Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

---27---


 *

 アツコはマザー2のコントロールルームに詰めていた。シスカのヘリコプターは夜が明けるとすぐ到着する予定になっていたので、早起きしてここにやってきていたのだ。
 コントロールルームには当直のスタッフとリーダーのクラモチ、サブの2人コバヤシ、イシダの顔が見えていた。イシダは当直だったが、クラモチとコバヤシはさっき起きだしてここに顔を出したのだ。
 寒暖計は氷点よりかなり下を指したまま動かない。寒気をため込んだ大気は少しずつ明るさを増し、灰色の雲に覆われた空が徐々に姿を現し始めた。東の空は海から朱色が滲みだし日の出が近いことを示していた。念のため着陸用の照明も点灯している。
 ドアが開いてキリュウも顔を出した。「おはよう!シマ。冷えるな」
「おはようございます。艇長。そろそろシスカのヘリが来ますからね」アツコは窓越しに暗い海上に広がる灰色の空を見つめていた。
 キリュウが横に並ぶと「で、そのあまり良くなかった出会いってどんなだったんですか?」アツコはずっと気になっていたことを訊いた。
 キリュウは一瞬話が繋がらなくてポカンとしていたが「シスカの事か?」と尋ねた。
 その時かすかにローターの音が聞こえ始めた。
 キリュウは話すのを止めて耳を済ませた。
「マザー2こちらOS1036ご機嫌いかが?」
「シスカだな、マイクを貸せ」クラモチがマイクを取り上げた。
「おはようシスカ。待っていたぞ。だいぶ明るいからもう見えるだろう。すぐに降りてくれ」
「了解。お待たせ。すぐに降りるからビビって揺らさないでくれよ」
「ばかやろう。じっとしててやるからさっさと降てこい!」
「ところで、隣にプログレスか?が居るんだけど、これは何だ?」シスカがマザー2の隣に並んでいる輸送船プログレスのことを訊いてきた。
「プログレスはマザー2の補給船だ。ベクレラに一緒に連れて行く。プログレスはヘリポートも持っているから、何かと理由をつけてお前らのヘリを使えるだろう?ドサクサ紛れになるべくたくさんの前例と実績を作っておきたいからな。後で詳しく説明するから早く降りろ、置いて行くぞ」
「かまわないよ。プログレスに降ろしてもらうから。プログレスの船長はキタハラに頭が上がらないからな」シスカが返してきた。
 クラモチはマイクを返すと「こうでなきゃいかん」とアツコに笑顔を送った。
 ヘリコプターは右舷から回り込むと一旦ホバリングしてからゆっくりと着船した。
 ローター音が小さくなると周りからみんなが集まってきた。
 クラモチはヘリポートに降りて行き、アツコはコントロールルームの窓からその様子を眺めていた。
 サイドのドアが開きシスカが顔を出した。まもなくローターが停止し、周りから作業員が近づきヘリコプターを固定した。
 キタハラ、シスカ、ヨウコの三人がクラモチに連れられて、コントロールルームに上がって来た。
「そのままでいいから顔だけこっちに向けてくれ」クラモチが全員に声をかけた。
「みんなにはすでに話しているが、今回の任務ではヘリコプターを乗っけていくことにした。そのパイロットのキタハラと整備士のシスカだ。もうみんな馴染だと思うが一応紹介しておく。それからこちらの女性はアキヤマさん、看護師として勤務してもらうが、ベクル語の通訳も兼ねてもらっている。よろしく頼むぞ」盛大な拍手を受けて紹介は終了した。(女性が居ると特に盛大だ)
 今、アツコ達はシフトから外れているので部屋の隅に邪魔にならないように立っていた。シスカはアツコを見つけると近づいてきた。
「よろしく。アツコ」
「こちらこそよろしくね。良かった。これで何とか元に戻った」
「何がだ?」シスカは怪訝な顔をした。
「ううん。なんでもない。こっちの話。でさ、こちらが……」とキリュウを引っ張ってきて紹介する「キリュウさん、うちの艇長」
「キタハラ・シスカです」シスカは軽く頭を下げた。
「キリュウです。始めまして。じゃないか。病院まで運んでもらった時はお世話になったね」キリュウがはにかみながら挨拶した。
「いえ。仕事ですから」シスカは取りつく島もない。
 キリュウは少し逡巡してから話し始めた。「実は君と会うのはその時が初めてじゃないんだ」
 シスカは少し首を傾げた。そしてアツコは訊き耳を立てながら、シスカが首を傾げる仕草を始めて見るような気がした。
「俺が君に出合ったのは君がまだ高校生の時だ。俺は国境警備軍に所属していたんだ」
「艇長、国境警備軍に居たんですか?」アツコの目が少し大きくなった。
 シスカは心当たりがあるのか、じっとキリュウを見ている。
「就職難だった時期でね。他に行くところがなかったんだ。そこに居た時、緩衝地帯を夜間に歩く2人連れを狙撃したことがあって……」
「艇長サエを撃ったんですか!!!」アツコはサエの撃たれた話は聞いていたので驚いてキリュウに向き直った。
「いや俺は撃ってない。まだ新人だったんだ。でもこの事件の後、いやになって警備軍を辞めたんだ」
 シスカはまだ押し黙ったままだ。
「そうだったんですか」アツコは少しホッとして「で、そこで出会ったんですか?」と話を促した。
「そうだな。怪我をした子は担架で仲間が運んだんだが、君はショック状態だったんで俺がおぶって連れて行ったんだ」
「覚えてます」シスカは短く答えた。
「おぶったんですか?」アツコは小さく言葉を被せた。
「怪我をした子はサエって言うのか?ずっと罪悪感を持ってるよ。すまないことをした」キリュウは深々と頭を下げた。
「いえ。あなたが謝ることはないです。あんな時間にそこに居た僕が悪いだけのことです。サエが怪我をしたのもすべて僕のせいです。第一自分が撃ったわけじゃないんでしょ?」
「ああ、でも銃口を向けていたのは事実だ。もし君が不審な動きをしていたら俺が発砲していた」
「それにしても悪いのは僕です」
「ずっと引っかかっていたんだが、なかなか探す気になれなくてね。申し訳ない。サエさんにもこの仕事が終わったら謝罪させてもらうよ」
「好きにしたらいいですけど、僕に対しては気にする必要はないです」シスカは笑顔になった。
「いや……その」笑顔を向けられてキリュウはしどろもどろになった。
「おぶった時肩越しに見た顔が奇麗だなと思って、ずっと記憶に残っていたんだ。最後に見た眼の色も印象的だったしね。この前病院で気がついた時、すぐ目の前にその顔があったんで本当にびっくりした」
 シスカは下を向いてしまった。その仕草が赤くなった顔を隠すためだということが、下から見上げる形になるアツコには分かった。
 笑顔を”使う”シスカも、顔を赤くするシスカもアツコの記憶には無かった。


