FC2ブログ
Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

254(後編)

 レインウェアの隙間から浸みこんだ雨が体温を奪ってゆく。
 L型ツインの豪快なレーシングサウンドが響いているはずだがもう聞こえてこない。
 激しく降る雨の中コトリはDEZMO 720を走らせていた。いや正しくは走る720にしがみついていた。もう何時間になるだろう、やみくもにウラスの町を飛び出して夢中でアクセルだけを開け続け、ガス欠もリザーブになるまで気がつかないありさまだった。
 給油を除いてずっと走り続けている。
 激しい寒気をずっと前から感じている。昨日から何も食べていない。
 目までかすみだしたような気がしてフリーウェイを下りた。
 フリーウェイ沿いの国道を速度を落として走る。
 どこか雨宿りのできる所を探すが高架になっている場所が多くて見つからない。
 大きな橋を渡ったところで側道に入った。もう限界だ。
 さらに速度を落として止まろうとした時、道沿いの建物の庇の下に並んだ何台かの大型バイクが目に留まった。ベニヤ板の看板に「コンステレーション」の文字が見える。(バイクショップ?)ほとんど意識の無い状態で、並んでいる大型バイクの横に720を止めてサイドスタンドを立てるのが精一杯だった。数歩歩いて店の引き戸を開けたところで意識は真っ暗になった。

 目が開いた。コトリはいつもの寝袋の中に自分が居ることを確認すると、ホッとしたように表情を緩めた。(最近はこんな夢、見なくなっていたのに)確認するように上半身を起こして周りを見回す。外はもう明るい。
 店の隅に置かれた台の上で寝袋に入って寝るようになってもう1年以上経つ。見慣れた風景の中に自分が置かれていることに安心感を覚えながら寝袋を出た。そのままそっとピットを覗く。赤い254がコトリを迎えた。
 エンジンは一度バラして組み上げた。電気系統はチェックした。セルも回るようになった。燃料系の調整も終わったが夜遅くなったのでさすがにエンジンはかけられなかった。そっとエンジンを撫ぜながら「親父さんが来たら起こしてあげるからね」と囁くと着替えのためにキッチンへ入って行った。そこの一画がコトリのための更衣室になっていた。

「コトリ!おはよう。どこだ?」親父の大きな声が聞こえた。
「いるよ!」ピットから油のシミの付いた白いTシャツと薄汚れたジーンズのコトリが頭を出した。「あれ?もうこんな時間?」壁に掛けられた時計は9時を指していた。
「どんな具合だ?」親父はピットの中を覗き込んだ。
「たぶんかかるとは思うけど」
「やってみろ」
「うん」コトリは換気装置のスイッチを入れると、燃料コックを開けセルモーターを回した。何秒かセルモーターが回った後、あたりをはばからないエキゾーストノートが轟いた。親父はあわててピットのドアを閉じた。
 何回かアクセルをあおった後アクセルをアイドリングの位置に戻すとエンジンは不安定な息継ぎのあと停止した。何回かやってみるが結果は同じだ。
「生き返ったな。上手いもんだ。だが、やはり同調が取れてないな」親父が呟いた。
「取ってみる」コトリがバキュームゲージを取りに行こうとしたが、親父はコトリの肩に手を置き「まて。あわてるな!254は目を覚ました。次は俺達のブレックファーストといこうか」と言った。頷くとコトリはコーヒー豆を挽きにキッチンへ入っていった。

