Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

眩暈の夜

土曜日の夜、ふと目が覚めました。多分丑三つ時だったんだと思います。
『熱いなぁ』サキは寝返りを打とうとしたんです。すると世界が揺れ始めました。
眩暈の一種だと思うんですが、90度ほど回転すると元へ戻り、また90度ほど回転し元へ戻る、を繰り返します。どうしたんだろう?メチャクチャ気分が悪くて立てそうもありません。ガタガタガタと世界が回転往復運動を繰り返します。薄明かりの中でもそれだけははっきりと感じられてとても怖かったですが、やがて揺れは収まりました。
しばらくじっとしていたのですが、大丈夫そうです。そっと起き上がって“先”達の部屋へ向かおうと歩き出しました。すると今度は意識が遠のきそうになります。気合で何とか意識を維持しながら、ゆっくりと壁伝いに進みます。
“先”達の部屋の戸を開け事情を説明すると、“先”は熱中症じゃないか?と言います。
すぐにリビングのクーラーがつけられ、たっぷりのポカリを飲まされ、そこにサキの布団を持ってきて寝かされて、氷が来て、救急車は?・・・大騒ぎになりました。(救急車は丁重にお断りしました)
そのころになるとサキも落ち着いてきて眩暈も気分の悪いのも収まってきました。こんなの初めてですよ。きょうは出かけていたんですけれど。特にいつもより水分補給が少なかったとは思わないんですよ。ビールを少し飲んだのがいけなかったのかなぁ。
サキはもともと水をあまり飲まないので、(サキは出かける時も水筒を持って行かない人です)意識していなかったのですが、こんなことになるんですね。これからはちゃんと水分の補給をしようっと。
死んじゃうかもとは思わなかったのですが、悪くすると命に係わる事だったのですね。ちょっと怖くなりました。でも、今はすっかり収まっています。

急に暑くなりました。皆さんも熱中症には気を付けてくださいネ。
喉が渇く前に意識して水分を補給するぐらいの方がいいみたいです。
サキはお出かけ用の水筒を用意しました。そしてお休み前にも水分を取るようにします。あんな回転往復運動の世界、2度とごめんですヨ。
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テーマ : つぶやき    ジャンル : 小説・文学
 
 

最果てへの旅

 アルマクは薄い色のサングラスをかけている。もちろんそれはおしゃれなどではなく、彼女の赤い虹彩を目立たなくするためだ。そして金色の長い髪はツインテールにまとめられている。いつものように長い髪を降ろしたその姿はプロフィールとして公開されていて、正体に気付かれる恐れがあるからだ。流線型のヘッドホーンも外している。これは悩ましい所だが、付けている方が目立つと判断したんだろう。目立たなくするためには、視覚の違いも許容するつもりのようだ。出来れば今日は無用な混乱は避けたい、アルマクはそう思っているようだ。

アルマクはタトゥーンで行われているアスタリスクという賭けレースのメジャーパイロットだ。宇宙空間で行われ、星屑の間を駆け抜けるこのレースはスリル満点で、ここ地球でも大変人気がある。それゆえ、メジャーパイロットの中でもエース級ともなれば、意外に大勢の人に面が割れている

 オレ達は今、旅客機のシートに並んで座っている。小型のリージョナルジェットは地球東域にある弓状列島、その北東の果てにあるチオリの町に向かって高度を下げている。
「この浮遊感はコフィンとは全然違うな。エア(大気)に支えられている感覚が面白い」アルマクは腰でバランスを取る仕草をした。

コフィンとはアスタリスクレースに使われる競争艇の事だ。本来は棺桶という意味を持っている

「エア・プレーン(飛行機)だからな」オレは自分にとって当たり前のことを答えた。
「今は“降下”って言うの?」だがアルマクにとってはそうではないようだ。
「ああ、高度を下げている。もうすぐ着陸だ」オレはチラリと時計を見た。
「ずっと森だな」アルマクは窓の下を見ながら言った。
「何もない所だからな」
「どんな所か早く見たい」アルマクはオレの方を向いた。
「ほんとに何も無い所だよ」
「でもミラクが生まれて育った所だろ?」
「そうだけど」
「きっと素敵な所だ」アルマクはジャケットの内ポケットをポンと叩いた。そこには折りたたまれたヘッドホーンが入っている。これを付けてオレと同じ風景を見たいということなのだろう。
 これまでずっとオレはこの町に愛着なんか持っていないと思っていた。特に2人の兄がこの町を出て行ったあとは、オレだけが取り残されたような気持ちになって、一刻も早く町を飛び出そうと焦っていた。でもどうしてだろう、アルマクにこの町の事を良く言われると嬉しいのだ。
「ありがとう」オレはアルマクに笑顔を向けた。