(2014/08/09 更新)
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

シスカ27UPと『第二回…』感想文と

 今日は休日です。自宅でゆっくり(ダラダラ)してます。
そして『第二回…』の参加作品をいそいそと読んでおります。
やはり感想文を書くとなると、ザーッと読んでアー面白かった。という訳にはいきません。
少し腰を据えてゆっくりと読んでおります。もともと読書の速度は遅い上にデジタル読書に慣れていないせいか、上手く読めないんですよね。
まず同じグループの方から順番に読ませていただいてます。御三方の感想を書くことができたら、他の参加者の皆さんの作品を順番に読ませていただくつもりにしております。そして感想コメントをできる作品から入れさせていただければいいな……と思っております。
しかし心配していた通り、お題が「幽霊」ですからつらい話が多いですね。みなさんそれぞれ上手いので、作品ごとに感傷に耽ってしまっていて、気持ちがずっとブルーのままになっています。中には明るくまとめられた作品もあってちょっと息抜きになったりしていますが…。グループ以外の方の感想は感想文期間をはみ出る上に、短いものになるかもと思いますができるだけコメントさせていただこうと思ってます。力尽きたらごめんなさい。

さてここに来てシスカ27をUPいたします。
そしてこれを機会に26+を26に統合しました。統合する際、整合性を取るために少し文言の修正を行っています。流れに影響はありませんがご了承ください。
だらだら長編で、なかなかお勧めしにくい作品ですが、思い入れだけはたくさんあります。
読み返してみても拙い文章に赤面したりもしますが、やっぱり書こうというエネルギーの方が強いです。自己満足のためにもなるべく先へ進んでいきます。倒れたらそれでもいいや…と少し自棄になっている部分もあります。
でも完結させたいです。

そうそう今日は雛祭りでした。
灯りをつけましょ雪洞に~っと……。
白酒の替わりににごり酒をちょっといただき~。
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反省会とコメントへの返信を兼ねて…