 親父とヤキダマは昼食を食べに小さな食堂に入っていた。コトリは店番だ。今頃254と格闘しているはずだ。いやデートの真っ最中というべきか。
「今朝254が目覚めた」定食を注文し終わると親父が口を開いた。
「エンジンかかったんですか?」
「ああ。上手いもんだよ。この分だと走れるようになるのも時間の問題だな」
「で、そのウラスへ行かせるんですか?」
「ああ。うちの採用試験は先代の頃からこれだからな。だが本当の行き先は隣町のマエハマだったんだがな」
「なぜウラスにしたんですか?」
「コトリがここに着いて倒れた時、お前と一緒にコトリを病院に運んだろ」
 ヤキダマは話の流れがよく分からないという風情で頷いた。
「その時俺はコトリの財布に入っていた免許証を見つけたんだ。その時はメモだけ取って戻しておいたんだが。あとで調べさせてもらった」
「コトリの素性をですか?」
「そうだ。意識が回復してから行くところがないとか、ここに置いてくれとか言い出すし。誘拐犯にはなりたくなかったんでな」
「で?」ヤキダマは先を促した。
「ウラスでの事故のことはお前知っていたな?」
「そりゃ。大きな事故だったから。普通知ってますよ」
「コトリの家はその事故現場の中心にあったんだ。事故で家族全員を失っている」
「えっ!」ヤキダマは言葉を失った。
「コトリはツーリングに出ていて助かったようだ。混乱してそのまま飛び出して来たみたいだな」
「失踪、ということですか?」
「いや。その辺が微妙でな。あの事故は1年たっても被害者のほんの一部しか身元の確認が済んでいない。だから、コトリは死亡の可能性の高い行方不明者になっている」
「じゃあ……」
「俺は転がり込んできた女を何も知らずにバイトとして雇っただけだ。免許証で身元も確認したが、そんな事故の被害者とは思いもしなかったということだ」
「それはまた無茶苦茶な理屈ですね」
「かまわん。責めは受ける。そんなにひどいことにはならんだろう。これがメモだ」親父はテーブルの上に小さな紙を広げた。
「へえ!サヤカっていう名前なんだ。どこかのお嬢様みたいだ。コトリって本名だと思ってました」
「頑なに素性は明かさなかったし、問い詰めたら自殺でもしそうな勢いだったからな。迷い込んできたコトリの様に見えて俺が適当にそう呼んだだけだ」
「生まれからいうと今22歳、ここへ来た時はちゃんと成人だったんですね」
「その点、抜かりは無い」
「抜かりって……」ヤキダマは呆れた顔になった。
「両親と兄と弟の5人家族で、コトリは真ん中の1人娘だ。まだ確認されていないが、状況から見てコトリ以外全員亡くなっている」わずかの間沈黙が支配した。そして「俺の想像なんだが、暖かい家庭で何の心配も無しに育った少し飛んだ娘だったんだろうなと思う」親父は静かに付け加えた。
「僕もそんな風に思います。少なくとも今みたいに暗くは無かったんだろうなと……」そしてヤキダマは確認を取るように訊いた「もう心の修復は済んでいると考えているんですか?」
「無制限に時間をかけるわけにもいかんし、ずっと見てきた俺の勘だ。」
「やはり無茶苦茶ですね」
「でだ。お前の仕事だが、コトリに付き添ってウラスまで往復だ」
「エエッ!付き添い。なんで僕が……」
「どうせ院生だしそろそろ夏休みだろう?お前、コトリのことが心配なんじゃないのか?」
 ヤキダマが何か言おうとしたその時、定食がやってきた。

 コトリはアイドリングを少し高くした状態で4連のバキュームゲージを見つめていた。調子を見ながらバタフライバルブの調整ねじを微妙に回していく。同調を確認すると2度3度と再調整を繰り返してから、アイドリングスクリューを通常のアイドリング回転数にセットした。小さな体に似合わないエキゾーストノートを出していたエンジンは、回転数をアイドリングまで下げ安定した。コトリは少し微笑むとアクセルを数回煽った。豪快なエキゾーストノートが響いた後エンジンは再びアイドリングになり安定した。何度もこれを繰り返し安定することを確認するとエンジンを止めた。あとは細かい調整をしながらボディーを組み上げれば走れるようにはなる。
 でも、連続で1000キロ走るためにはもっと整備や調整、さらには改造の必要もありそうだ。コトリは軽くため息をつくとピットを出て耳栓を外し長椅子に腰掛けた。
 親父さんから与えられた入社の課題は600マイルブレンドのクリアーだ。
 そのためには、ウラスの町へ行かなければならない。傷口は既にかさぶたに覆われている。周りから見れば治っているように見えるだろう。ただそれを剥がしてしまったら、中はどうなっているんだろう?
 そしてその後、きちんと住民票をこのカンデシティーに移して雇用の手続きができるようにしろと言われている。この様子だと自分の素性は親父さんにもう知られている。自分がどういう状態にあるのかはわかっているつもりだが、自分の住民票を触ることでどんな騒ぎが起こるんだろう?コトリの気持ちは不安でいっぱいだった。
 でも、コトリは旅立つことを決めていた。
 あの時は自分がどんな行動を取ったのか、どんな事が起こったのかよく覚えていない。まずウラスまでの往復をこなして自分の育った町をこの目で確かめよう。そしてもう一度ウラスの町へ行って再出発の手続きを始めよう。

