですから。仕事に戻ってください』エスはまた笑顔を作るとソファーにもたれた。
『では、そうさせていただきます。エスさま。何かありましたら遠慮なくお声をおかけください』3人は持ち場へ引き上げて行った。
 エスは両手を胸に当て、心臓の鼓動がいつもの通りであることを確認した。
 あれは何だったんだろう?あのミコシに乗っていたらどうなったんだろう?
 エスは天井を見つめながら考えていた。
 
 ドアマンがガラスのドアを開ける気配に、エスは玄関の方へ顔を向けた。
 コハクの姿が見えた。外出から帰ってきたようだ。ドアマンがコハクに話しかけている。事情を説明してくれているようだ。
「コハク!」エスは声をかけて立ち上がった。
「エス!大丈夫?」コハクが駆け寄って来る。
「よく分からないんだけど、玄関のところで貧血を起こしたみたいで、ちょっと休憩を・・・ね」
「事情は聞いた。部屋で昼寝をしていたんじゃなかったの?」
「それが・・・不思議なんだ」エスはさっき見たパレードについて説明した。仮面を付けたブラスバンドや、少女たち。振り撒かれる紙ふぶき、ぬいぐるみや、猛獣の形をしたミコシの事。エスは見たことを詳しく話した。そしてホテルマンたちはパレードを見ていないことも・・・コハクには話しておいた方がいいような気がしたのだ。
 コハクは黙って話を聞いていたが「エス、あなた、体調は?おかしな所は無い?」と訊いた。
「大丈夫、もう元気だよ」エスは笑顔を見せる。
「みたいだね。でもちゃんとお医者さんに診てもらっておいた方がいいわね。手配をしておくわ」コハクはエスをジッと観察しながら言った。
「大丈夫だって!」
「だめ!許しません。こんな遠いところまで来てるんだから。疲れもたまっているかもしれないし。わかった?」コハクの声はきつくなった。
「う~ん」エスは不満そうな返事を返した。
「それで、あなたのおばあさんの事だけど」コハクはそんなエスを無視して話題を変えた。
「あ、調べてくれてたんだ」エスの目が輝く。
「だいたいわかった。明日病院を済ませてから行ってみよう」
「どこへ?」
「おばあさんの実家が分かったんだ」
「うわ!凄い!ありがとう」エスはコハクに抱き着いた。
 エスの祖母はイタリア人だ。日本人と結婚して日本にやって来たが、ルーツはここ、コモ湖の東岸だと聞いていた。だからエスには4分の1イタリアの血が流れている。そして祖母とコミュニケーションを取っていた関係でイタリア語も喋ることができる。今回の旅行はエスにとって初めての海外旅行だったが、自分のルーツをたどってみることも目的の1つだった。
「それからマリアの事だけど」コハクはエスの体を離しながら話を続けた。マリアはエスのブロ友の名前で、お互いに書いている小説ブログの読者としてNET上で知り合った。
「それも、調べてくれていたんだ」
「多分このあたりに住んで居るとは思うんだけど、マリアという名前だけでは何が本物か全然分からない。マリアってハンドルネームなんだろうけど」
「時々コモ湖の話題が出るからこのあたりだと思うんだけど・・・」エスはマリアの素性について何も知らない。マリアもエスの素性について何も知らないはずだ。
「雲をつかむような話だけど、明後日までにもう少し調べてみるよ。でもこっちは無理かもしれないね」
「お手数をおかけします。でも、会えない方がいいのかも・・・そんな気がしてる。ごめんね」
「いいよ、おかげで面白いイタリア旅行になったからね。こんな所、普通の観光だったらなかなか来れないし、とても素敵なところだし、いいきっかけになったよ」
「そう思ってくれると嬉しい・・・」
『思ったより素敵なホテルだったし・・・』コハクが英語に切り替えて言った。フロントクラークに聞こえていることを意識しているのだろう。
『そうだね』エスが少しだけ喋れる英語で答える。
 ドアマンがドアを開けた。新しいお客が到着したようだ。幾つもの賑やかな話し声がロビーに入ってくる。
「お茶にしようか?」コハクがテラスの方を見ながら言った。
「じゃあ、奢らせてくれる?」
「あら、それはごちそうさま」
『お世話になりました』エスはフロントクロークとドアマンに声をかけてから、テラスへ出た。
 コハクが横に並ぶ。
「パレードのミコシ、エスが乗らなくてよかった・・・」コハクがポツリと言った。そしてエスを支えるように背中に手を回すと、そこに付いていた金色に光る三角形の小さな紙をつまみ取った。
「あんな変なのには絶対に乗らないよ。恥ずかしいもの」エスは生真面目に答える。
 コハクはつまんだ小さな紙をそっとポケットに入れた
 風向きが変わっていた。コモ湖からの涼しい風が2人の髪を揺らした。