アルマクの赤い虹彩を持った目は、実は物を見ることはできない。だがアルマクには特殊な能力が備わっていて、見えている以上に感じることができる。だから、視覚が無くても何の問題もない。それどころか目で見るよりももっと多くのことを感じることが出来る。ただ目で見る感覚とは異なるため、普段はヘッドホーン型の補正装置を付けて普通の人間と感覚を合わせている。この特殊な能力がレースで星屑の間をすり抜ける際に威力を発揮することになる

 ほぼ満席の30人程の乗客と、その乗客を迎えに来た人々で狭いチオリ空港のロビーは賑わっていた。アルマクは小柄だが、その金色に輝く長い髪は人目を引く。だがレーサーとしてのトレードマークだから短くしてしまう選択肢は無い。今は二つにまとめているがそれでも振り返る人は多い。オレ達は足早にロビーを横切ると、レンタカーのカウンターに寄り、予約しておいた小さな車を借りた。
 助手席に腰を落ち着けたアルマクはサングラスを外し、ヘッドホーンを付け「どれくらいかかるんだ?」と訊いた。
「1時間くらい。峠を1つ越える」オレはカードをスロットに挿入しながら答えた。
「トウゲ?」
「山を登って降りるんだ。半島を1つ横切ることになる」
「ふ~ん」アルマクにはもう一つ理解できないようだが、宇宙育ちだからやむを得ない。オレは解説を諦めて車をスタートさせた。町を抜け森の中を走り、半島を背骨のように貫く山脈に差し掛かると、いくつものコーナーを抜け高度を上げる。
「自動車はコーナーが楽しいな。重力と遠心力の鬩ぎ合いが面白い」助手席のアルマクはパイロットの顔になっている。そしてついに我慢できなくなった様子で言った。
「ミラク、オレにも運転させてほしい」
「だめだ。アルマクは免許を持ってないだろ」
「ちょっとだけ」アルマクはおれと付き合い始めてからお願いの仕方は上手になった。
「だ~め」
「ケチ」アルマクは口を尖らせた。

 やがて車はサミットのコーナーを抜ける。
 森が切れ風景が開けたとたん「ウワ~~!!!」アルマクが歓声を上げた。
 目の前には深い青色の入り江が広がっている。入り組んだ内海にはいくつもの島が浮かんでいて、島々や内海の周りはびっしりと原生林に覆われている。あたりは原始の風景そのままで、この道路以外は人の気配など全く感じられない。
 車はコーナーを抜けながらその内海に向かって徐々に高度を下げて行く。その間アルマクはずっと押し黙ったまま風景に見入っていた。
「気に入った?」そう訊いてみると、アルマクは頬笑みながら頷いた。
 やがて車は海岸の崖の上を海に沿って走り始める。内海は広くなったり狭くなったりしながら続いている。
 その時、オレは海面で白い煙のような物が上がるのを目にして路側帯に車を止めた。
「どうした?」アルマクは我に返って訊いた。
「鯨だ」オレは海面を指さす。
「クジラ?」アルマクにとってはまた未知の言葉だ。
「降りてみよう」オレはカードを抜いてドアを開けた。
 それは一頭のザトウクジラだった。餌を求めて回遊しているうち内海に迷い込んだのだろう。車の外に出るとそこは全くの静寂の世界だ。
「あそこだ.」すぐそこの海面に黒い背中が見える。
「なに?動いている。生き物?」
 静寂の中、シュ~ッと音がして白い煙のような物が立ち上る。
「なんだ?あれ」
「あれは動物だ。呼吸をしているんだ」
「魚じゃないのか?」
「哺乳類だ。親子で、母親の方は20メートルはありそうだ」
「母親とその子供なのか?」アルマクの声に優しさを感じたのは気のせいだろうか。
「たぶんね」鯨は大きく頭を沈め、尾を海面上に振り上げた。
「大きい!」アルマクが声を上げた。海面から影が消えた。
「潜ったかな?」
「不思議だ・・・とても本当の事には思えない・・・」アルマクは海面を見つめたままだ。
鯨は水中に消え、世界にまた静寂が戻った。
「気に入った?」もう一度そう訊いてみると、アルマクはオレの胸板に頭をトンッと突っ込んできた。そしてグリグリッとしてから顔を上げ、笑顔になってオレの顔を覗きこんだ。