 コーナーが迫ってきた。ブレーキングしながら4・3・2とギアを落とす。1段落とすたびにエンジンは悲鳴を上げる。減速で浮いたリアタイアが路面から途切れ途切れにホップするのがわかる。体重を右のステップにかけ左に移す。バイクは自然に左に傾きステップを路面にこすりながら左ヘと曲がり始めた。遠心力でダイアモンドフレームが変形する。コーナーの出口が見えた。アクセルを開けると今度は8千回転まで歓声を上げて加速する。間髪を入れずシフトアップ。あっという間に次のコーナーが迫ってくる……。
 サンライズドライブウェイのケーブル山上駅前の広場に254を止めてコトリはヘルメットを脱いだ。7月の日差しはレーシングスーツの上から燦燦と照りつけ走っていないと暑い。ファスナーを胸の下まで下ろし中にたまった熱気を逃がしてやる。
 早朝の山の木々は心の闇を吹き飛ばすくらい明るく輝き、吸い込む空気は肺の中に溜まった不安を排出する力を持っているかのように透明だ。空は雲の蓋が取れて突き抜けるように高く青い。
 コトリは両手を上にあげ肺一杯に空気を吸い込むと「ウ~ン」とはきだした。
(なんていう鳥なんだろう?)忙しくさえずる鳥の声が彼方から聞こえていた。それに混じって微かにモーターの音が聞こえ始め、黒いスクーターがコーナーを曲がって近づいてきた。スクーターを254の隣に止めるとヤキダマはバイザーを上げた。「早すぎるぞ!ちょっとは加減してくれよ」声は怒っていた。
「まだいっぱいには回していないよ。でもこの状態でもオイルハザードが点く。オイルクーラーを付けた方がいいかも」コトリはヤキダマのことは全く気にしていない様子で言った。
「そんなに飛ばして怖くないのか?」溜息をつきながらヤキダマが訊いた。
「きちんと曲がれるという確信はあるよ。でもサーキットじゃないからアクシデントの確率はずっと高い。そう言う意味での怖さはあるよ」コトリは興味なさそうに答えた。そしてヤキダマの少し怒ったような顔を見て「ヤキダマ。わたしって変?」と続けた。
 ヤキダマは少し戸惑った顔になったが「そうだな。普通の女の子では無いよな。その辺自覚、有るんじゃないの?でも全然問題無いよ」と言ってから「かわいいし……」と小さく付け足した。
 コトリは付け足された一言は無視して「普通じゃぁないよね」と呟いた。
「コトリ?」ヤキダマの呼びかけに(ウン?)という感じでコトリが反応し顔を上げた。
「僕は朝早くから引っ張り廻されてもうくたくただ。そこのベンチで休憩したい」
「いいけど。これぐらいでくたくたになるんだったら1000キロなんてとても無理だよ」
「その時は足手まといにならないよう頑張るよ」2人はすぐそこにある自動販売機で缶コーヒーを買うと、なんとなく並んで木陰にあるベンチに腰をかけた。2人の正面にはカンデの街並み、その向こうには大きな港、さらにその向こうには海が広がっている。コトリはキラキラ光る海や行きかう船をぼんやりと眺め缶コーヒーをゆっくりと飲みながら、無限の安心感を得たような気になっていつの間にか眠ってしまった。
 ふと目が覚めたコトリは自分の頭がヤキダマの肩に乗っているのに気付いた。
「ごめんなさい」
(わたし汗臭くなかったかな)そう思いながらあわてて頭を起こした。
「わたし寝てた?」
「少しの間ね」ヤキダマの顔が照れているように見えるのは気のせいだろうか。
「帰る?」ヤキダマの様子を気にしながらコトリは尋ねた。
「コトリさえ良ければ。僕はもう疲れが取れたよ」
「じゃぁ大丈夫だね。トロトロ走ってると置いて行くよ」コトリは勢いをつけて立ち上がった。

