Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

UPGRADE(やっちゃいました~)

 こんばんは~
 えへへ。ここのところ……シリーズ(じゃないけど今作っちゃいます)です。
 この写真、何かわかりますよね?

WIN8

 Windows8proのパッケージ版ですね。
 で、次の写真ですけど、これです。

SSD

 INTEL SOLID-STATE DRIVE(SSD) 520シリーズの 120GBですね。
 サキは先に頼んでこれを手に入れてもらいました。そしてこのOSをこのSSDにインストールしていたのですよ。
 先のPCはWindowsXPなのでまもなくサポートが終了してしまいます。いよいよUPしなくちゃいけないかなぁ……なんて思ってたので揃えてもらいました。
まずSSDをS-ATAに接続してから、WindowsXPを起動してSSDを認識しているか確認します。「お!ちゃんと見えているみたいです。約120GBが見えています。
 フォーマットもされているようなので、ここからは師匠からの情報通り行動します。何度もやり直しは面倒なので検証はしないことにしました。まずSSDのrootに入ってディレクトリ「\WINDOWS」を作成するのです。それだけです。これでWindows8にはアップグレードと判定され、アクティべーションのトラブルを回避できるとのことでした。本当はトラブルが起こるまでやってみたかったんですけど、時間がなかったので検証は断念しました。このパッケージはUPGRADE版で、XPや7からのUPGRADEが前提なので、こうなっているのかもしれません。
 さて次のステップ、インストールに進みましょう。念のために今まで使っていたHDDは切り離しておいた方がいいかもしれません。
 BIOSで起動順を1番DVD-PRIVE、2番SSDに設定します。そしてWindows8のDISKをDVD-PRIVEに入れて再起動です。DVDDRIVEから起動してもいいか?と聞いてきますのでEnterを押します。するとOSのインストーラーが立ち上がってきます。
 そのままポンポンとデフォルトでインストールを続けるとつい「アップグレード」を選んでしまうんですが、それだと「ウインドウズからインストールディスクを起動しろ!」とえらそうに言われてインストールが終わってしまいます。
「あれ?そうかアップグレードだもんね。WindowsXPを起動してそこからインストールディスクを起動しろと言っているわけですね」ならばと、今度はインストールディスクから起動して「カスタム」を選択すると、なるほど、ちゃんとインストールが始まりました。
 あとは順調にインストールが進みます。30分かからなかったと思います。すばらしく速いです。あとはデータをWindows8から読み込めるように設定すれば完了ですが、これが結構時間を必要とします。こればっかりは順番にやっていかなければ終わりません。必要な物から地道に拾っていきます。
 と、いうわけで。サキのPCは本日Windows8proになりました。(実際は少し前です、記事を書いているうちに少し日数が経過してしまいました)
 いやぁ、使いにくいです。このOS、タッチパネルが前提なので、マウス操作では戸惑うことが多いです。「スタートボタンはどこ?」「マイクロソフト何考えてんだ!!!」と言いたいところですが、もう少しこのまま使ってみます。起動は驚くほど速いですし、慣れれば案外いけるかも、そんな気もしています。いざとなれば「クラシックシェル」なんてフリーソフトもあるみたいですし……。サキは64BITを入れましたが、今のところ32BITソフトもちゃんと動いていますし……。

 あ、師匠ですか?もちろん先ですよ。放任主義の師匠なので、基本的にヒントしかくれないんですけどね。自分で努力しろ!主義です。ひどいですね。

 ここのところ、7777HIT企画TOM-Fさんのリクエスト、「コトリ」と「紫陽花」で書いています。紫陽花なんですけど、梅雨が終わってしまいそうです。
 OSのアップグレードなどでちょっと遅れ気味ですが、ちゃんと書いていますのでお待ちください。忘れてないですよ。
 では。

 サキ
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : つぶやき    ジャンル : 小説・文学
 
 