Wikipediaより


「カスカが見えたよ。ほら」オレが前方に見える集落を指で指し示すと、アルマクはショルダーバッグから携帯端末を取り出した。
「なに?」訝しく思って尋ねると「ちょっと」と端末を覗き込んでいる。横から画面を覗き込むと端末に自分の姿を表示させている。自分の容姿を確認しているようだ。確認を終えると今度はヘッドホーンを外してショルダーバッグに仕舞った。そんなアルマクを見るのは初めてだった。オレは驚いていたが、なんでも無いような顔をして運転を続けた。
 10件ほどの家が集まる小さな集落を抜けて細い坂道を上がって行くと、やがて山裾に瓦屋根を乗せた木造の家が見えてくる。
「あそこだ」声をかけるとアルマクの顔が引き締まった。スタート10秒前のコールが聞こえた時の顔だ。
 庭先に車を止め、庭を横切って玄関の前に立つ。玄関の引き戸は開けっ放しになっている。
 相変わらずだな、オレは奥に向かって「ただいま」と声をかけた。
 ドタン!と大きな音がして廊下の奥から足音が近づいてくる。オレはまだ玄関の外に立っていたアルマクを家に中に引き入れた。
「ミラク?早かったね」お袋の声だ。すぐに廊下に顔が現れた。早足で玄関先に出てくると笑顔で「いらっしゃい。遠いところまでごめんね、疲れたでしょう?」とまずアルマクに声をかけた。
「始めまして、アルマクと申します」アルマクは東域風に深く頭を下げた。
「顔をよく見せてちょうだい」お袋が言うと、アルマクはゆっくりと頭を上げる。
「素敵なお嬢さんじゃないの!ミラク。お前にはもったいないわ」お袋の声はいっそう大きくなった。
「お~い、お前達だけ玄関先でずるいぞ!入ってもらいなさい」奥から声がする。親父の声だ。
「はあ~い!」お袋は奥に向かって返事をすると「さぁ、お待ちかねよ。入ってちょうだい」とアルマクを促した。
「お邪魔します」アルマクはそのまま足を踏み出そうとしたので、オレは慌てて声をかけた。「アルマク、靴」
「あ!」アルマクは慌てた様子でブーツを脱ぎ室内履きに履き替える。
「気にしなくていいわよアルマクさん。履き替える方が珍しいんだから。さぁいらっしゃい」お袋はアルマクを連れてさっさと廊下を進んでいく。置いてきぼりになりそうになったオレは慌てて後を追った。
 部屋の奥にはベッドが置かれ、そこに上半身を起こした親父が居た。「久しぶりだな」オレへの挨拶もそこそこに「やあ、いらっしゃい。こんな格好ですまんね」とアルマクの方を向いた。
「始めまして、アルマクと申します」アルマクは軽く頭を下げた。
「そこに掛けて顔を見せてくれ」親父はベッドの傍の椅子を指差す。オレ達はそこに並んで腰を掛けた。
「・・・・・・」親父は戸惑ったような顔になってアルマクを見つめている。
「どうした?」オレは親父の顔を覗きこんだ。
「あんた、ひょっとしてアンドロメダじゃないのか?」暫くの沈黙の後、親父はようやく言葉を発した。
「はいアルマク・アンドロメダです」
「こりゃ驚いた。息子の嫁がまさかアンドロメダだとは」
「反対してももう遅いぞ」オレは予防線を張った。
「なにも反対したりはせん。驚いただけだ。俺達はつくづく宇宙に縁のある家族だと思ってな」親父はオレの方を見た。
「そうね、アルマクさんはきっと聞いてないと思うけど」お袋もオレの顔をチラリと見た。オレは気まずそうに俯いた。
 やっぱりという顔でお袋は話を続ける。「この子の兄は2人いるんだけど、2人ともコスモノーツなの、どちらも恒星探査に携わっているからあと10年は帰ってこないわ。この子もそれに憧れたんだけど体力検査で落ちてしまってね。それでも宇宙に関係する仕事に就きたいってここを飛び出して、今のざまなのよ。みんな出て行ってしまったわ」お袋は少し寂しそうな表情を浮かべたが、すぐに親父の方を向いて続けた。「そしてこの人もコスモノーツだったのよ」
 今度はアルマクが驚いた顔をした。オレは家族について詳しく話したことはなかったのだ。
 アルマクは親父の顔をしげしげと見つめてから「すみません。お名前は何とおっしゃるのですか?」と尋ねた。
 親父は自分の名前を名乗ったが、それを聞いたアルマクは目を大きく見開いた。
「カピタン・・・ですか?」アルマクの声はかすれている。
「そう呼ばれていたこともあったな」親父は少し寂しそうだ。
「驚きました。ビックリです。ミラクの名字とは違っていたから・・・」
「こいつは兄貴たちと違って母方の性を名乗っているからな」
「そうだったんですか」アルマクはチラリとオレの顔を見た。後でまた文句を言われそうだ。
「それで親父、調子はどう?」オレは話題を変えた。
「長年の宇宙生活で痛めた体だ。良くはならんよ。聞こえてくるお前たちの噂話だけが楽しみだ」
「兄貴たちはともかく、オレの噂は聞こえないだろう?」
「そうでもないさ。この間のタンカー喪失の噂や。新造船の噂や、けっこう入って来るぞ。嫁さんを連れて来るというのには驚いたが、それなりに活躍しているようだな」
「それなりにね」
「そしてこれからはアンドロメダの活躍まで楽しみに見ることができるんだ。こんなに嬉しいことはない。でかしたぞミラク」
「あんた、またそんな言い方を・・・」お袋が諫める。
「すまん、あの天才パイロットが身内になると思うと舞い上がってしまった」
「かまいません。私から押しかけた様なものなので」
「それは驚きだな。こいつにそんな魅力がありましたか?」
「あんた!」お袋がまた親父を諫めたが、アルマクはかまわず答えた。「はい、強く惹かれました」
「そうか、それはありがとう。そしてよくこいつを選んでくれた。感謝するよ」
「ありがとうね」お袋が声を合わせた。
「ということなら今日はこれからお祝いだ。どうだ?かあさん」
「始めからそのつもりですよ。じゃぁ用意を始めましょう」お袋は立ち上がった。
「オレも手伝います。いえ私も・・・」アルマクは慌てて言い直した。
「そんなに畏まらなくていいのよ。いつも通りでいいから」
「じゃぁ、オレも手伝うよ。アルマクじゃさっぱり役に・・・」オレはアルマクに助け船を出そうとした。
「いいのよ。あなたはとうさんとここにいて。積もる話もあるでしょう?女は女同士話したいことがあるのよ」オレにはかまわず、お袋はアルマクをキッチンに引っ張っていった。
 振り返ると困ったような親父の顔があった。親父の顔などじっくりと見たことはなかったが、やはり刻まれた皺は増え、深さも増している。髪も随分白くなり薄くなった。
「調子は良くないのか?」オレは思い切って尋ねてみた。
 親父は困ったような顔を続けている。
「ベッドに居るなんて思ってなかった」
「まぁな、俺達の時代は劣悪な環境だったからな。放射線障害はどうしても出てくるようだ」親父は絞り出すように言った。
「オレ達が離れていても大丈夫なのか?オレもアルマクもここに戻ってくることはできないぞ」
「問題無い。年金と保証は充分とは言えないがちゃんともらっている。それにもうすぐ介護AIも導入する」
「介護AI?介護ロボットのようなものか?」
「おお、なかなか可愛いもんだぞ。最新型との相性をこの間見てもらった。甲斐甲斐しく世話をやいてくれる」親父の声は明るくなった。
「だったらいいんだけど」正直オレはホッとしていた。
「お前らの世話にはならんさ。もうしばらくの事だ、好きにやらせてもらう」親父は“好きに”の部分にアクセントを置いた。
「そうか・・・」少しの時間を沈黙が支配した。