 寒気が入ってきたのだろうか。今朝、カンデシティーは靄の中に沈んでいた。「コンステレーション」の前の側道には254と、ヤキダマが親父から貸し出しを受けたEXP600が並んで止まっていた。EXP600はV4エンジンを積んだツアラーだ。ATであることは言うまでもないが。トルクもあり扱いやすくヤキダマには最適の選択といえた。254にはエンジンへの風を妨げない位置にオイルクーラーが増設されている。
 コトリとヤキダマはツーリングウェアに身を固め、フルフェイスのヘルメットを持って親父の前に並んで立っていた。
「みんな見送りに来たがったんだが、これは試験でイベントじゃないということで断った。早朝だしな、うっかりすると30人以上集まって大騒ぎになりそうだった」
「目立たなくていいよ」コトリがタンクに張り付けた腕時計を見た。
「そろそろだな。大丈夫か?」親父がニヤニヤしながら尋ねた。
「私と254は大丈夫だよ。オイルクーラーを着けたし耐久性は大丈夫と思う。EXP600も問題ないでしょう?一番の問題はやっぱり……」
「やっぱり、何だよ」不満げにヤキダマが訊いた。
「やっぱりヤキダマかな?」コトリが微笑んだ。
 ヤキダマはまるで珍しいものでも見るようにそれを見つめていた。
「コトリ。足手まといになりそうなら捨てて来い。ただしウラスではヤキダマの立会を受けるようにしろよ。立会人なんだからな。後は捨ててきてもいいだろう。お前の好きにしろ」親父はヤキダマのほうを向いて「バイクを置いて来たら実費はもらうからな。覚悟してかかれ。コトリを頼むぞ!」そして2人を見ながら「それから2人ともこまめに携帯で連絡しろ。余計な心配はしたくないからな。命を落とすな!じゃ。出発!」とゲンコツを上に突き出した。
「ありがとう」コトリは親父に抱きついてギューッと力を込めた。親父も両手をコトリの背中に回してから頭を優しく撫でた。コトリは暫くされるままになっていたが決心をしたようにパッと離れ、ヘルメットを被りバイクに跨った。
 ヤキダマも軽く手を上げ「行ってきます」と言うと同じようにバイクに跨った。
 豪快なそして静かな2つのエキゾーストノートが響き、2台のバイクはコトリの育った町を目指して靄の中へ消えていった。
 親父は孫を見つめる目になって2つの影を見送っていたが、ゆっくりと空を見上げてから店の中へと消えた。
関連記事
スポンサーサイト




 
 

Comments

感想です 
このお話、大好きです。
バイクが好きだからだけではなくて。
左紀さんの作品はどれもそうですが、細部がとても丁寧で状況が隅々まで目に浮かびます。それもとても美しい言葉を選ばれていて、見事だなあと思います。
バイクの用語や技術に関する描写も、本物の技術者なのではないかと思うくらい精密に書かれていますね。きっとバイクの事が大好きで楽しんで書かれていらっしゃるんだなあと、思いました。
本当は、ここで感想を終わらせたいのですが、一応ルールなので、マイナスポイントも。
敢えて言うとしたら、読者は「ウラスで起きた事故とは何で、コトリはそれにどう関わっているのか(逃げ出して、素性を隠したまま一年ってことは怪しい、実は真相に関係あるんじゃないのと……)」と疑問を持つのですが、それが明らかにならないことでしょうか。「コトリはどんな風に試験に合格するのか」「ヤキダマとの仲はどうなるのか」に関しては、読者の想像におまかせでもいいし、むしろこの終わりかたが余韻があっていいと思いますが。
個人的には、左紀さんの氣が向いた時にでも、続編を書いていただいて、「例の事故」についても掘り下げていただきたいなと思っています。単に、このキャラたちでのお話を、もっと読みたいだけかも……。

連載中の「エリダヌス」、まだ追いついていませんが、少しずつ読んでいます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
短編小説大会の感想です。 
読みましたので、感想書かせていただきます。

個人的なことなんですが、バイクにはあまり詳しくないので種類や部品の話になると少し難しいところがありました(すみません;)

でも、話としてはとてもおもしろかったです。
コトリの素性を知っていて温かく見守ってくれる親父さんとか、文句を言いながらもついて行ってあげるヤキダマさんとか、周りの人たちが素敵だな、と思いました。
コトリの背景なんかはあまり軽い話ではないのに、すごく胸が温かくなるお話でした。

コトリがその後どうなったのか、気になります><

読みました~ 
久しぶりのコメントです…

毎回書いている気がしますが、やはりというか、文章がとんでもなく綺麗ですよね。いつも山西さんの文章を読むたびに、うわー、自分はやはりまだまだ未熟だなぁと思い知らされます。
描写の丁寧さもありますが、何よりそれでいて、突っかからずに読めるというのがすごいです。サラサラと気付いたら作品の世界に溶け込んじゃいますね。

後、内容面に関してですが、やはりこちらも、短編としてうまくコンパクトにまとまっていて、それでいて濃密で、とても読み応えのある作品でした。よくこれだけ詰め込めるなぁと。
コトリの、重い過去を背負いつつも、活き活きと日々を頑張って生きている様子や、それを見守る親父さん、ヤキダマの様子。人間の温かみのようなものを感じます。そして、そういった描写をしっかりを描けているところに、やはり、脱帽してしまいました。
最後の、コトリが自分の育った町を見に行くという部分も、「小鳥が巣立つ瞬間」を思わせて、感動しました。