WINDOWS8 追記

WIN8DESKTOP

記念にサキのデスクトップを置いておきます。
XPの時はアイコンでいっぱいだったので恥ずかしかったんですが、8ではまだ日が浅いのでスッキリしています。
今のうちに公開です。多分、すぐにアイコンでいっぱいになると思います。
えっとですね。左側に開いているエディターは、今書いている7777HIT企画第二弾です。
ちゃんと書いてますからね。証拠写真です。
では。

サキ
関連記事
テーマ : つぶやき    ジャンル : 小説・文学
 
 

1006(ラグランジア)

1006(ラグランジア)

 マシロ川は首都シンキョウの外縁に沿ってイルマ最大の平野を流れ、ウラスの町外れの住宅街の広がる台地を回り込んでから海にそそぎ込む。平野部を流れる川の特徴として、川幅は比較的広く、流れは緩やかだ。その堤防上を伸びるサイクリングロードは、勾配の小ささもあって市民に好評で、多くの自転車が行き来する。さらに河川敷は市民の憩いの場としても機能し、遊水地を兼ねた草原や運動場が広がり、水辺には背丈ほどもある葦が茂っている。河口からゆっくりと吹き上がって葦を揺らす仄かに潮の香りを含んだ川風や、灰色の雲の間に顔を出す鮮烈な青い空は、薄い雲の向こうに隠れている高度を上げた太陽と共に、雨の季節の終わりを告げていた。