 キッチンからお袋の大きな声だけが聞こえてくる。「まぁ!鯨を。それは幸運だったわねぇ・・・そう、不思議な力を感じるわね」

「だが、あのアンドロメダを嫁さんにするとは驚いたな。でかしたぞ!ミラク」親父が少しトーンを下げて言った。
「アンドロメダを知っていたのか?」オレもトーンを下げた。
「当たり前だろ。あれだけの腕を持った天才パイロットだ。俺たちの間で話題にならないはずは無い」
「ウワー!!!」その時アルマクの悲鳴が聞こえた。「あらまあ~」続けてお袋の声もだ。
 オレは親父の方を向いて言った。「やっぱり、パイロットとしては天才的なんだけど、他の事はからっきしなんだ」
「それぐらい我慢しろ。天才なんてそんなものだ」親父は唇の端を少し上げ、右手の親指上に突き出した。
 オレも同じ仕草を返してから、急いでキッチンに向かった。

2016.07.07
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今夜は七夕、織姫とひこ星の物語で・・・

こんばんは。暑い日が続いていますが皆様お元気にお過ごしでしょうか?
サキは眩暈の再発の恐怖におびえながらですが、なんとか元気に過ごしています。
今夜は七夕、織姫と彦星は出会えたのでしょうか?雨は降ってないから大丈夫かな。

そして今夜は22222HIT記念のリクエスト第2弾の発表です。
22222HITに達した瞬間から先着3名の方に、サキの作品のオリジナルキャラクター1人の指定と、お題を1ついただいて、それに答える作品をサキが書き上げる。という趣向なんですが、今夜はお二人目TOM-Fさんからいただいたリクエストにお答えしています。
指定いただいたオリキャラは「アスタリスク」のヒロイン「アルマク」、そしてお題は「おしとやか」でした。
「アスタリスク」を読んでくださっている方にはおわかりだと思いますが、そして何度も記事の中で発言していますが、あの「アルマク」に「おしとやか」モードはありません。なんといってもアレですからね。
ですが偶然物語の成り行きで、アルマクがおしとやかになっても支障のないシーンが設定できたのです。それを使わない手は無いので、大胆にシチュエーションを作り直してこの作品を書き上げました。
書き上げてから、このリクエストはTOM-Fさんのこういうシーンを書かそういう陰謀だったのではないかと勘繰ったりしていますが、実際のところ、どうなんでしょうね。