2016.03.18
2016.03.24 若干の修正・追記
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

Comments

おお〜 
素敵な掌編、ありがとうございました。

エス、危機一髪?

2014年のscriviamo!で「Carnival」という作品を書いたのですけれど、あの時のカーニヴァルが現実と非現実の境にあるというイメージが甦りました。

そして、エスはコモ湖に来ているのですね。
お家からでられなかった事を考えると、大きな冒険ですね。
でも、ここまで来るのに、アントネッラには内緒で。
たぶん「マリア」ではどんなに探しても絶対に見つからないだろうなあ。
しかもエスじゃなくてコハクが探しているのだから言葉の壁もありそう。
(イタリア人、英語で話しかけると全然協力しないし・笑)

エスのお祖母さんがこの辺りの出身だったというのは驚きですね。
コハクが探していたのは、お祖母さんが生まれたところとかでしょうか。
このくだりは、またいずれ続編がありそうですね。

来週からまたポルトなのですが、帰って来たら今度コモ湖畔をウロウロしているアントネッラでも書いてみようかしら。

まずは素敵な掌編に心からのお礼を。
そして、改めて20000Hit、おめでとうございます!
ほお~ 
執筆、お疲れ様でした。

エスが目撃した不思議なパレード、いったいなんだったのでしょうね。
それにあの神輿に乗っちゃってたら、どこに連れて行かれたんだろう。コモ湖畔の素敵なリゾートホテルの様子とともに、一連のシーンに引き込まれました。

そっかぁ、エスとコハクはイタリアに行ったんですね。
雰囲気としては、静養を兼ねたエスのルーツを辿る旅ってところですかね。滞在中に偶然でもいいから、マリアに会えるといいですね。

不思議で素敵なお話、楽しませていただきました。
夕さん 
現実と非現実の境のパレード、夕さんのお題「カーニバル」からはこんなイメージしか湧いてきませんでした。お題からはやや離れてしまって、苦し紛れに「カーニバルみたい」なんて台詞でごまかしてしまっています。
不思議な雰囲気が出ていたのなら良かったのですが。

はい、エスとしてはとても思い切った行動に出ています。バルセロナを書いたときも自分では行かなかったのに、今度は自分が出かけてしまいました。サキも行った事が無いのに羨ましい限りです。
エスはアントネッラに会ってみたいと思う一方で、会わない方がいいのかもという思いもあるようです。自分を見られることに抵抗があるのかもしれません。ですからなんの連絡もしなかったのです。
でも、おばあさんの出身地のコモ湖周辺を訪ねる時に、ある程度の可能性を期待していると思います。
おばあさんの方はまだ情報がたっぷりありましたから、英語しか喋れないコハクでもなんとかなったようですが、マリアの方は如何ともしがたいでしょう。
アントネッラが湖畔をウロウロしているのなら、何らかのチャンスはあるのかも・・・。

ポルトの旅を楽しんできてください。
“お土産”を楽しみに待っています。

コメントと再度のお祝いのお言葉、ありがとうございました。
また機会がありましたらリクエスト、お願いしますね。
TOM-Fさん 
パレードについては明確な設定はありません。
でも、たぶんエスがもしあのミコシに乗ってしまっていたら、どうなっていたのかはサキに明確な設定があります。言わずもがな・・・ですよね。
エスってそういう流れのようなものを引きずって生きています。
そしてコモ湖畔の素敵なリゾートホテルの様子はサキの憧れの現れです。あ~行ってみたいなぁ。こんなところで静養ですか~。凄い贅沢だと思うんです。夕さんが物語の舞台に選ばれるんですからきっと素敵な所なんだろうなぁ。と思っています。
偶然ですか・・・サキもそういう希望は持っています。