 東日本大震災からちょうど1年ですね。1年前テレビを見ながら日本で起こった事のように思えなくて、放心状態だったのを思い出します。黙祷。

 V645 Centauri (プロキシマ)一応の完成を見ましたので、そして読んでいただいた方の感想を頂くこともできましたので、それを踏まえて1人反省会を勝手に開きたいと思います。(2/21の記事でも書いていますが、他のブログで開催されていたのを読ませていただいてとても興味深かったので……)
皆様の感想とってもありがたく読ませていただきました。とてもたくさんの刺激を受けたんで、皆さんのご意見へのコメント返しの意味も持たせています。感想をお寄せいただいた皆様にも読んでいただけたら最高に嬉しいです。
 書き終わったら「あとがき」を書くのが一般的だと思うんですが、自分がどのようにしてこの物語を発想し組み立てて行ったのか、どのようにやってみたかったのか、どのように失敗したのか、あるいは上手くいったのか、そしてどのように結論に持っていったのか、赤裸々に語っても読んでいる人も少ないだろうしかまわないかな?と考えました。自分の備忘録として残しておいても面白いかなという考えもあります。
 そして赤裸々に語りますので、読んでくださる方の心情を無視して書いてしまうかもしれません。そしてやたらとグダグダ長いです。酔っ払いのボヤキみたいなものです。自己満足の趣味であるということも含めて、その点ご了承ください。そしてお許しください。
 もし本文を読まずにこの文章を読まれている方いらっしゃいましたら、この文章の性格から完全に"ネタばれ"です。本文を読んでやろうという慈悲の心をお持ちでしたら、本文を先に読まれることをお勧めします。
(めんどくさい人はスル―OKです)

 では始めます。
まずお断りから、この作品は『第二回短編小説を書いてみよう会』の参加作品ですが、感想文の記入期間も終了して企画終了と判断しました。で、少しづつ改定の入った最新の版に置き換えました。お話自体に変化はありませんのでコメント等の整合性も大丈夫と判断して記事ごとUPDATEしております。話の流れがわかりにくかった部分に、若干おせっかいな解説を足したりなんかしております。

 この物語はこれまでも何度か書き直していて、公開するまでにも6段階ほど書き直しています。多いのか少ないのか解りませんが、とりあえず骨格となる話(初版)を書き上げ、それに細かい設定などを肉付けしていくのが山西のやり方です。いま初版を読み返すとなんと内容がスカスカですこと…。でもこの初版はUP版とは違ったもう一つの"タウリ"だったのです。
(続くのか?)
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反省会とコメントへの返信を兼ねて… 2