このお話は未来の架空世界、巨大なガス惑星の衛星タトゥーンを舞台にしているSF的な作品で、まぁ言ってみればサキの物語での織姫と彦星なんですが、今主人公たちは新婚旅行で地球にやって来ています。
初めて読まれる方でも、ある程度は理解できるように、解説を挟んでおります。
よろしければ下のリンクからどうぞ(あるいは下へスクロール)。
全部読んでやろうという奇特な方は、カテゴリーの「アスタリスク」をクリックしてみてください。

最果てへの旅

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166 (254シリーズ番外)

 アオイはコインパーキングに車を止めると国道の方に向かって歩き始めた。
 雨の季節はまだ終わっていないというのに太陽は激しく照り付け、いっそう不快指数を上昇させている。『バイクだったら地獄だわ』アオイは自動車のクーラーにほんの少し感謝した。
 アオイは仕事での移動にはほとんど自動車を使う。今日も仕事の合間にちょっとだけそこに立ち寄るつもりだった。
 国道に突き当たり角を左に曲がると「バイクショップ・コンステレーション」と手書きで書かれた大きなベニヤ板の看板が見えてくる。二階建ての古い建物の一階部分にあるその店は、看板を掲げた以外は何の装飾も無く、店の前にはMOTOAERO254という中型のバイクと、DEZMO720ダッシュ5という大型のバイクが、真っ赤なボディーを仲良く並べて止まっているだけだ。
『居るわね』アオイは2台のバイクの間を通って店内に入った。
 店内は倉庫のような内装のままの店内に大型バイクばかりを並べた一風変わった作りだ。オイルの臭いを嗅ぎながら店の一番奥に向かうと、そこには大きなテーブルが置かれている。テーブルに人影を認めたアオイは「こんにちわ~」と声をかけた。
 人影は動かない。アオイはもう一度「こんにちわ~」と声を出した。
 人影はこちらを向いているが、視線はラップトップパソコンを覗き込んでいる。そして耳にはイヤホンが差し込まれている。
 ふ・・・軽くため息をついてアオイはその人影の横に立った。耳の傍に口を近づけて「用心が悪いわよ。コトリ」と声を張る。
 コトリは顔を上げ「あっ」と声を上げた。そして慌ててイヤホンを外し「スギウラ先生!いらしてたんですか」と言った。
 アオイはコトリの顔を見て驚いた。「どうしたの?」目が泣き腫らして赤くなっているうえに涙の痕まである。
「あ、なんでもないんです」コトリは慌てて両目を拭った。
「何があったの?そんなになっちゃって。良かったら聞かせてくれない?まさかヤキダマが原因?」
「違います。違います」2回も不定するところが怪しい、アオイは職業柄そういうところに変にこだわる。
「本当に違うんです。スギウラ先生。説明しますから」コトリは懇願するような眼つきをした。
「わかった。話は聞かせてもらうわ。でも、その前に“先生”はやめて。約束でしょう?」
「あ、すみません。スギウラさん」
「アオイって呼びなさい」この際そう呼ばせてしまおう。アオイは威圧的に言った。
「はい・・・アオイさん」コトリが戸惑いながらそう言うとアオイはようやく笑顔を見せた。
「それでいいわ。じゃぁ、説明を聞かせてもらおうかしら」
「これを見ていたんです」コトリはラップトップの画面をアオイの方に向けた。
「なにこれ?テレビの番組?」アオイはコトリの隣に腰掛けた。
「ええ、ずっと前にハイビジョンで放送された番組のオンデマンドなんですけれど」
「へぇ、バイクの番組?」
「そうなんです。166というレーサーを観客の面前で1つ1つ分解していく趣向なんです」
「おもしろいわね」
「でしょう!特にこのバイク、250ccで6気筒なんです。50年以上前に彗星のように登場して、世界GPで10戦全勝した伝説のレーサーです」コトリの声は勢いを取り戻した。
「6気筒!あなたの254は、たしか231ccで市販では世界最小の4気筒エンジンだったわね、28馬力10500回転だったかしら」
「ええ、この166は世界最小の6気筒エンジンで、18000回転で60馬力以上あります。4連キャブでも大変だったのに6連キャブって、そんなのまるで精密時計ですよ。キャブの同調や点火のタイミングや、性能を維持するだけでも大変だったろうと思います」
「うん、確かに凄いけど、この番組がどうしたって言うの?」
「ああ、それはここです」コトリはジャックからイヤホンを引っこ抜きマウスを操作した。「行きますよ」
 番組なかではゲストがエンジンをかけてほしいと促している。メカニックが数秒間でしたら・・・と応じる。
 スターターが繋がれエンジンが始動した瞬間、乾いた爆音がスタジオをゆるがせ、ゲスト達が驚いている様子が映し出される。耳に手を当てているゲストもいる。全員が放心したように166を見つめる。何回かアクセルが煽られ、レブメーターの針は16000から18000辺りでダンスを踊る。そしてイグニッションオフ。
 エンジンは停止した。
「・・・」アオイはコトリの方を見た。
『でしょ?』そう語りかけるコトリの目にはまた光るものがある。
「すごい、たしかに・・・」アオイが小さな声で言った。
 コトリはまた目元を拭った。