面白い作品をありがとうございましたm(_ _)m
八乙女 夕さん 
 感想ありがとうございました。「話、大好きです」なんて言っていただいてびっくりです。
「美しい言葉…」とも言っていただいて嬉しいのですが、言葉を選ぶ際の自分のボキャブラリーの無さ、表現力の無さに苛立ちながら、辞書や類語辞典を引きまくっているのは内緒です。
 山西、バイクが大好きなのはこの作品を読んでいただければ一目瞭然ですね。でも今は乗っていないんですよ。メカについては「親父」のモデルになった人の見よう見まねと、独学で試行錯誤した経験を膨らませています。登場するバイクはすべて架空のものですがモデルはあります。「254」は特に思い入れのある車種で実際に乗っていたこともあります。バイクの話を書くならこれを登場させたかったんです。あまり凝り固まって興味の無い方が離反されるのを恐れて控えめにしたつもりだったんですが、つい力んでしまったかもしれません。

 ご指摘の点ですが、この件は書いていながらずっと気になっていたことで、その通りと思います。白状するとウラスで起きた事故ってどんなものか。まだ山西も決めかねています。1年が過ぎても被害者の身元確認が終わらない事故。しかも現代の設定で……難しいでしょ?
 この事故について明らかにする話を書くとしたら多分、サヤカの話になると思います。(あれ?これでは続編じゃないですね)まったく別のお話としてスタートして、そしてDEZMO 720でウラスを飛び出すまで位の話になるのでしょうか?
 お読みいただいて、ありがとうございました。

「エリダヌス」読んでいただいてるんですね。苦労して書いていますのでとても嬉しいです。もう少し続きますので、よろしければ最後までお付き合いください。
紫木 凛音さん 
 すみません。
 一分野に特化したお話なので退屈される方もいらっしゃるかな?と気にしておりました。感想を書く義務を課せられてあまり興味の無い話だったら大変かなぁ…とは思っていたのですが、ここまできてお話を別の物に切り替えるわけにもいかずそのままUPしてしまったという訳です。お付き合いいただいて感謝です。
 でも山西、暖かいコメントをいただいて喜んでいます。おもしろかったといってもらえるとやはり嬉しいです。話が出来上がった時点では、コトリはこれから幸せになる予定です。

 お読みいただいて、ありがとうございました。
一森冬間 さん 
 お久しぶりです。
 山西は書いているとき常に第一人称あるいは主人公の中にいます。完全に入り込んでコミュニケーションし生活します。文章に起こし実際にできるのか何度も脳内シュミレートし確認します。まるで自分がそこで生きているように……。自己満足であり完全にできるわけではもちろんありませんが、できるだけ頑張ります。描写が細かくて読みづらいかな?くど過ぎるかな?等と思いながら書いていましたが「突っかからずに読める」と言っていただけて嬉しいです。「サラサラと気付いたら作品の世界に溶け込める」なんて最高の褒め言葉です。少し褒めすぎですよ。山西こそまだまだ未熟です。貧弱な表現、回りくどい構成のそしてイメージどおり書けていない文章、等に毎回イライラしながら書いています。もっと構成力やボキャブラリーが有ればいいのに、もっと綺麗な表現が出来ればいいのにと常々思っています。
 内容についても褒めすぎですよ。まだまだ構成として未熟だと感じています。自己申告すると後から付け足したエピソードなどが未消化で残っています。胸焼け状態です。もっときちんと消化することが出来ればよかったのですが、参加表明のときに危惧した中途半端が顔を覗かせてしまったですね。
 まだまだ反省と勉強です。上達するのかどうかはわかりませんが……。

 そして一森さん。
「小鳥が巣立つ瞬間」を思っていただき本当にありがとうございます。
 気が向かれたらまたお越しください。お待ちしています。
初めまして 
私は今回の短編小説イベント読破(これで完遂)を目指している藍樹と言います。栗栖さんから飛んできました。

さて、ここでも批評と感想を書かせてもらいます。

まず批評。作者がバイク好きなのは分かったのですが、機会に疎い人にはあまりにも読みにくい作品になるのではないか、という懸念です。短編なので補足説明の余裕がなかったのは分かるんですけど、それならばもう少し専門用語を減らした方がよかったと思います。

次感想です。今回のイベント作品で一番無難な物語でした。私の小説コンセプト『ラノベ』にも大きく当てはまり、好みでした。ただ最後の終わり方をもう少し丁寧にして欲しかったです。いかにも、「あ、字が足りんw」みたいな感じで終わってるような気がします。物語的にはとっても続きが気になる面白さでした。改良して長編にしたらいかがでしょうか?