 まずタウリの名前ですが、12/11の記事に乗せているとおり400HITのお礼のショートショートのヒロインとして考え出しています。その作品は結局日の目を見ず放置されていたのですが、『第二回…』のお題が発表された頃、ヒロインとして再度キャスティングされています。
お題は「幽霊」だったのでどうかなぁと思ったのですが、山西は一度宇宙もののSFを書いてみたかったのでタウリを使うことにしました。
 タウリはおうし座の略名をそのままローマ字読みしたものです。SFのヒロインなんで彼女をルナリアンにすることにしました。(安易)
「ルナリアン」という言葉はアニメ「プラネテス」の「地球外少女」中で使われている"月で生まれた人"を表わす言葉です。キャラクターの名前は"ノノ"と言います。最後の一文(献辞って言うんですか?普通文頭にあるんですよね)で「ノノちゃん」とあるのは、解る人にはここから取っている事を表明しておこうと思ったからです。語るまでも無いことでしょうが「ジョーンズ博士」は、「インディ・○○ーンズ」から、「鳥捕り」は銀河鉄道からの出典です。これも同じ理由で書いておきました。
 さてタウリをヒロインとして物語はスタートしたのですが、最初はこれまでと同じようにタウリサイドの三人称で書いています。そして「シスカ」や「コメット」と同じ仮想世界を使っています。ただ違うのは何十年か未来であるということです。
 山西が仮想世界を使うのは現実に縛られないからですかね。何もかも自分の空想で想像し創造していかなければなりませんが、自分が空想で自由に動けるのが好きだからです。シスカは自由に動ける自分の分身として頭の中にだけ長いこと創造されていました。ここで創造された世界観を使っているのです。
 山西は今回もプロットを作りませんでした。荒い初版を書き上げ(これがプロット代わりですかね)これに環境や設定を自分が生活しているつもりで脳内シュミレートを繰り返し、可能な限り想像してリアルに膨らませていきます。長編の「シスカ」ではこのやり方で物語が崩壊しえらい目に合いましたが、短編では整合性もまだとりやすく何とかなりそうな気がしました。(これが落とし穴だと後で気づきますが)
 彼女は「ルナリアン」だとすると、大きな重力に耐えられないので地球上では生活できない。
地球から離れられない男と恋愛したらどうなる?面白そう。じゃどんな男にする?うーん(長い時間経過)考古学者は?いいね!ジョーンズ博士みたい?発掘の為に地球に戻ってしまう?よしこれで行こう。などと考えながら初版を書き進めていきます。
 物語は月面で始まることにしよう。低重力の月面での設定を、頭の中に想像しながら創造し決めていきます。月面といえばムーンサルトが頭に浮かびます。低重力なら床の上で宙返りなんか簡単?それ採用!ストンと膝の上なんてどう?面白い!山西はムーンクルーザーを月面で走らせて見て、ハイキングをしながら書いていきました。コーヒーは美味しいかな?じゃネルドリップで…なんて考えながら…。
 会話についてはその場でキャラになりきりながら書いています。そして後からやはり思いつきで面白いかなと思った台詞に変更したり、軽快なやり取りを追加したりしています。そうですね。会話が続くシーン、確かに描写をもう少し入れても良かったかもしれません。どんな表情で喋っているのか自分では良くわかっているんですけど。頭の中で想像しながら一挙に書いているので描写が書ききれていないということでしょうか。(ひとりよがりですね)
 ベクレラの月着陸計画は実際に計画されていたソ連の月着陸計画をベースに組み立てられています。バックアップ用無人着陸船の計画は実際にあったものです。完全な自動操縦なのでこれに誰か乗っていたとしたらどうかな?と思ったのが少佐の幽霊の始まりでした。宇宙服についても調べなくちゃ。山西は少佐になって月面に降り立ち一人ぼっちになってみたのです。
 しかし、こんな思いつきで膨らませる作り方なので、一貫したテーマというものが通っていないということが起こるのじゃないか…と思ってます。"テーマ"というご指摘を受けて山西は固まってしまいました。(たしかに…)話を想像し創造し膨らませていく段階で、多分最初のテーマというものがだんだん壊れていくのじゃないか?物語が途中で横道に逸れたり結末が変わったりすることはよくあります。そして思いつきとひとりよがりで暴走してしまうのです。以前から悪い癖だなとは思っていましたが、テーマまで考えに入っていませんでした。
テーマという1本の筋を物語の中に通す。とても難しいと思いますが、これからの課題としたいと思います。
(これは……難しい。エッまだ続くの?)

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反省会とコメントへの返信を兼ねて… 完結

もう一つの"タウリ"の一部をここに載せてみます。

 タウリは退屈な定期健診を終えてサナトリウムの廊下を歩いていた。少しつま先で強く床を蹴るとそのままスムーズに前進して、あまり歩数をかけなくても目的地に到着できる。強く蹴りすぎるとバランスを崩すので初心者にとっては力加減が難しいところだが、タウリにとってそんなことは至極当然の動作だ。サナトリウムの廊下はそのまま渡り廊下につながり居住区画にあるラウンジへと続いていた。
 ラウンジに入ってすぐの段差のところで上手に床を蹴ってそのまま上空で宙返りと捻りを入れると、ラウンジの中央に置かれた大きな円形のソファーにお尻から着地できる。いつものように廊下から助走して床を蹴って空中で宙返りしたタウリの視界の隅に、着地点に腰掛けて本を読んでいる1人の男が見えた。(アッ)と思ったがすでに捻りを終えていてもう避けることができない。そのままお尻から男の膝に着地した。
 一瞬2人は茫然としてソファーの上でそのままの体勢を保っていた。
「ご……ごめんなさい!」タウリはあわてて立ち上がるとその男の方を向いて頭を下げた。顔が火照るほど真っ赤になっているのがわかる。タウリの心臓は許容いっぱいまで鼓動数を上げていた。
「いや。僕は別にかまわないよ」彼はそう言って立ち上がると、少し驚いた顔になってタウリを見た。彼の背はタウリの肩を少し超える位しか無かったのだ。
「それより怪我はなかった?」彼に見上げるように見つめられて、タウリは自分でも驚くほどカアッと熱くなり、どうしていいかわからなくなって俯いてしまった。自分の心臓の音が聞こえるようだ。18歳のタウリにとって男の人の膝に座るなんて言う経験はもちろん始めてだったし、面識の無い男の人と二人きりで会話をするなんていうことすら始めてだった。そして「本当にごめんなさい」と少し早口で言うとそのままラウンジを飛び出て(強く蹴ったので本当に飛んで出るようになった)自分の部屋に帰った。
 そういうふうにタウリは彼と出会った。