 
2016.07.12


追記:
コトリがオンデマンドで見ていた番組はこれです。

https://youtu.be/S7Eh8stZsf8



2時間近くある長い番組ですので、興味ある方以外には退屈なだけかもしれません。でも艶やかなエンジン内部、光るカムシャフト、小さなピストン、6連キャブ、連なるギア、怖ろしいほど美しかったです。ガソリンタンクの赤い塗装や6本マフラーの曲線も美しいです。メカに弱いアナウンサーのハチャメチャコメントも楽しいですよ(きっとわざわざそういう人を当てています)。
エンジンをかけるシーンは10分50秒あたりからです。
ほんと、あの音はたまりません。速さだけを求めた結果出てきた純粋な音だと思います。ま、このバイク全体がそうなんでしょうけど・・・。
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254シリーズ番外です。

 NETの世界は広大です。フラリフラリと彷徨っているうちに、思わぬものを発見したりします。サキの検索の傾向を見てるんでしょうね。古い物ですが(2005年)レーシングバイクを扱った特番の動画がお勧め一覧に有ったりします。
 今夜はそのバイクをネタにした短い記事を書き上げるつもりだったんですけど、せっかくのバイクネタなのでコトリを登場させたSSに仕立ててみました。
 コトリだったらこういうふうになってしまうように思えて、構成しています。コンビを組んでもらったのは、コトリの訴訟に関するアドバイスや結婚式の司会でお世話になった例のあの方です。今回は名前も付けてみましたが、考えた末に親しくさせていただいているブロトモさんの本名と同じになりました。というか、使わせていただきました(事後承認ですがお許しください)。これでこのキャラも一人前になって、メインキャストもこなせるようになります。

よろしければ下のリンクからどうぞ(あるいは下へスクロール)。
全部読んでやろうという奇特な方は、カテゴリーの「254」をクリックしてみてください。

166 (254シリーズ番外)

 あ、22222HITリクエスト第3段、まだ全然書いてません。
 オリキャラは「ミク」、そしてお題は「さがしもの」ですが、いま脳内で構成作業中です。難しいぞ、こりゃ・・・。
 もうしばらくお待ちください。
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絵夢の素敵な日常・カーテンコール・ジョゼ

 拍手が鳴りやまない。
 スタンディングオベーションに巻き込まれ、観客席の真ん中で立ち上がっていたジョゼは、長時間の拍手に手の痺れを感じ始めていた。
 舞台の幕が上がる。これで5度目のカーテンコールだ。舞台にはたくさんのキャストが両手を繋いで並んでいて一斉にお辞儀をした。彼らが二手に分かれて舞台の後ろに下がると、今度はメインキャストが次々と登場し、にこやかに愛想良くお辞儀を繰り返す。
 大波が押し寄せるように拍手が大きくなった。タイトルロールだ。小柄な女性が生真面目な顔で登場すると、大きな歓声と声援が加わる。彼女は舞台の中央に立ち、それに答えて弾けるような笑顔を見せた。あの悲壮なエンディングからはとても想像できない笑顔だ。ジョゼはこれまでに彼女のこんな笑顔を見たことがない。濃いメイクと亜麻色の長い髪はよけいに彼女を別人のように見せる。『あれは本当にミクなのか?』拍手を続けながらジョゼは自分に問いかけていた。
 拍手がまた大きくなる。オーケストラボックスにスポットライトが当たり指揮者が紹介された。そしてやや遠慮気味にスーツ姿の男性が舞台に上がってきた。このオペラの演出家だ。たしかハンス・ガイテルという名前だったはずだ。紹介を受けながら舞台中央に進み、ミクをしっかりと抱きしめた。そしてミクの頬に唇を触れさせる。最初は驚いたような様子だったミクも抱擁を返した。どよめきが湧きあがる。2人並んで手を繋いで優雅に頭を下げると、更なる歓声と拍手が2人を包み込む。
 観客席の照明が点いた。
 居並んだキャスト全員が笑顔でお辞儀をすると幕が下りてきた。まだしばらくの間は拍手が続いたが、後ろの方の観客から少しずつ席を立ち始め、カーテンコールは終了した。
 ジョゼは放心状態だった。たまに練習しているのを聞いていたから、ミクの歌声は知っている。とても素晴らしい声だというのも分かっている。そのつもりだった。だけど舞台の上のミクは全く違っていた。その歌声と演技は、ジョゼの知っているミクとは全く違っていた。
アッという間にオペラの世界に引き込まれ感動させられた。そして繰り返されるカーテンコール。送られる熱狂的な拍手、歓声、そして声援。
『あれは本当にミクなのか?』ジョゼは頭の中でもう一度繰り返した。

