Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

絵夢の素敵な日常(7)

「Debris circus」4000HIT記念

 空気の読めないお嬢様、絵夢が素敵!と感じたことを感じたままに写し取る、読んでくださる方の気持ちなど全く考えない、とっても自分勝手なショートストーリー。

「お嬢様!」「絵夢お嬢様!!」黒磯は玄関を入ると声をかけた。時計は午前10時をさしている。返事は無い。「お嬢様!」もう一度声をかけてから「上がらせていただきます」と入り込み、いつものように各部屋を手馴れた様子で確認していく。もちろんベランダに出て前回気付かなかったスペースも覗きこむ。前回はここに潜まれていて見つけることができなかったのだ。
 キッチンからベランダへ出るドアのカギが、外からも開ける事の出来るタイプに替えられていることに気付いたのはつい先日のことだ。外から鍵を開けることができるということは、自ずからベランダに絵夢の秘密が存在するということで、そのスペースの発見にはいくらも時間はかからなかった。
「逃げられたか……」黒磯はリビングに入ると丁寧に窓を閉め、もう一度部屋を確認してから玄関を出た。ダブルロックをかける音が部屋に響いた。

 昼過ぎの地下鉄四つ橋線難波駅は乗客の数も少なく、先に降りた乗客はすでにエスカレーターや階段を忙しげに登っていった。最後に電車を降りた絵夢はゆっくりと歩き、ホームの一番南側の端にある登り口にたどり着くと、いきなりクルリと振り返りホームに人影が無いのを確認した。そして再び向き直り、今度は歩調を速めてエスカレーターを歩いて登り、改札を抜け迷路のような階段を上下して地上に出ると裏通りに入った。両側に夜の客を迎える店が並んだ狭い通りには、白日の下に曳き出された夜行性動物の困惑と違和の気配が漂っていた。絵夢はその気配をないまぜにした哀れみに似た感覚を抱きながら通りを抜け、11月のまだ冷え切らない風に長い髪を揺らしてスクランブル交差点を渡った。
 たくさんの歩行者に紛れて高島屋の東のはずれを少し南に下り、そこからさらに東へ歩を進めると通称“オタロード”と呼ばれる通りが南へ伸びている。仮想と現実、快楽と苦悩、繁栄と衰退、相反するものが混然となって存在するこの街はある種の高いエネルギーを発している。絵夢はそれを、生命力などとはまた違った未知のエネルギーのように感じていた。
 ゲームソフトやフィギィアやカードゲームそれにPCパーツなどのショップが並ぶ通りを進み、メイド服やネコ耳の女の子の横を抜けると左に折れ、くたびれたビルの入り口をくぐった。
 そして何度も折り返しのある狭い階段を3階まで登ると“SOLARIS”と小さなプラスチックの板に書かれた札の付いた灰色のドアの前に立った。絵夢はもう一度階段の方を確認してからドアを開け中に入った。
 薄暗いドアの中は細長いカウンターになっていて、3人の初老の男が並んで座り何事か話しこんでいる。カウンターの中にはこれも初老の身長の高い痩せた男がグラスを拭いていたが、入って来た絵夢をちらりと見るとまた元の作業に戻った。3人は一番奥から並んで腰かけていたので、絵夢は彼らから少し間隔をあけて、ドアから3つ目の椅子に腰をかけた。すると手前に腰かけていた小柄な男が声をかけてきた。
「お嬢ちゃん、お嬢ちゃん、ここは会員制やで。その辺の店とおんなじように好奇心で入ってきてもうたら困りまんなぁ」
 絵夢が口を開こうとした時、カウンターの中の男が声を出した。
「おい!カスレ。この子はええんや。偉そうにいうな」
「なんやいな。こんな若いお嬢ちゃんの会員なんか、わしは聞いたことも見たこともないで。なあ、お前ら」「そうや、そうや」
カスレと呼ばれた男は奥の2人に声をかけ、彼らも同調した。
「この子ぉはやな……」カウンターの中の男が屈みこむと声をひそめて話し始めた。店の一番奥で4人の男らは頭を突き合わせひそひそ声で話しあっている。
「えぇ!ビンデミアトリックス!この子ぉがかいな。なんでそんなええし(良家)の子ぉがこんなとこにおるねんな?」
「それはまあいろいろ事情がやな……」
 ビンデミアトリックスの部分が3重奏になって絵夢の耳に届いたが、その後はまた徐々に声は小さくなって聞きとれなくなった。カウンターの中の男の解説が済むと客達は納得したのか、また自分達の会話に戻っていった。