 サヤカは力強くペダルを踏み込んだ。
 最新型の小さな赤いロードバイクはパワーアシストが付いているので勢いよく加速する。
 左胸にワンポイントのマークの入ったTシャツに細身のジーンズを履いて、短めにカットされた黒い髪を風に揺らしながら、軽やかに川沿いの道を上流に向かって進んで行く。
 今日の授業は午前中で終わった。誕生日のプレゼントとしてこの小さなロードバイクをもらっていたサヤカは、午後の空き時間がたまらなく勿体なくなって、昼ご飯もそこそこに家を飛び出してきたのだ。サヤカはこの春小学5年生になったところだったが、小さい頃から乗り物を操るのが大好きで、三輪車を早々に卒業して自転車を買ってもらうと、あっという間に乗りこなせるようになった。暫くはそれがお気に入りで乗っていたのだが、やがて体に比して小さくなり2台目を買ってもらい、それにもずいぶん乗ったのだが本格的な物が欲しくなって、このロードバイクを買ってもらったのだ。大人用に比べるとまだ一回り小さい子供用で、それでも細いタイヤと軽い車体、目立たないように内蔵されたパワーアシストを備える本格的な物だった。
 ウラスの台地を回り込むとやがてサイクリングロードはカツネ区に入り、マエハマの町に沿ってマシロ川を遡って行く。堤の内側には、低層のビルや家並みの新旧入混じった下町の風景が続いている。
 地方から金を稼ぐために出てきた人々は、家賃の安いこともあって、まずこの町に居を構えることが多い。低層の賃貸マンションに押されてはいるが、まだまだ木造の長屋やアパートが幅を利かせているし、川には渡し船の乗り場などもあって、のんびりとした雰囲気を醸し出している。
(次来た時はあれに乗ってみよう……)そんなことを考えながら自転車を進めていたサヤカの耳に、上って行く川風の一瞬の揺らぎに乗って何かの調べが届いた。(何だろう?)彼女は不思議に思って自転車を止め耳を澄ませた。
 ロードバイクは渡し船の乗り場を通り過ぎて、その上流にある川の中につきだした施設に差し掛かっていた。それは川幅の4分の1ぐらいの位置の川の流れの中に立つ、臙脂色に塗装されたとんがり帽子の屋根を持った石造りの四角い塔で、堤防の上からそこに向かって橋のように通路が延びていた。通路の下には太いパイプが通っていて、真っすぐに塔の中階部分まで伸びている。パイプはそのままタワーの中に吸い込まれているが、通路はそのままタワーを一周するテラスに繋がっている。今も微かに途切れ途切れに聞こえてくる調べは、その塔の向こう側のテラスから聞こえてくるように思われた。
 橋のような通路は「立入禁止」の札と共に金網の扉で塞がれていたが、その端の一部分がちょうど人が1人通れる位破れている。サヤカはその扉の前で暫く躊躇していたが、やがて自転車のスタンドを降ろしロックをかけると、その破れ目を、服を破かないように慎重にくぐり抜けた。
 通路はこの施設の点検のために設けられているのか、歩く部分は隙間の開いた板張りで両側の手摺も簡易な作りだった。塔の方へ進むにつれて地面が下がるので、河川敷の部分まで進むと、板張りの通路の下には5メートル程の空間が広がることになった。
 サヤカは高い所が苦手という訳では無かったが、それでもこの下の見える簡易な作りの通路にはおっかなびっくりになってしまい、両の手で手摺を掴んでゆっくりと進んで行った。微かに届いていた調べは、丁度塔の陰になってしまったのか、それとも奏でるのを止めてしまったのか届いてこない。下にあった地面は水面へと変わり、通路はさらに高さを増した。サヤカは通路の板の強度を確かめるように、一歩づつそっと足を踏み出しながら進んでいき、ゆっくりと塔の壁にたどり着くとテラスに入り最初の角を曲がった。
 今度ははっきりと調べが聞こえ始めた。一休みしていたのだろうか……始まった演奏はギターのものだった。リズミカルな前奏の後、今度は歌声がそれに乗って響き始めた。女性の声だ。サヤカは前進することを忘れてその歌声に聞き入った。その柔らかい声は、その柔らかさを保ったまま力強くまた優しく美しく、包み込むように響いてくる。歌詞は紫陽花をヒロインに見立てたもので、紫陽花は自分の持つ花言葉と自分の気持ちとの乖離に心を惑わすという内容だった。揺れ惑う少女の気持ちを綴ったその歌は、少し大人っぽいものに興味を持ち始めたサヤカの心にすんなりと入り込んで共鳴した。サヤカは曲が終わるまで塔の壁にもたれてじっと聞き耳を立てていた。暫く間が開いてまた初めから演奏が始まると、サヤカはまた通路を進み始め二つ目の角に近づいた。そして気づかれないように用心しながら、塔の角からそっと顔を出した。