 一度舞台を見に来てほしい。ミクにそう言われたのはポルト近郊の運河の町、アヴェイロまでドライブに出かけた帰り道だった。アヴェイロで買ったお菓子、オヴォシュ・モレーシュをお互いの口元に運びながらドライブしていた時、ミクが突然そう言ったのだ。幸せな気分でいっぱいだったジョゼは二つ返事で「いいよ」と言ったが、言ってしまってから少し後悔した。
 ジョゼはオペラの舞台を実際に見たことはない。ミクの練習に付き合って歌を聞いた事はあったし、ミクが一生懸命練習しているオペラのDVDを借りてきて、食事の合間に“ながら見”をしたこともあった。だが、演劇として構成された実物を生で見たことはない。だからちゃんと理解できるか心配になったのだ。それにミクの出演する舞台を見に行くとなると、多分ドイツまで行かなくちゃならない。お金は何とかなると思うが、そんなに休暇を取ることができるのかも心配だった。
「飛行機と舞台のチケットは予定が決まったら送るね。ホテルはもったいないから、あたしのアパートに泊まったらいいよ」何気ない様子でミクが続ける。
「え?姉貴のアパート?」また姉貴と呼んでしまったと思ったが今はそんな場合じゃない。姉貴のアパートだって?
「だって、もったいないじゃない。ミュンヘンのホテルってやっぱり高いよ。遠慮しなくていいよ」
「でも!でもさ・・・」ジョゼの心は舞い上がったまま降りてこない。
「じゃぁ、それで決まりね。スケジュールが決まったらなるべく早めに連絡する。休暇も取らなくちゃいけないでしょ?」ミクはさっさと段取りを決めてしまった。
「チケット代はちゃんと払うから・・・」ジョゼはようやくそれだけを口にしたが「だめ、年上の言うことは黙って聞きなさい」とミクが一口かじったオヴォシュ・モレーシュを口に突っ込まれてしまった。
 予定が決まったとチケットが送られてきたのは2カ月前の事だった。あらかじめ根回しをしておいたから休暇は上手く取れた。上司の巧みな誘導尋問で女がらみだということがばれていたので、上手く取り計らってくれたのだ。暫くは休みが無くなるぞ、という脅しが付いていたが。

 ふと我に返ると、客席にはもうほとんど人が居なくなっている。
 ジョゼは大きくため息をついた。あらかじめミクと決めておいた予定では、舞台がはねたら楽屋を訪れることになっている。ジョゼはゆっくりと座席の間を移動し、清掃を始めたスタッフの邪魔にならないように通路を後方に進む。そしてロビーへ出たところで右手に向かい、楽屋の入口を目指す。ロビーの突き当たりのドアは開いていて、たくさんの人が集まっているのが見える。ジョゼは楽屋へ入ろうとその人だかりに近づいた。
「楽屋へ入りたいんですが」ジョゼは手近に居た1人の男に声をかけた。
「見たらわかるだろ?ちょっと無理だな。観客と取材の記者達でいっぱいだ」その男は答えた。
「なんの取材ですか?」
「エストラーダ女史に会いたいんだろう。俺も取材をしなきゃならないんだが、ちょっと出遅れちまってね。こりゃ、コメントは取れそうもないなぁ」
「そんなに人気なんですか?」
「まぁな。このところちょっと話題の人だ。最初は地方の小さい劇場で少し話題になっただけだったし、そのあと喉をやられて休養してしまったし、それでお終いになると思っていたんだ。才能があっても努力をしても、喉をやられてお終いになる歌い手はたくさんいるからな。彼女は腕の良い医者に出会えてラッキーだったと思うよ」
 ジョゼは絵夢の顔を思い浮かべた。絵夢のヴィンデミアトリックス家やローマの由緒ある名家がこの話には絡んでいるようなのだが、ここでそれを喋るわけにはいかない。
 男は話を続ける。「それにしても回復してからが凄かったな。大ブレークだよ。完全に予想外で、おかげで出遅れちまった。ガイテル氏のコメントでも取れればいいんだが・・・」男は口をへの字に曲げ、両手を横に広げた。
「ガイテル氏って演出家のですか?」
「ああ、奴がエストラーダ女史の才能を見出したんだからな。いい仲だって噂もあるしな・・・」
「いい仲?」ジョゼの口は半開きになった。
「気になるかい?噂だよ、噂」男はニヤリとした。