コメントありがとうございました。
わあ~ 
夢と妄想と現実が混ざり合ったような、不思議なSSですね。
カーニバルの様子が、とても幻想的で、色彩豊かに想像できました。
エスにとって、それはどんな存在なのかな。ただの夢とも、ちょっと違うような。
なかなか外に出られないエスが、自分のルーツを探しに遠くまで旅に出たのですね。マリアという、夕さんのキャラクターとの関係性が、今までの作品を読んでいなくて、しっかりつかめていないのですが、コハクの力を借りて、また一つ、前進した様子が分かります。
きっと彼女たちの日々はこの後の物語に続くのでしょうね。
また会える日を楽しみにしています。
limeさん 
読んでくださったのですね。ありがとうございます。
夕さんとのコラボなので、読み続けてくださっている方(ほとんどいらっしゃらない)以外にはかなりチンプンカンプンな物語になっています。ご容赦くださいネ。
パレードはエスにとっては現実に近い存在で、夢とはちょっと違っていると思います。ミコシには乗ろうとしたのですが、乗りませんでした(乗れなかった?)。このへんの事情は開示していませんので、読まれる方はますます読みにくいと思います。すみません、なにしろ"気まぐれプロット”ですので。
今回でエスの世界を少し広げてみました。
またお付き合いいただけたら嬉しいです。

コメントありがとうございました。
おぅ~ 
こういうの、好きかも! 個人的に、完全ファンタジーワールドって入り込めないことがあるのですけれど(最近映画によくあるタイムスリップしちゃうとか)、こういう現実と幻想の狭間みたいな瞬間が描かれているのって大好きなんですよね。
祭り・カーニヴァルってその最たるものかもしれませんね。ハレとケって、昔習ったなぁ。ハレの時は普段とは違う何かが起こる。いつも通りかかる小さな路地の先に何か別のものが待っている感じ、そんなところがありますよね。かなり古いですが、久保田早紀の「異邦人」を思い出しちゃった。あの2番の歌詞が好きなんですよ。そこに、まさかのライオンキング? いやいや、本当にふと現実から抜け出してしまいそうな瞬間ですね。描写もいつも通りサキさんらしくて素敵でした。

書き変えてみました、の記事も拝読しました。ちょっと「残り香」があるってのも好きかも! 大好きなX-fileのラストも、いつも「解決したと思っていたのに、最後のワンシーンに不気味なものが写る」ってのがお約束で、もうそのシーンで「きゃ~」ってことになるのがワクワクでしたので、こういう推敲、大いに嬉しいです。でもさすがサキさんですよね。こうしてちゃんと読み返してより効果的な見せ方を検討しておられる。うん、見習わなくちゃ。
楽しませていただきました!
彩洋さん 
お忙しい中、読んでいただいてありがとうございます。
世界と世界の狭間で起こった出来事を書いてみました。
彩洋さんは完全ファンタジーワールドが苦手なのですね。でもこういう不思議ものは大丈夫なんですね。よかったです。
サキはこういうのが大好きなので、いくつか不思議な物を書いていますが、本心では現実にこんな事は起こらないだろうと考えています。そういう経験をした人間の脳の中で無意識のうちに作り上げられた“現実”なんだろうと考えています。
ハレとケ、ですか?サキは初めて聞きましたが、確かにハレの日、高揚した精神は非現実の現実(本人にとって)を作り出すことがありそうです。

アイデアを思いついたとき、“残り香”をより効果的に残せるような気がしたので採用しました。プラスの方向になった書き換えだと思っていただけたようなのでうれしいです。
コメントありがとうございました。
でも無理をなさらず、まず体調を戻してくださいネ。

 
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プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
ようこそ!


頂き物のイラスト

アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
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