Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

これまでの「シスカ」

いいかげんな作者のために混乱なさっている方へ……。
2014.09.01登場人物にヨウコが抜けていました。追記しています。

 ひさしぶりの「シスカ」再開ですので、38話あたりまでのあらすじを整理しておきました。読み進める上でネタバレにはならないようになるべく配慮してありますが、保証の限りではありません。エピソードなどもかなり端折っています。ご了承ください。どんなだったかな?と思われた場合に参照していただければよろしいかと……。



 ある朝、主人公は自分が全く記憶にない別な人物になっていることに驚きます。
 鏡に映る自分は真っ白に輝く髪とオッドアイ(左はライトブルー・右は焦茶)を持った女性だったのです。
 困惑する彼女は幼馴染みの親友サエに助けてもらいながら、自分がシスカという名前であること、ヘリコプターの整備士であること、そしてセミプロの歌手でもあることなどを徐々に理解していきます。



 ここはイルマ国の国境の町マサゴ市、時代はベクレラ連邦との国境紛争の停戦から18年経った頃です。国境紛争はまだきちんと国境の確定していなかったキタカタ(ベクレラ名:オルガノ島)で石油と天然ガスが発見され、開発の為にイルマがマサゴ村、ベクレラがオルガ村を市として開発を始めたことがきっかけで始まり、4年ほど続いています。しかし両国とも国力を使い果たしてこの戦争を支えきれなくなり、島の真ん中を直線で半分に切ったような今のこの国境線でお互いに仮に納得して、とりあえず矛をおさめ、それ以来、奇妙な停戦状態が続いています。

シスカの世界

 本編の主人公シスカは国境紛争の始まった頃、たぶんベクレラのオルガで生まれ、紛争の混乱で家族と離れ離れになったのだろうと推測されていますが、本当のところは不明です。戦後マサゴ市で保護されていますが、記憶を無くしていますし、精神的にも問題を抱えています。これが冒頭の驚きの原因のようです。



 そんな折、石油と天然ガスの調査をしていたイルマの海洋調査船マザー2に対する浮遊機雷による爆破事件が起きます。
 その事件に係わる中でシスカは義父や親友や仲間達と出会い、混乱の中で徐々に自分というものを形作っていきます。
 この段階でもう1人の幼馴染みヨウコがお話しに加わってきます。

 間もなくベクレラ連邦の天然ガス試掘井オルガⅢで爆発事故が起きます。大量の石油とガスが漏れ出す大事故で、漏出停止処理に失敗したベクレラは面子に拘る余裕を無くし、近隣国中で最高の技術力を持ったマザー2チームに処理を依頼してきます。
 国益になると判断したイルマ政府はマザー2チームの派遣を決定します。そして調査船マザー2に積載される形でシスカの乗務するヘリコプターAW289も派遣され、シスカも義父キタハラと一緒にマザー2の乗り組むことになるのです。
 さらに通訳兼看護士としてヨウコもマザー2チームに採用され同行します。
 マザー2は天然ガス試掘井オルガⅢに到着し、復旧作業チームは作業の準備のためにシスカのヘリコプターでオルガ市へ向かいます。
 オルガ市ではシスカの出生の謎が少しずつ解き明かされていきますが、異常事態が起きます。
 復旧作業の要となる潜水艇の乗組員、オペレーター、シスカの4人、さらにベクレラ側のサルベージ要員の行方がわからなくなってしまったのです。
 作業を続けられなくなったマザー2は現場を離れ、オルガ市のオルガ港へ向かいます。39話へつづく……こんな所でしょうか。



 以下は主な登場人物の紹介です。

キタハラ・シスカ:本編のヒロイン、プラチナ(というよりほとんど白)の髪、左はライトブルー右は焦茶の目を持つ女性。マサゴ市に住んでいる。ヘリコプターの整備士であると同時にセミプロの歌手でもある。年齢は20代前半。ショウという少年の人格を内部に抱えて一時混乱したが、取り巻く人々に助けられ立ち直ろうとしている。

ヤマネ・ショウ:シスカのもう一つの人格。高校生の少年。シスカの脳内世界に存在していたがシスカの世界に現れる。今のところシスカと共存している模様。

シキシマ・ミユキ:シスカの脳内世界の住人でショウの友人、可愛い女子高生。

サエ(20代前半):シスカの幼馴染みで親友。マサゴ市で母親と一緒に「19番」という食堂を経営している。シスカの歌のプロデュースもしている。

シマ・アツコ(20代前半):海洋調査船マザー2の潜水艇のコパイロット。学生時代からシスカとルームシェアをしていた同級生。今でもシスカと同居している。元気いっぱいの可愛い女性。

アキヤマ・ヨウコ(20代前半):シスカの幼馴染。シスカがショウの記憶を確認するために首都のシンキョウ市へ出かけたときに出会い、そのままシスカに付いてマサゴ市にやって来た。

キタハラ・ロク(40歳位):シスカの義父、ヘリコプターのパイロット。シスカとチームを組んでヘリコプターに乗務する。

クラモチ(30歳位):マザー2チームのプロジェクトリーダー。190㎝はあろうかというがっちりとした大男。

コバヤシ・レン(31歳位):マザー2チームのプロジェクトサブリーダー。冷静沈着。

キリュウ(30歳位):海洋調査船マザー2の潜水艇のパイロット。アツコの上司。

ラサ:タカジュナ(31歳位):ベクレラ連邦オルガ市のサルベージ会社の社長。建前上今回の事故の処理を依頼したことになっている。ブラウンのショートカットの髪、ライトブルーの瞳を持ったボーイッシュな女性
関連記事
スポンサーサイト

 
 

Comments

 
こんばんは!
こういうあらすじを挟んで頂けると、気が付いたら何話も先に
進んでた、といったような私のような無精者には助かります…w
これでようやく下の最新のお話に追いつけます!
 
これは、シスカの世界観が、わかりやすく掴めますね。
あらためて概観すると、領土問題や資源問題など、今日的な課題が扱われた作品でもあるんだなと思います。近代の世界情勢と合わせてみると、すごくリアリティのある設定ですよね。
次話が、ますます楽しみです。
みまさかさん 
コメントありがとうございます。
なにしろいいかげんな作者ですから、いったん執筆をサボると長いこと間が空いてしまいました。
ストーリーが展開できなかったということもあったんですが、サキはすぐに楽な方に流されますから。

この記事がシスカを読み進めるに当たって一助になるなら、こんなに嬉しいことはありません。
ということは読んでいただいているのかな?
やった~!嬉しいです。
TOM-Fさん 
コメントありがとうございます。

なにしろ作者ですらよく分らなくなっていますから一生懸命纏めました。
やはりこのお話を考えている時に起こった出来事がヒントになっているので、今日的な部分も含まれているのだろうと思います。
リアリティがあるようなら良いのですが。

 
<- 10 2017 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
ようこそ!


頂き物のイラスト

アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
天使のささやき_limeさん2
limeさんのイラストをイメージにSSを書いてみました。「ダイヤモンド・ダスト」
イラストをクリックすると記事に飛びます。よろしければご覧くださいネ!
スカイさんシスカイメージ
スカイさんのシスカイメージ
シスカ・イメージ高橋月子さん作
シスカ・イメージ 高橋月子さん作
シスカ・イメージlimeさん作
シスカ・イメージ limeさん作 コトリ・イメージユズキさん作
コトリ(コンステレーションにて)ユズキさん作
リンク
ブロとも申請フォーム

Archive RSS Login