以上、小説書き半年の生意気批評と感想でした。

PS;書き方気に入ったので、ブロともどうでしょう?
 
エスプリの利いた
ハイソなライフをエンジョイしましょう!!




どうも。
鳥居波浪です。



突然ですが。

「ファンタジーらしさ」を追求すると
最終的には「古語」に行きつくと主張する人もいます。


えーっと、だから何だというと……


海外の話を書くにしても
あまり安易にカタカナを使うべきではない。

と、思います。



コメントの冒頭の一文は
とある婦人誌のキャッチコピーです。

ちらっと見るだけなら
別に問題はないのかも知れません。


でも、
冷静に考えれば
どこかおかしいように感じませんか?


たしかにバイク用語は
カタカナ表記せざるを得ないでしょう。

ただ、その他の部分は
普通に日本語を使ったほうがいいと思います。







長々と失礼しました。
篠原藍樹さん 
はじめまして。批評と感想ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。機会(機械)に疎い人には読みにくい作品になってしまいましたね。
これでも専門用語を少なくしたつもりだったんですが、こういうご意見が出てもまあしょうがなかったかなと思っています。どうしてもある程度書き込んでみたかったものですから。

そうですか。好みと言っていただけて嬉しいです。
終わり方についてはご意見を参考にさせていただきます。
山西としても満足しているわけではないもので……。
「あ、字が足りんw」って、ほんとにそんなこと考えてたかも。
ただこの物語、長編にする程の内容は持っていないかな?と考えています。

生意気?いえいえ。山西もまだ書き始めて9ヶ月目に入ったところの新参者ですから。
またお越しください。

ブロとも、もちろん申し込んでいただければOKですよ!
鳥居波浪さん 
感想、ありがとうございます。

そうですねぇ。そういうことってあるかもしれませんねぇ。

でも安易に使っているつもりは無いんですよ。
漢字では書けない、というだけのことなんです。

海外の話……というわけでもないですし。
ましてや日本のお話でもないですし。

ここはどこなんでしょう?


お読みいただいて、
ありがとうございました。


よろしければ、またお越しください。
お待ちしております。
 
 こんばんわ。企画参加者、のりまきです。
 他グループの中で一人の感想を書く……という訳で、山西 左紀さんの作品を選ばせて頂きました。
 短編として、一番綺麗に纏まっている―――と個人的に思ったので。

 まず、所々の描写がとても綺麗だと思います。言葉をきちんと選んでいる……と言いますか。とにかく、無駄なく使っているなと。登場人物の置かれている状況、行動がとても鮮明に書かれていて、とても読んでいて楽しいです。
 バイクの用語等を使っている所も、私は好きです。実際書いている意味は正直あまり分からないのですが……登場人物達がバイクをいじっていたり運転している、というのがダイレクトに伝わってきて、良かったです。

 これで感想は以上です。
 これからもどうぞ、よろしくお願いしますm(__)m
読みました 
 読ませていただきましたので、感想を差し上げようと思います。参加者ではないので、あっさりめで……(汗)

 今回のお話は、ちょっと専門用語が多くて、細かいところでちょっぴり分かりにくいことはありましたが、全体的に大変読みやすく、また話に入りやすく書かれていて、楽しませていただきました。

 他の方も指摘されていますが、コトリさんの周りの雰囲気というのがとても優しくて、心地よかったです。そして、コトリさん自身も元気良くて愛らしくて、魅力的に描かれていました。

 良い作品をありがとうございました。
追加で…… 
こんばんは。

みなさんの感想を読んでいて、思ったのでさらにひと言……。

バイクの話に限らず、専門用語の入っている話は、どうしてもどこまで説明するかという選択を迫られると思うんですよ。

例えば、この親父さんのセリフ。
>「今のバイクは半分程が電動だ。ガソリンエンジンの物でもまずインジェクションだしな。キャブの、しかもこんな小さな4連キャブの面倒が見れるか?」

たぶん、私ならこの後に、四連キャブレータとは何かなる説明を入れてしまったと思うんですよ。
でも、丁寧に読めば、「キャブ」なるものが電動との対比で書かれているのだから、それは余計な説明なんですよね。技術書じゃないんだし。