 ジョゼは背を伸ばして廊下の奥の方を見た。奥の方が騒がしくなったのだ。
「お!ガイテル氏だ。なにか話してくれそうだな」男は慌てて廊下の奥に向かって突進していった。
 ジョゼはそのままの姿勢で男を見送っていたが、現れたガイテルが記者や観客に取り囲まれ、笑顔で話し始めるとクルリと向きを変えた。
 そして、そのまままっすぐ進んで出口に向かい劇場の前の階段を下った。ジョゼの頭の中には舞台の中央に立つミクの姿が浮かび上がる。
 ミクの演技は素晴らしかった。舞台ではまるでそこにだけ光が当たったように存在感があった。オペラの経験の無い自分が、あの物語の世界に引きずり込まれたのは、ミクを応援する気持ちがそうさせただけじゃない。ミクの持つ歌唱力と演技力、それが掛け値無く素晴らしかったからだ。あんなに光り輝くミクは見たことが無い。そしてあのカーテンコール、観客はとても興奮していた。きっといい評価が与えられたんだろう。ガイテルとのコンビはとても相性がいいみたいだ。ミクがあんな風な笑顔を見せるのは初めて見た。そしてこのコンビでこれからも公演を成功させていくんだろう。
 ジョゼの頭の中にあの抱擁シーンが繰り返される。ミクの頭でキラキラ輝いていたトパーズの並んだヘアピンが思い出される。
 ジョゼは当てもなく通りを歩いて行く。
 と、ジョゼの携帯のバイブレーションが着信を知らせた。
 ジョゼは歩みを止めポケットから携帯を引っ張り出す。ミクだ。心配してかけてきたんだろう。ジョゼは電話に出ず、携帯をまたポケットにしまう。バイブレーションは暫く続いていたがやがて止んだ。ジョゼはもう一度携帯を取り出して電源を切った。

***

2016.07.27
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

2人の歳の差は埋まるのか?

こんばんは。
サキの眩暈はとりあえずおとなしくしています。
小さなサルベージを幾つかおこないましたが、いずれも異常無し。
つまり原因不明ということになりそうです。
モヤモヤ感はありますが元気は元気です。
けど、まだしばらくはあまり無理をしない方が良さそうですね。

さて、今夜は22222HIT記念のリクエスト第3弾の発表です。
22222HITに達した瞬間から先着3名の方に、サキの作品のオリジナルキャラクター1人の指定と、お題を1ついただいて、それに答える作品をサキが書き上げる。という趣向なんですが、今夜は三人目の大海彩洋さんからいただいたリクエストにお答えしています。
指定いただいたオリキャラは「絵夢の素敵な日常」のサブキャラ「ミク」、そしてお題は「探し物」でした。うわ!意味深だなぁ。

「ミク」は以前のキリ番イベントのリクエストに答えるために作り出したチョット出のキャラクターです。
名前からもおわかりのように、サキがはまっているボーカロイド、初音ミクをモチーフに作り出されています。サキの脳内ではあんな感じで登場しますが、初音ミクとの関連性は全くありません。
もう1人「メイコ」も登場しますが、面白がってミクに対応して名前を付けただけで、ボーカロイドのメイコとの関連性はやっぱりありません。
その証拠にメイコはミクの祖母というとんでもない設定になっています。
この2人の登場する作品は「絵夢の素敵な日常」シリーズの「プロムナード」という作品なのですが、本来この作品だけで完結する予定でした。ところがリクエストにお応えする形で続編を書いたり、八少女夕さんのところとコラボしたりしているうちに、ミクより6つ年下の「ジョゼ」(彼は八少女夕さんのキャラで、登場した時は小学生でした)が登場し、大海彩洋さんのところとも間接的なコラボになったりしながら、姉弟のように成長してきたのです。
登場した時はティーンエイジャー(17か18歳?)だったミクは、本作品では28歳くらい、小学生だったジョゼは22歳くらいになっています。ここまで来たらこの2人の関係がどうなるのか書きたくなるところですが、それを見越したような彩洋さんのお題「探し物」でした。
6000文字を越えたお話になっていますし、ちょうど半分くらいに分けることができましたので、今夜は前編の発表です。
よろしければ下のリンクからどうぞ(あるいは下へスクロール)。

絵夢の素敵な日常・カーテンコール(前編)

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こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
ようこそ!


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アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
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