 カウンターの中の男が近づいてきた。「絵夢ちゃん。もうちょっと待ったってな。さっき少し遅れるいうて電話あったわ」
「わかりました。マスター」絵夢はニッコリと微笑んだ。
「何か飲むか?」
「そうですね。始めてここに来た時出していただいた物をいただけますか?」絵夢はまた微笑むとそう言った。
「絵夢ちゃん。きついなぁ。ほんまにそれでええんかいな」
「ええ。とっても気に入ったんですよ」
「せやったらええねんけど」
 マスターは冷蔵庫を開けると特濃牛乳のパックを出し、それをグラスに注いだ。そして絵夢の前に置いたコースターにグラスそっと乗せると、シロップを入れたピッチャーとストローを添えた。
 絵夢はそれを見ながら言った。「始めての時はミルクにグラニュー糖だったですよね?」
「またまたきついなぁ!勘弁したってぇな」
「え?でも、沈殿するぐらい砂糖を入れていただいて、それがすごく気に入ったんですけど?」絵夢はシロップを全部グラスに入れた。マスターは頭を抱えてしまった。
「マスター、それ、たいがいな嫌がらせやで。他人(ひと)のこと言えんやないか」カスレがこちらを向いて言った。「そうや、そうや」奥の2人も同調した。
「俺も知らんかったんや。あんたみたいな可愛い子ぉの来る店とちゃうで、ゆうて教えたらなあかんと思たんや。すまんかったな。あやまっとくわ」マスターは絵夢に頭を下げた。
「え?でも美味しかったですよ。とっても」絵夢はキョトンとした顔をした。
「気に入ってもらえたから良かってんけど……まぁゆっくり飲んどいて」マスターは諦めて店の奥に引き上げた。
 絵夢はミルクを飲みながらマスターの引き揚げた先を見ていた。店の奥に陣取った男達の前には黄ばんだクリーム色の箱と古いモニターが置かれていた。箱は多分パーソナルコンピュータだ。男達は正方形の封筒のような物をその箱のスリットに挿入しスイッチを入れた。「ほれ!やっぱりメモリーが足りん」「ボヤキ、お前CONFIGいじれ」「HIMEM.SYSとEMM386は入っとるか?」「ファイルメンテ入れとったかな?……おるおる……と」真ん中のボヤキと呼ばれた太目の男は、老眼鏡をかけるとキーボードをたたき始めた。
 絵夢はこの店の雰囲気が気に入っている。カウンターの向こうにある棚には一部にアルコールやグラスの類が並んでいる他は、10年以上も前に発売されていたパーソナルコンピュータがずらりと並んでいるのだ。絵夢にはよく分からないが、PC9801、FM-TOWNS、X68000、IBM、COMPAC、GATEWAYの文字が見えるものや、子犬のようにちょこんと座り込んでいるリンゴマークの可愛いらしいものなどが並んでいる。棚の下には大小幾つもの古いサーバー機が座っている。この不思議な空間は過去のコンピュータ達のパラダイスの様相だったし、薄暗い店内で小さなスポット照明をあびて輝きを放っているそれらは、絵夢を少年の秘密基地に迷い込んだ少女の気持ちにさせた。
 絵夢はミルクのグラスを空にすると立ち上がって店の奥に向かった。カスレとボヤキそして一番奥の男は少しおびえた目つきで絵夢を見た。
「なんぞ用かいな。お嬢ちゃん」カスレがおどおどとした様子で訊いた。
 絵夢は愛想の良い笑顔を向けると「その四角い封筒のようなものは何ですか?先ほどそこのスリットに差し込んでおられた……」と訊いた。3人は顔を覗きこまれて少し赤くなっていたが、カスレがあわてて咳払いをして解説を始めた。
「これはスリットやなくてフロッピードライブやな。そんで封筒てこれか?ちょっと待ってや」カスレは箱から四角い封筒のような物を取りだし「これはフロッピーディスクや」と絵夢に手渡した。
「これが?」絵夢は疑問の顔をカスレに向けた。
「無理ないわ。見たこともないやろ?これは5インチのフロッピーディスクや。なんやフニャフニャで頼りないやろ?」
「これにデータが入るんですよね?」
「1.2メガバイトのな」
「メガバイト……ですか?少ないですね」
「ははっ!せやろ。小さいもんや。これにOSやゲームとかを入れるんやからな。大したもんやろ?」
「すごいですね!これで動くんだ」