 うわっ!これは恥ずかしいですね。ほんとに赤裸々に語ってしまってます。
 これで最後まで完成しているんですが、この部分は中間の部分で、始まりと終わりが全然別の話になっていました。
でも、エンディングが弱いような気がして色々工夫しているうちに、タウリ側から三人称で書いていては展開できなくなり、ケント一人称で書くことにしたのです。
 小説を書いてみようかな?と思い始めた時、小説を書くためのノウハウを書いたようなサイトを回って色々読んでみたんですが、その中にまず最初は三人称で書きなさい、というアドバイスがあったんです。で、「シスカ」は三人称で書いているんですが、難しいといわれている一人称にも挑戦したくなったんです。
 無謀な挑戦は始まりました。まずこのままの文脈で「僕」で書いていきました。使える部分はそのままコピペ、使えない部分は新たに書き起こして修正を何度も繰り返して作り直しました。
 これ、結構勉強になりました。
(エエッ!!まだ続くの? 根性のある方、「Continue>>」からどうぞ)


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プロローグ

  シスカ 
 シスカは国境の方の丘を眺めるのを止め、踵を返すとゆっくりと歩き始めた。大きな赤黒い夕日が、西側の丘の方向に濁った灰色の空をバックにして沈んでいこうとしていた。気温がぐんぐん下がり始めたので丘のほうからも目を戻し、途中から急ぎ足になって町に向かって歩いていった。