 思った通りテラスは塔をぐるりと一周していたが、川に面した側のテラスの中央には、舳先のようにさらに川に向かって張り出した部分があった。その先端に、学校の制服だろうか、シンプルなデザインの白いワンピースを纏った、サヤカと同じ年ぐらいの2人の少女の後ろ姿が見えた。
 彼女らはその舳先に仲よさそうに並んで腰かけ、手摺の大きく開いた隙間から足を外に放り出し、歌に合わせて揺らせていた。こちら側に座ってギターで伴奏している少女は、スラリとした体に肩より長く伸ばした黒い髪を後ろで1つに束ねていた。そしてその向こうに座る、痩せすぎぐらいに見える少女を見て、サヤカは少し驚いた。髪が真っ白だったのだ。その肩に届かないくらいに短めにカットされた髪は、雲間から顔を出した太陽の光にキラキラと輝きながら川風に揺られている。その白で統一されたような格好はアクセントを欠いていたが、一方汚してはいけないものの様な清純さを感じさせた。(天使みたい……)サヤカが抱いた感想のままに、その白い髪の少女の声は美しく響いていく。少女が伸びやかにフルコーラスを歌い終えると伴奏のギターも静かに演奏を終えた。
 暫くの間押し黙ったまま2人は川面を見つめていが、やがて静かな声で会話を始めた。黒い髪の少女は向こうを向いていたので何を話しているのかまでは聞き取れない。だが、その身ぶりや手ぶりから何か明るい話題を面白おかしく話しているように見える。一方、白い髪の少女は横顔がこちらから見える形になったので、その表情を読み取ることが出来る。彼女は少し硬い表情でその話を聞き、そのまま表情を変えずに短く返事を返している。
 そんなアンバランスな会話が暫く続いた後、白い髪の少女の顔がふと動いてサヤカの方を見た。秘密の演奏会をこっそりと覗いているような、後ろめたい気持ちを抱いていたサヤカは急いで壁の影に隠れようとした。しかし、彼女と目が合った瞬間、軽い驚きと共にサヤカは動きを止めた。(片方だけなんだ)白い髪の少女の左の目は、差し込んでくる太陽光線を反射して明るいブルーに輝いていたのだ。
 白い髪の少女の視線の変化に気が付いた黒い髪の少女が振り返った。
「だれ?」黒い髪の少女の声が響いた。
 サヤカは覚悟を決めて壁の影から出た。「ごめんなさい。隠れるつもりはなかったんだけど……」
「風紀委員……?そんなことないわよね?」黒い髪の少女が不安そうに訊いた。
「わたし?違う違う。そんなんじゃない。わたし、ウラスから来たの」サヤカは慌てて説明した。
「ウラスから?」黒い髪の少女が驚いた顔をしたので、サヤカは「自転車でね。サイクリングロードを走ってきたんだ。そこを通りかかったら歌が聞こえたから……上手だなって思って」と付け加えた。「そう……」黒い髪の少女はそう言ってサヤカの顔をじっと見つめた。そして「どうだった?この子の歌」と白い髪の少女を振り返ってから言った。
「すごく、上手だったよ」サヤカは自分の気持ちを素直に言った。
「ありがとう」黒い髪の少女は礼を言ったが、白い髪の少女は彼女の陰に隠れるように体の位置をずらせた。一言も発せず。顔はさっきからずっと川面を見つめたままだ。
「すごく上手でしょ?でもね、この子、人前では歌わないんだ。ここでこうやって歌うだけ。私の伴奏でね。この子にとってこれまで私以外に観客は居なかったから、あなたは初めての本当の観客なの。だから、どうだったのか、すごく訊きたかったって訳。それにね。さっきの曲、私が作ったんだ」黒い髪の少女はそう言って笑った。
「紫陽花の曲?」
「うん」
「とっても良かったよ。紫陽花の気持ちがわかるもの……何だか自分が紫陽花になったみたい。歌も気持ちが込もっていて、すごく良かったよ」サヤカは白い髪の少女を覗き込むようにして言った。
 白い髪の少女は川面を見つめたまま「ありがとう……」と小さな声で言った。
「私はソングライターを目指してるんだ。だけど今はこの子に歌ってもらうためにだけ作ってるの。この子は人前では歌わないけど、すごく上手に歌ってくれるわ。だから、誰も聞いて無くても、それだけでもやりがいがあるし練習になると思ってる……でもね!1人でも観客が居て、良かったって言ってもらえるとやっぱり嬉しいな」
「あなたは歌手を目指してるの?」サヤカは白い髪の少女に尋ねた。彼女は焦茶と青の色違いの目を大きく開いてサヤカを見つめたが、やがてゆっくりと微笑むと少し俯いて顔を左右に振った。
「この子は恥ずかしがり屋なんだ。でも、上手だからなれると思うんだけど」黒い髪の少女はギターをかかえなおしながら言った。「そろそろ時間だから、私達はもう1曲だけ歌って帰るよ。聞いてくれる?」
「それなら、もう一度紫陽花の歌が聞きたいな。いい?」
「うん!いいよ。じゃあここに座りなよ」黒い髪の少女が2人の間を開けてくれた。サヤカはそこへ座り、少し怖かったが2人と同じように足を外に放り出した。
ラグランジア