そういう意味で、私は、この小説の左紀さんの書き方、すべてこれでよかったんだと思います。個人的には、今回の自分の作品への反省点と直結して、一番見習いたい所だと思いました。

それと。「エリダヌス」ようやく追いつきました。
感想を書きたいのですが、ちゃんと書きたいので、もうちょっと待って下さいね。
また参ります。

のりまきさん 
読んでいただいてありがとうございます。
他の方から“無難な物語”との感想をいただいていたんですが
のりまきさんに頂いた感想は“纏まっている”……う~ん、
色んな意味に取れますけどほめて頂いていると解釈させてもらおうっと。
でも、もう少しハッチャケても良かったかな?と心の隅で思っていましたので、
そうだな~無難に纏めちゃったかな~という気分でもあります。
よし!次はハッチャケてみるぞ!!と気合を入れておきます。
(どうなるかはわかりませんが)
描写や言葉の選択をほめていただいて嬉しいです。
読んでいて楽しいといっていただけて良かったです。
バイク用語については皆さんから色々な意見を頂いてますね。
これについては、重複するので後でまとめてコメントしようと思ってます。
読みにくくは無かったですか?良かったと言って頂けてホッとしています。
感想ありがとうございました。
sogetsu2さん 
読んでいただいてありがとうございます。
参加者でなくても遠慮はいりませんよ。
コトリの取り巻き連中、むさくるしい男共ですが心地よかったですか?
優しさがさりげなく出ていたらよかったのですが。
店の常連を登場させると、むさくるしい男共ばかり何十人も出てきますよ。
多分女性もいるんでしょうが。
コトリを愛らしく魅力的に感じて頂いてとても嬉しかったです。
元気のよさもうまく表現できていたでしょうか?
よろしければ、またお越しください。
専門用語について 
 実は山西の書きたいだけあまり気にせず入れております。この物語を書くに当たって、どうしてもある程度細密に書き込んでおきたかったんです。変に妥協するとこの物語の雰囲気が弱くなってしまう気がしていたのです。そして、それぞれの用語について説明することも避けました。説明臭くなることも避けたかったんです。
 だたし、物語の本筋には影響を与えないように限定して入れたつもりです。まったく知識が無くても「なんとなくこんな部品かな」「なんか苦労して調整してるな」くらいで、あるいは“意味のわからないある種のかっこよさ”なんかを感じながら読んでいただければ、物語は繋がっていくように書いたつもりです。が、山西の未熟さがこの色々な感想の原因なんでしょうね。
 でも良く解っている方に読まれるのが一番恐かったりして。
八少女 夕さん 
「エリダヌス」最新話までお読みいただいてありがとうございます。
最新話まで読んでくださった方がついに現れました。やった。
不定期の更新ですがもう少し続きますので、懲りずに最後まで読んで欲しいです。
いつごろ最終話がUPされるか勘の良い方なら予測出来てしまうかも……。
こうなったらお願いしてしまいます。
どうかよろしくお願いします。
こんばんは、高橋です^^ 
山西さん、こんばんは。高橋です。
第3回、読ませて頂きました。
高橋、このお話大好きかも^^
冒頭の雨の表現はさすがですね。
高橋も今雨の表現を模索中ですが、
山西さんの雨は優しいな……と。
コトリと親父さんのやりとりが微笑ましいですね。
高橋も親父さんと朝食を食べて、抱きつきたいです(笑)
あ、デートも(笑)
いつも素敵な物語を読ませて頂きありがとうございます。
山西さんの作品、ゆっくり制覇していきますね。
ありがとうございました。
高橋さん 
読んでいただけましたか。
ありがとうございます。
コトリと親父のアウンの呼吸には誰も入り込めないんじゃないでしょうか?
コトリが案外神経質なのにお気づきいただけましたでしょうか?
格好よりはずっとお嬢様ですから。

エッ!ゆっくり制覇していただけるのですか?
気の向いた作品から読んでいただけたら嬉しいです。
 
読ませていただきました。面白かったです。
私もバイクに関してはさっぱりですが、それほどうるさく専門用語が使われているわけでもなかったので、あまり気にならなかったです。用語がストーリーに直接繋がっているわけでもありませんし。

それよりも魅力的なキャラクターや、ストーリー自体が素敵なので、そちらのほうに引き込まれました。
途中で、「これって後編で終わりになっているけど、容量が足りるのかな」と思いましたが、皆様のコメントを見て納得。
イベントへの参加作品だったのですね。