 *

 ヤマネ・ショウが自分の中にもう一つの人格を感じるようになったのは2カ月ほど前からだ。
 自分の記憶が途切れていたり、知っているはずの無い知識がいつの間にかあったり、消極的で恥ずかしがり屋の性格ゆえに非常に苦手としている歌を上手に歌っている夢を見たり(熱唱していたりするのはさらに驚きだ)機械をいじりまわしている夢を見たり……。
 夢は非常にリアルでその中の自分はあらゆる動作を軽々とこなすことができ、はつらつとしていてその身体能力は病弱な自分よりもかなりすぐれていた。
 精神障害かとも思ったがそれなりの人生でそんなに精神的重圧がかかったことなど思い浮かばない。医者に行くことも、友人に相談することも、まして両親に打ち明けることも怖くてできないまま時間ばかりが経過していった。
 今も授業の終わったチャイムが鳴ったのに気がつくまで記憶が飛んでいる。しかも几帳面な字体で授業のノートが取られている。
(僕の字じゃないし……)茫然として机の上のノートを見つめていると「元気ないね」と後ろから声がかかった。驚いて振り向くとクラスメートのシキシマが立っていた。
 黒い髪をショートにした黒い瞳を持ったかわいい系の顔立ちの女の子で、ショウにとって声をかける勇気のない分類の子だ。まあショウにとってはほとんどすべての人類が程度の差こそあれ声をかける勇気のない分類に含まれるのだが……。
 今まで話をしたことがなかったので(なんで僕なんかに声をかけてくるのかな)と思いながら「あっ。いや。」と返事はしたが、驚いてドキドキなのは丸わかりだ。
「どうしたの?もうみんな帰ったよ。当番済まして戻ってきたら1人でボーっと座ってるからびっくりしちゃった」
「え?みんな帰ったの?さっきチャイムが鳴ったのに」とショウが驚いて周りを見回すと本当にもう誰もいなかった。さっきのノートからまた飛んだらしい。
「だれも声をかけなかったの?チャイムが鳴ってからもう30分以上たってるよ。なんか最近おかしいね?具合悪いの?」
「うん。相当おかしいかもしれない」下を向きながら正直な気持ちを呟くと、シキシマは前の席の椅子を横に向け後ろ向けに座った。
「自分でもわかってるんだ。みんなも気持ち悪がってるよ。そのまま言うけど」シキシマはストレートな物言いをした。おとなしい印象だったのに、素はかなり積極的で押しが強くてストレートな感じだ。
「ごめん」こんなかわいい子に声をかけてもらうだけでもショウの心臓ははちきれそうだ。でもこの実直な態度に何となく頼りがいを感じてしまいショウは話し始めた。「あの。時々飛んでるんだよね。記憶が……」
「それって、何も覚えていないってこと?」シキシマが訊くとショウはうなずいた。
「飛んでるんだけどその間もちゃんと生きてるみたいなんだ。これ……」と机の上のノートを見せた。
 シキシマはノートを見たが意味が良く分からないようだった。「これって普通のノートだよね?」疑問符を含んで訊いてくる。
「でも、僕の字じゃない。ほら」ショウは自分の他のノートを広げてそばに置いた。机の上にあったノートの字は比較的小さめの几帳面な字だったが、横に並んだ他のノートにはあまり上手じゃない四角い字が並んでいた。
 シキシマは机の上のノートの他のページの字とも比較していたが「ふーん」と意味ありげに頷いた。
「わざと字体を変えて書いて私の注意を引こうとしてるとか?」シキシマは上目使いでショウを見た。
「そんなことしない!」ショウが激しく抗議すると「わかってる。悪かった。ごめん、ついね」シキシマは謝った。
 そして「ヤマネ君、私と始めてしゃべってるって思ってる?」と笑った。
「私何度かヤマネ君と音楽の話で意気投合してるんだよ。さっきの授業前の休み時間だってあなたと話をしていたんだよ」
「へっ?」ショウは驚いて声が裏返った。
「覚えてないんだ。面白かったよ。こんなに歌に詳しかったかなあって、U・B・Aの話とか……。で当番済ませて帰ってきたら全然違うでしょ。ボーっとして。どうしたのかと思って」シキシマはショウの目を見ながら話し続けた。
「でもそれってショウともう一人誰かが出てきてるって事だよね?」シキシマに訊かれて「そうかな?僕、そんなになるほど精神的プレッシャーなんかうけたことないんだけど……」ショウは見つめられるわ、自分が名前で呼ばれるわでまた舞い上がって鼓動が速くなった。
 シキシマは口元に指を添えてすこし考えていたが「それともショウが誰かの交代人格だったりして……私が休み時間に話したのが主人格かもね」と呟いた。
「なんで?」ショウはよくわからないまま否定したが、シキシマは大まじめだった。
「だって、何かで読んだんだけど交代人格もすごくリアルだって書いてあったから、それだったら主人格の世界に出現していない時も仮想世界で生きてるんじゃないかって思ったの。それに基本人格じゃないからプレッシャーも受けてないし……」
「やめてよ!それでなくても何か起こりそうなのに」
「ごめん。SFフェチのバカ女の戯言だから気にしないで」と言ったそばからシキシマは「でもほんとに何か起りそうだったら一番に言ってね」と、勝手な要求を付け加えた。
そして「とりあえず帰らない?もう遅くなってるよ」と話を終わりにした。

 教室を出て二人で歩いていると、ショウより小さなシキシマは、普通に歩くショウの後を少し大股で付いてきた。
「家はこっちだっけ?」ショウが訊くと「坂の上の交差点まではショウと同じだよ」と笑う。
 ショウは自分が今シキシマを独占している事に気づき、天にも昇る気持になった。
 ショウの気持ちなど全く意に介さないようにシキシマはずっと下を向いて考え事をしていたようだったが、ふと顔をあげてまた話しかけてきた。
「もしさあ。もしもだよ。ショウが交代人格だったとしてさ、人格的に統合するようなことがあったらこの世界は消えてしまうんだよね。私も消えてしまうことになるんだよね。ここは基本人格か主人格が作り上げた仮想世界ってことになるからね。そんなこと考えるとなんだか怖いよね」シキシマは考え考え話した。
「だけどここが基本人格か主人格の世界の情報で作り上げられているってことは、この世界のもののコピー元は必ず基本人格の世界にあるということにならない?」ここでまた振り向いたショウの目を覗き込んだ。
「もしショウが元の世界に復活したら私を探して!きっと私のコピー元が居る。それならショウの世界の中に残れるからさびしくないな。絶対だよ」
 ショウはほとんど理解できないままあっけにとられてシキシマを見つめていたが、なんとなくうなずいた。
「何の事だかわかってないな!変な女だと思ってるでしょう?まあいいや」シキシマは考えるのをやめたのか後ろに手を組んで、シキシマに合わせて少し速度を落としたショウに付いて坂を上った。
 3分の2ほど坂を登った時、シキシマはそのままショウに寄り添い、後ろに組んでいた手を解いてなんのためらいもなく手を繋いだ。
 顔から火を吹きそうになっているショウと繋がって坂を登り、交差点の横断歩道を渡ると「じゃあね!」シキシマは離した手を軽く挙げてあいさつして角を反対に曲がって帰って行った。
「うん。また」ショウは放心状態で制服姿のシキシマの後ろ姿を見つめていた。
 日々の生活はこの恋の始まりも含めて時の流れと共に順番に過ぎていき、そして続きもやって来るように思えた。