「この機械はな。40メガバイトのハードディスク内蔵でな。そこにDOSとこのフロッピー7枚分のゲームをインストールして動かそうとしてるんや。今はメモリー不足でまだ起動せんけどな」
「40メガバイト……ですか?ギガでなくて」
「昔はこないなハードディスクだけで10万以上もしたんやで、遅いしメモリーも少ないから複雑なプログラムはそのままやったら動かんのが普通やった」
「いろいろ工夫しないと動かないんですか?」
「せやな、一筋縄ではいかんわ。こんな昔の機械、わしらみたいなもんで、さっぱり言うこと聞きよらん」4人の男達は爆笑した。絵夢もそれにつられて少し笑った。
 その時、店の入り口のドアが開いた。絵夢は弾かれるようにドアの方向に顔を向けた。
「お!オーナーのお出ましやな」カスレが声をかけた。
 ドアの所には長身の細長い中年男が、すこし背中を丸めて立っていた。
「カソール先生!」絵夢は店内を駆けるとカソールの胸に飛び込んだ。カソールはよろよろとドアの所まで後退しながら「アトリ君!元気そうだね。相変わらず」と絵夢の頭を撫ぜた。
「先生こそ。お元気そうで」絵夢はカソールの細い胴体に手を廻して締めあげた。
「痛いよ!痛い!!少しは加減してくれよ」
「だって!お会いするのは1年ぶりぐらいなんですもの」
「そんなに会ってないかな?」
「そうですよ。この前始めてこのお店にお邪魔した時は、電話でお話ししただけだったですから」
「そうだったね。呼び出しておいて私が来れなくなってしまって、私が電話で連絡するまでマスターにずいぶん苛められたって聞いてるよ」
「勘弁してやぁ。誰や報告したんは」マスターは頭を掻いた。
「えっ!でも面白い飲み物も頂いたのに、美味しかったし、苛められてなんて無いですよ」絵夢はまたキョトンとした顔をした。
「絵夢ちゃん。それ皮肉やなくて、ほんまに天然か?すごいわ。御見逸れしました」そしてマスターは深々と頭を下げた。
「頭を上げてください。わたしマスターに頭を下げていただくようなこと、何もしてませんから」絵夢はマスターの頭を上げさせるとカソールの方を向いた。「カソール先生、今日お邪魔したのは例の件で御報告があったからなんです」
「例の件って、お願いしていたペットボトルのことかな?」
「そうです。先生は携帯もメールも持たれてないから連絡の取りようが無いんですもの。マスターを経由してやっと連絡できるだけなんですから、とっても不便ですよ」
「すまないね。私はそういうものから離れた生活がしたくなったんだ。まぁ最高のわがままだね」
「周りはみんな迷惑やけどな」カスレがチャチャを入れた。
「で、ですね。お願いされていた大型の炭酸飲料用ペットボトルですけど、日本には製造している会社がありませんでした。兄に調べてもらってやっと見つかったんですよ」
「あったのかね?容量は?」
「ええ。ご注文のとおりです」
「おぉ!!それは嬉しいね」
「で、いま商品サンプルとして他の品物と積み合わせで海上コンテナに乗っています。30本用意しましたけどそれでよろしいですね?炭酸飲料容器の規格に合致していることも確認済みです」
「充分だよ。アトリ君。さすがに素早いね」
「入船と通関のスケジュールから見て、お届けは12月1日。配送場所はこのお店でよろしいですか?」
「それで大丈夫だ。マスターに受け取らせるよ。代引きにしておいてくれたまえ」
「そんなもん、何に使うんや?先生」矢継ぎ早に繰り出される会話に目を丸くしていたカスレがようやく訊いた。
「ロケットを打ち上げるんだよ。カスレ君」
「ロケット?ペットボトルロケットかいな?」
「そう。200メートル以上上昇する大型の2段式ロケットを作るつもりなんだ。アトリ君なら想像がついていると思うけど」
「ええ。こんなものの使い道はそれぐらいかなぁって思ってはいました」
「来年第1四半期の打ち上げを予定している。日程が決まったらまたマスターからお知らせするよ。もちろん打ち上げにもご招待するよ」
「嬉しい!」絵夢はまたカソールに思い切り抱きついた。
「お三方も来てくださいよ」カソールは少し顔をしかめながら3人の客にも声をかけた。
 そして「マスター!前祝いだ。なにか飲み物とおつまみをお出しして。今日はオーナーのおごりということでパ~ッといきましょう」と両手を広げた。
「やった~」4人の客の声が響いた。