事故の内容がはっきりしていないのも、短編であれば、ありかなって気がします。
最後は読者の想像にお任せですかね。
それとも、これ以降の続きを書かれているのでしょうか。
他を読んでみればいいのかな?
ヒロハルさん 
うわぁ!お読みいただいてありがとうございます。びっくりしました。
専門用語についてはすでにコメントでも書いていますように、直接ストーリーにかかわらない範囲で好きなように使っています。あまり気にならなかったのなら上手く使えていたのかな?ちょっと嬉しいです。サキのこだわりで書いている部分ですから無くすわけにもいかないし、読みにくくなって読者が離れてしまっても困るかな、と思っていましたので。

キャラクター、魅力的でしたか?ストーリーも素敵ですか?面白く読んでいただけたのなら作者として本当に嬉しいです。イベント用に急いで書き上げたので、幾つもの未回収の謎が残ってしまっていたのですが、切り番でリクエストを受けたりして続編を書いています。
この作品は「254 enhanced」に続いて「720(Seven two zero)」で一応の結末を向かえます。そして「1006(ラグランジア)」は番外編です。読んでいただけるのなら嬉しいです。
コメントありがとうございました。
(ブログのタイトルのすぐ下に「★★作品一覧はこちら★★」のリンクが置いてあります。ここに入られると探しやすいかも)
読ませて頂きました! 
こんにちは。
「carat!」参加作品ということで、一足先に
前後編と読ませて頂きました!

丁寧な描写に緻密な専門用語、
それらが「コトリ」という魅力的なキャラに収斂していって
この世界を形作っているようです。
専門用語って、確かに使いどころが難しいのかもしれませんが、
サキさんの場合はそれが物語のリアリティーと説得力に繋がっていて、
個人的には素敵だな〜って思いました!

ヤキダマとコトリの関係もいいですね。親父さんの存在も温かいです。
ラスト、バイクを見送る風景と余韻が自分の中で
オーバーラップしてじーんときました。

それから、
「今朝254が目覚めた」
という親父さんの台詞に痺れました。
これって、メカやバイクを愛する人ならではの台詞だと思うんですよね。
自分だったら絶対思い浮かばないと思うので、素晴らしい感性だな〜
って痺れました。わっ、痺れましたって二回も言ってしまいました!
それくらい、かっこよかったです^^

このたびはお忙しい中の企画へのご参加本当にありがとうございました。
これからも執筆頑張ってくださいね。
canaria さん 
あ、後編まで読んでいただけましたか!
ありがとうございます。そして過分なお褒めのお言葉、とっても嬉しいです。
この作品は小説を書き始めた頃のものなので、けっこう冒険をしながら書いています。メカニカルな部分を楽しんだり、専門用語をわざわざ使ったり、読者の方の迷惑を顧みず書き込んでいます。素敵という感想を持っていただいてとても喜んでいます。そしてリアリティーと説得力に繋がると言っていただけてホッとしています。
物語りではコトリは大きな問題を抱えています。ヤキダマはそんな彼女を優しく支えていき、そして・・・と言う展開なのですが、そうですね。今回canariaさんに一気に後編まで読んでいただいたので、「carat!」には前後編を一気に後悔してしまおうと思います。次号には「254」の続編「254 enhanced」を当てていきたいと思っています。
ちょっと変更になりますが、よろしくお願いします。

 
 

Trackbacks

 レインウェアの隙間から浸みこんだ雨が体温を奪ってゆく。 L型ツインの豪快なレーシングサウンドが響いているはずだがもう聞こえてこない。 激しく降る雨の中コトリはDEZM...
 
<- 01 2020 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。

山西 左紀

Author:山西 左紀
「山西 左紀について知りたい方はこちら」
(ニコニコ静画フリーアイコンより)

ようこそ!


頂き物のイラスト

アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
天使のささやき_limeさん2
limeさんのイラストをイメージにSSを書いてみました。「ダイヤモンド・ダスト」
イラストをクリックすると記事に飛びます。よろしければご覧くださいネ!
スカイさんシスカイメージ
スカイさんのシスカイメージ
シスカ・イメージ高橋月子さん作
シスカ・イメージ 高橋月子さん作
シスカ・イメージlimeさん作
シスカ・イメージ limeさん作 コトリ・イメージユズキさん作
コトリ(コンステレーションにて)ユズキさん作
リンク
ブロとも申請フォーム

Archive RSS Login