 しかし・・・・
---1---←続きはこちら


 
 

Meteor(メテオ)

僕をそんな目で見つめないでほしい。
とっても恥ずかしいよ。
だって、自分で見るのも嫌になっちゃう姿なんだもの。
恐くない?へぇ、大丈夫なんだ。
綺麗だったのは少しの間だけだったよ。すぐに干からびて変色して……
でも生きてる時はもっと綺麗だったんだよ。自分で言うのもなんだけど。
ショートだけどブロンドだったんだよ。面影は残ってるでしょ?
瞳は透き通るようなブルー、肌は東域系だったけど紫外線にも強くてプニプニだったんだ。
もう面影も無いけどね。
あぁ。僕って言ってるけど、これでも女の子だからね。口癖だから気にしないで。
ここまで来るのにいったい何年かかったんだろう?いや、何十年かな?
もう時間の感覚が無いんだ。昼も夜も上も下も無い真っ暗なだだっ広い空間を漂っているだけなんだもの。そんなのわかんなくなっちゃうよ。

どうしてこんなことになったのかって?
もう記憶も曖昧になってきてるんだけど、そう、確かアステロイドベルトで起こったんだ。
僕はこの格好で、これ船外活動用の宇宙服だね、でハイゲインアンテナの修理をしていたんだ。
僕は作業に夢中になっていて、近づいてくる作業用のポッドに気が付いていなかったんだ。モニターをしていたリーダーも何をしていたのか僕は知る由も無いんだけど、気が付いていなかったし警報も鳴らなかった。ありえないよ。
振り向いた僕はポッドを見た瞬間に跳ね飛ばされたんだ。アンビリカルケーブルなんかひとたまりも無く切れちゃったよ。
あっと思う間もなかったよ。簡単だね。次に気が付いたら僕は僕の傍で僕を見ていたんだ。どんどん変わっていく僕をね。
最初は驚いたし悲しかったし腹も立ったよ。「なんで?どうして?」ってさ。仲間が僕を探してくれているのかどうかも分からなかったし。
でも僕が干からびて変色していくのをずっと見つめていると、もうそういうのどうでも良くなってきたんだ。元へはもどらないんだしさ。
僕はここに居るし。

そうだね。なぜ僕はここに居るんだろうって考えたこともあったよ。
けど、そういうのももうどうでも良くなってきたんだ。ここは天国から遠すぎるんじゃないか?だから天国にも行けないのかな?とかさ。ここが天国なんじゃないか?とかさ、ひょっとしてここは地獄?とか考えたこともあったんだけどさ。きっとなにか理由があるんだって分かったんだ。
なんだか知らないけど、そうなったんだ。だから恐くないんだ。寂しくもないし。
もう死なないってことも分かってたし。
時々君みたいなのがやって来るしさ。

うん。ここがどこだか今は分かってるよ。
あたりまえだよね。こんなに大きく見えてるんだもんね。
僕は長い長い時間をかけて故郷に帰ってきたんだね。ありえないぐらいの確率なのにね。
綺麗だね。涙が出そうだよ。もう水分なんて一滴も残っていないのにさ。

そろそろお別れなのかな?
行くんだね?
楽しかったよ。
えっ?名前?僕の?なんだったっけ?そう、クウ。クウだよ。もう名前に意味なんかないんだけど……
あっ。名前で呼んでくれるんだ。けどこんな気持ちになるって思わなかった。すごくうれしい。
ありがとう。