 店の一番奥に座っていた男が携帯電話を開きながら店を出てきた。男は廊下の端まで行ってから携帯電話を操作し耳に当てた。
「黒磯さん?ナニワです。予想通りお嬢様は例の店です。えぇ。今、パーティが始まったところですよ。大丈夫です。えぇ。もう1・2時間かかると思いますよ。はい。見守ります。お嬢様が店を出られる時に連絡を入れます。はい、了解です。では」
 男は携帯をたたむと店の中へ戻った。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

Comments

 
こんばんは。
PC9801、FM-TOWNS、5インチフロッピーに、40MBのHD容量! 懐かしすぎる……。これを知識ではなくて経験でご存知だとしたら、先様は私と同年代ですかね。

どの絵夢ちゃんシリーズも好きですが、これは格別に好きですね。いい意味での空氣の読めなさも突出しているし(砂糖沈殿牛乳って……)、マスターやカソール先生などなど、楽しいキャラがいっぱいです。お氣に入りの黒磯さんも活躍しているし。

ペットボトル、そうきましたか。絵夢らしい使いかたですね。よし、5000Hitは再び狙うぞ!

P.S. あのフレーズは、ああなりましたか。納得です。あの試行錯誤と、みなさんのご回答はとても勉強になりました。
 
こんばんは。

oh……『こんばんは』を打つだけで四回も間違った……

そんなことはおいといて、まずはリクエストに応じて書いてくださってありがとうございます。
まさか、ペットボトルというキーワードがこう化けるとは思ってもみませんでした。

PC9801などは知識などでしか知りませんが、ずいぶんと懐かしいですね……
5インチフロッピーの容量の少なさに泣いた覚えもあります……w

砂糖が沈殿した牛乳って……子ども扱いというかなんというか、ですね。
しかし、それを厭味と取らず、純粋においしいと言ってのける絵夢もまた……ホントにいいキャラです。

フレーズの一部で悩んでおられたのは知っていましたが、リクエスト主のボクが口を出すのもなんだかな、と思ってしまい、なにも書き込むことはありませんでしたが……
あのシーンはやっぱり難しいですよね……皆さんの意見をボクも拝謁してとても勉強になりました。

今回は本当にありがとうございました。
夕さん 
相方の記憶から矛盾の無い部分だけを取り出しました。よく分からないんで当たり障りの無いように書いています。懐かしかったですか?多分彼は夕さんよりだいぶ年上だと思いますよ。

格別に好きと言っていただいてこれは嬉しいです。空気が読めないにも程があるかなと思いましたが、明るいので書いてしまいました。良かったです。

例のフレーズ、書き直しているとほんとにきりがありません。ま、この辺で一旦UPしておきます。
納得していただいて少し安心しています。勉強になりますねぇ。
コメントありがとうございました。飛び上がって喜んでいます。
またイベントを企画しましたらリクエストをよろしくお願いします。
栗栖紗那さん 
また機会がありましたらリクエストをお願いします。
でもペットボトルって結構難しかったですよ。結局ロケットしか思いつかなくてあんな話になってしまいました。お付き合いいただいてありがとうございました。
砂糖が沈殿した牛乳って完全に「子供は帰れ!」という意味なんですけどね。絵夢は負けません。
キャラを気に入っていただけて嬉しいです。

PC98、5インチFD、懐かしかったですか?5インチFD、使っておられたんですね。

例のフレーズだけで引っ掛かっていたわけではないんですが、どうしてもしっくりこなくて悩んでいました。
とても勉強になりましたし面白かったです。思い切って書いてみてよかったと思っています。

コメントありがとうございました。飛び上がって喜んでいます。
 
うちのポケコンは、データレコーダーにセットしたカセットテープから1.5KBのプログラムを読み込むのに3分かかりました。

ナツカシス。
ポール・ブリッツさん 
うわ!!!これはすごい!!!
黎明期、何だか楽しい時代でしたネ。
と、相方が申しております。
でも、ここまで遡るとさすがに物語には使いにくかったようです。

 
 

Trackbacks

「Debris circus」4000HIT記念 空気の読めないお嬢様、絵夢が素敵!と感じたことを感じたままに写し取る
 
<- 06 2017 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
ようこそ!


頂き物のイラスト

アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
天使のささやき_limeさん2
limeさんのイラストをイメージにSSを書いてみました。「ダイヤモンド・ダスト」
イラストをクリックすると記事に飛びます。よろしければご覧くださいネ!
スカイさんシスカイメージ
スカイさんのシスカイメージ
シスカ・イメージ高橋月子さん作
シスカ・イメージ 高橋月子さん作
シスカ・イメージlimeさん作
シスカ・イメージ limeさん作 コトリ・イメージユズキさん作
コトリ(コンステレーションにて)ユズキさん作
リンク
ブロとも申請フォーム

Archive RSS Login