 左側で前奏が始り、やがて右側で白い髪の少女が歌い始め、サヤカは少し恥ずかしさを感じながら伸びやかな歌声に引き込まれていった。
 寄り添う肩から伝ってくる声帯の振動は、サヤカの脳に鮮やかに刻まれていった。
 足元に拡がるマシロの流れは、雲間から顔を出した太陽で輝きを増した。

「コトリ!じゃないサヤカ!ここに居たのか」バイクショップ・コンステレーションの裏手に置いてあるベンチに腰かけていたコトリに、ヤキダマが声をかけた。雨の季節特有の優しい雨が降っていたが、ベンチの上には庇が伸びていて、雨をしのぎながら夕涼みをするのには都合のよい場所だった。
「コウキ、無理に本名で呼ばなくてもコトリでいいよ。わたしもヤキダマでいくから」
「僕もサヤカには本名で呼ばれたいからね。そのうち慣れるさ。店の常連さんも親父さんもみんな“コトリ”を使うから寂しくは無いだろう?」ヤキダマはコトリの隣に座った。
「そりゃぁ、そうだけど」
「で、こんな所でなにをしていたんだ?」
「あれを見ていたんだ」コトリは向かいの家の小さな庭を指さした。
「え?あれって紫陽花?」
「そう。小さい頃のことを思い出してたの」コトリは物憂げに言った。
 ヤキダマは少しの間黙ってコトリを見つめた。
「あ、平気だよ。友達が作った“紫陽花の歌”っていう歌を聞かせてもらった時のことを思い出してた」コトリは照れくさそうに微笑むと、遠慮がちに頭をヤキダマの肩に乗せた。
「どんな歌?」ヤキダマはコトリの肩をそっと抱いた。
「ほとんど覚えてないんだけど……」コトリは印象に残っているフレーズを口ずさんでから、ヤキダマにも聞こえるようにワンコーラス歌った。
「へえ!いい歌だな。メロディーもいいけど歌詞が面白いよ。それだけしか憶えてないの?」
「5年生の頃だもの憶えてないよ」
「5年生の頃?友達って5年生の子が作った……ということ?」
「たぶんそうだと思う。学年は聞かなかったから、でも同い年位だった」
「へぇ。すごいなぁ。相当おませさんだな」ヤキダマは感想を言ったが、それはコトリも含めてのことのようだった。
「ヤキダマ。何か用事があったんじゃないの?」コトリが話題を変えた。
「あ、そうだ。結婚式のことなんだけど……ちょっといいかな?」
「またドレスの話?」コトリの顔が少し赤くなった。
ヤキダマが黙っているので、コトリは立ち上がった「じゃぁ、中で」
2人は並んで店の中へ入っていった。
 紫陽花は優しい雨を全身に受けて生き生きと輝いている。
 雨の季節はまだ始まったばかりだった。

2013.07.13 TOM-Fさんに……
本作品に使用されているイラストの著作権はユズキさんに有ります。

関連記事
テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

7777HIT企画作品第二弾発表しています。

 7777HIT企画作品第二弾発表しています。
 TOM-Fさんにリクエストをいただきまして、指定のオリキャラは「コトリ」お題は「紫陽花」でした。せっかくのお題でしたのに、梅雨が終わってからの発表になってしまいました。タイムリーなお題が生かせなくて申し訳ないです。
 その辺の事情と言い訳を反省を兼ねて少しグチグチと書いておこうと思います。でもウンウンうなりながらも結構楽しく書いたんですよ。TOM-Fさん、リクエストありがとうございました。
 次はポール・ブリッツさっんからのリクエスト「「メテオ」で最後に生まれた女の赤ちゃん」と「万華鏡」で書いていきます。「メテオ」で最後に生まれた女の赤ちゃん、キラの登場です。「ブラッドベリのあれじゃない展開で」という但し書きがついていますが、よく分からないので無視ということで。エヘヘ。

 7777HIT企画作品第二弾よろしければこのリンクからどうぞ。
 1006(ラグランジア)


 以下ネタバレを含む愚痴です。
 コトリは前作「720」で一応の完結を見ています。サキはハッピーエンドでコトリを幸せにすることが出来て、安堵の気持ちでいっぱいになっていました。ですから、なかなかイメージが湧いてこず、ここまででかなりの時間を浪費してしまうと言う事態に陥りまして、第一弾の発表から間が開いてしまいました。
 心の中の完結を一旦リセットして紫陽花をどう持ってくるか考えているうちに、花言葉からの連想でこんな歌が出来るんじゃないかと思い立ち、ストーリーを考え始めました。歌ならシスカに歌わすのも有りじゃない?ということでシスカとコトリのコラボが成立したというわけです。
 コトリとシスカの登場する2つの物語はどちらも仮想世界で展開しますが、同じ仮想世界を使っています。しかも2人は同じ年生まれで、時代も重なっています。さらに小学校5年生までは隣町に住んでいますから、出会うとしたらここしかありません。紫陽花の花言葉をテーマとした思春期の曲を作らせますから、あまり年齢を下げることはできません。それに5年生のうちにシスカはマサゴへ引っ越してしまいますから、おませな5年生、これしかありませんでした。
 曲を作った黒髪の少女、シスカをお読みいただいた方ならおわかりでしょうが彼女はサエです。シスカとサエのコンビでサヤカ(コトリ)と歌を通じて出会う。そういうストーリーがようやくサキの頭の中に出てきて、それからは結構早く文章になっていきました。
 なに不自由なく無垢に育ったサヤカ、母1人子1人で苦労しながら育ってきたサエ、そして尋常でない不幸な幼少期を持ち、そこからようやく立ち直ろうとしているシスカ、この3人は出会い、ラグランジュ・ポイントにたまたまたどり着いた3つの小惑星のように、つかの間の安定した時間を過ごすのです。これから先、どんな運命が待つのかなんて気にもせずに……。
 取水塔のシーンがうざいくらいの描写でできているのは、こんな出会いの舞台をきちんと書き込んでおきたいという思いがあったからです。
 コトリはこの後しばらくは幸せに成長しますが、突然どん底にたたき落とされ、そこからヤキダマ達と出会い、また立ち上がって行くのです。
 シスカもどのように歩んで行くのか、また時間がありましたらゆっくりと書いていきたいと思っています。「シスカ」はまだ未完なのですから……。
 リクエストがきっかけで、少しキャラクターについて考えることができました。TOM-Fさん、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

関連記事
テーマ : つぶやき    ジャンル : 小説・文学
 
 

物書きエスの気まぐれプロット(番外)

Re;投影してる?
「Questa pagina in italiano(イタリア語ページはこちら)」

こんばんは!エスです。
今夜はブロ友のマリアの記事(ごめんなさいリンク先はイタリア語です)から触発された記事です。
マリアの記事を読んで、読み過ごそうと思ったんですけど、「作品を読んでいて、この作者は男性ではないか、もしくは女性ではないかとふと頭をよぎることがある」と言われてしまうと、何だかとても気になってしまって、その文章が頭の隅にひっかかったままになってしまったんですよ。
僕の名前“エス”これは明らかにハンドルネームですし、エスもどちらかというと性別がはっきりしていませんね。まぁ、一応これからもはっきりさせるつもりはないんですけど、このブログを読んでくださる方はどういう印象を持たれているんでしょうか?
「たとえば乗り物や兵器に対する描写が丁寧だったりすると男性かなと思う。女性かなと思う方は、宝石や洋服の描写の方にリアリティがこもるイメージがある」
エスは乗り物や機械に対する描写は丁寧な方だと思うんですよね。反面、洋服や宝石に対するイメージってとても貧弱なものだと思っています。
さらにマリアは「作者から見て異性と思われるキャラ。例えばある女性が、もしくは男性が『こんなに魅力的だ』という時に書く内容が違う氣がする」と書いています。
僕が書く魅力的なキャラってどうなんだろう?
僕にとって憧れのキャラってどうなんだろう?
そして、読まれる方はどのように感じているんだろう?
マリア?あなたはどう思っているんだろう?
僕は圧倒的に経験値が足りないので、それを補ってくれる存在を持っている。
そのことが僕の存在にどんな影響を与えているんだろう?
僕はどのような形でこのNET社会に存在しているんだろう?
「男あるいは女の妄想に過ぎない」と言われるような小説を書いているだけなんだろうか?
マリアは、懸命に異性の心理も勉強しながら書いているようだけれど、僕はこれまでそんなことはまったく意識しないで書いてきました。それに、自分がこう動いてみたい、こうあってみたい、そう思った人物を主人公に据えることが多い。(というかすべてそうだ)
このことは読者にある種の不愉快感を与えていたんじゃないのか?僕はこの記事や寄せられたコメントを読んでそんなことを考えてしまう。
でも多分僕はそうしないと1行も書けない。
僕はただの妄想を書いてきたんだろうか?
ずいぶんと考えさせられました。
でも、そうしないと書けない以上、書きたい意思があるうちはそうやって書いていかなくては先へ進めない。
エスの頭の中の妄想が尽きるまで進んでいくことができるのなら、悩み、工夫し、勉強し、試行錯誤しながら進んでいく、これも幸せなことかなぁと思っています。
どちらの性の視点からでも文章を書ける、それが理想なんでしょうか?
でも、無理っぽいです。

関連記事
テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

「物書きエスの気まぐれプロット(番外)」をUPしています。

変わった作品です。イタリア語のページがリンクしていますが、全くの嘘です。すみません。
「マリアの記事」(イタリア語)へのリンクも、ごめんなさい全くの嘘です。そんなページやリンクはありません。

「物書きエスの気まぐれプロット(番外)」

この作品、実は八少女夕さんの記事「投影してる?」に触発されて出来た作品なんですよ。あえてエスシリーズの番外編として、エスの書いた記事という形で作りました。
「マリア」というのは夕さんの「夜のサーカス」シリーズ、「夜のサーカスとアプリコット色のヴィラ」に登場するアントネッラというイタリア人の女性のハンドルネームなんです。そこでは「マリア」はネット小説を書いていて、そのブロ友の1人として「エス」が登場しているのです。
夕さんの書かれた「投影してる?」の記事をその「マリア」が書いたことにして、それに「エス」が触発されて記事を書いた……という設定です。サキは自分の気持ちをエスに乗せて書き込んでおしまい、のつもりだったんです。
するとですね、夕さんがそこにコメントを書き込んでくださいました。エスに宛ててイタリア語で(ということにして)です。
サキはこれは楽しいと、エスが書いたイタリア語(ということにして)のコメ返を書いたんです。
すると夕さんは、最初のコメントの発言者を「マリア」に変更し、エスに宛てた文章に変えた上、追加のコメントをくださいました。
今度は完全にマリアからエスに宛ててのコメントとしてです。
飛び上がって喜んだサキは、エスが書いたマリア宛のコメントを書いて、やっと完成したというわけです。
思わぬことからできあがった夕さんとのコラボ作品ですが、とても楽しかったです。
ブログでの交流の楽しさを強く感じた出来事でした。
NETが無ければサキにとってこんな出会いは無かったんだろうな、と思うと感慨深いものがあります。
夕さん、そして交流いただいている皆さん、いつもありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。

では、あ!いま先がタイへ出張しております。ですので金曜日の夜くらいまでは更新が滞ると思います。ちょっとしたお知らせでした。
ではでは。
関連記事
テーマ : つぶやき    ジャンル : 小説・文学
 
<- 07 2013 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
ようこそ!


頂き物のイラスト

アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
天使のささやき_limeさん2
limeさんのイラストをイメージにSSを書いてみました。「ダイヤモンド・ダスト」
イラストをクリックすると記事に飛びます。よろしければご覧くださいネ!
スカイさんシスカイメージ
スカイさんのシスカイメージ
シスカ・イメージ高橋月子さん作
シスカ・イメージ 高橋月子さん作
シスカ・イメージlimeさん作
シスカ・イメージ limeさん作 コトリ・イメージユズキさん作
コトリ(コンステレーションにて)ユズキさん作
リンク
ブロとも申請フォーム

Archive RSS Login