またどこかで会えるといいね。



さようなら……



 親父はさっき病院へ向かった。
 そろそろ生まれそうなんだって。俺の弟か妹か知らないけど、まあどちらかだ。
 俺たちは家の屋根の上にある物干し台に上って星空を見上げている。家の中は暑くて寝てられないし、生まれてくる弟だか妹だかのことは気になるし、ちょうどペルセウス座流星群が見えるはずだし、それで兄妹揃って星空を見上げているというわけだ。
 俺たちは5人兄妹で俺が一番上、そして俺以外は全員女だ。だからまあ姦しいったらない。俺は18歳、すぐ下の妹は16そして12・8・4と女が4人もいる。特に下の2人が屋上でワーワーキャーキャーうるさいうるさい。
 俺は連絡用の携帯電話をそばに置いて床に仰向けになっていた。「近所迷惑だろ。静かにしろよ!」声をだすと女どもは静かになって、俺の横に並んで仰向けに寝転んで星空を見上げた。
「ほんとに流れ星見えるの?」末っ子のテイが眠そうな声で訊いている。「見えるよ。いい子にしてたらね」大人びた口調は長女のエリだ。2人は俺の右側に並んで寝転んでいる。反対側には次女のエカと三女のイムが並んで寝転んでいる。エカはあまり他人と関わりを持たない。夢見るように夜空を見上げているのだろう。イムはきょろきょろと流星を探している雰囲気が伝わってくる。俺を真ん中に5人が狭い物干し台に横になっていると、まるで無選別の野菜のお徳用トレーパックだ。
「あっ!見えた」イムが声を上げた。
「エッ!どこ?どこ?」テイが起き上ってきょろきょろ星空を見まわしている。
「もう消えちゃった」イムがリズムを付けて答えると「イムねーちゃん。ずるーい」またテイの"ずるーい"が始まった。エリがテイを横に寝かせ「まだいっぱい流れるから。大ねーちゃんと一緒に寝転んでいよう」となだめにかかっている。エカはわれ関せずで、黙って星空を見上げている。イムも次の獲物を狙っているのか静かになった。みんなが見られるぐらい大きいのがたくさん流れてくれたらいんだが、と思いながら俺は携帯電話の位置を確かめた。
 と、その時だ。俺は視界の隅に眩い光を感じてその方向を振り返った。発火したマグネシウムのような強烈な光が目を射った。それは妙にゆっくりと真っ黒な夜空を切り裂き始めていた。先端は全世界の光の素をすべて集めて融合させたんじゃないかと思うほどさらに輝きを増した。融合反応で収まりきれなくなった光の素は、溢れ出て後ろに取り残されて輝き、長い尾となった。
 反応はさらに活発になり、ついに臨界に達したのか先端はいくつかに分裂した。それぞれはその内に秘めたエネルギーを使い尽くすようにさらに輝きを増し、仲良く平行に並んでそれぞれが妖精の鱗粉のようにキラキラと輝く長い尾を引きながら進んでいった。持てるだけのすべてのエネルギーを夜空に放出した光の塊は徐々に輝きを収め、やがて静かに大気に同化していった。
 俺達は声を出すこともできず並んで寝転んでいた。
 それは時間にして3秒から4秒位のことだったんだと思う。だけど人間の脳は事実をいかようにも変化させることができる。僕らにとってこの時間はもっともっと長かったし、その輝きは俺達の心の不安に陰った部分を照らし出し吹き飛ばし、さらに夜空一杯に広がるぐらいに強くそして鮮やかに輝いた。
「すごーい」イムとテイが合唱した。
「綺麗だったね」エリが俺のほうを向いて静かに微笑んだ。
「ああ、すごかったな」俺はエリの優しい口元を見つめながら答えた。
「クウが来たんだよ」エカが背中でそっとつぶやいた。
 俺がそれについて訊こうとしたその時、携帯電話が鳴り始めた。
 俺はその音にはじかれるように起き上がると、電話を取って着信ボタンを押した。
「はい」電話の向こうでは親父の大きな声がする。そんなに大きな声で怒鳴らなくても聞こえるぞ。女共も電話の音で起き上がって俺の周りに集まって聞き耳を立てている。
 俺は通話を終えて終了ボタンを押した。
「なんて?」エリが心配そうに尋ねる。みんなも心配そうに俺を見た。
「女の子だって!」
「やったー妹だ!」イムとテイが歓声を上げそれはまた合唱になった。
 エカは黙って俺を見ている。
「母さんは?」エリが訊いた。
「どっちも元気で異常は無いって」俺が答えると、「お兄ちゃん。また妹だね」エリはひやかす様に言った。エカもホッとした表情になった。
「そうだな。女ばっかだな。金髪で透き通るようなブルーの瞳の可愛い子だってさ」俺は4人をガバッとまとめて抱きかかえると力いっぱい抱きしめた。
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テーマ : 自作小説    ジャンル : 小説・文学
 
 

新作『Meteor(メテオ)』をUPします。

新作『Meteor(メテオ)』をUPします。
しばらく忙しかったので『V645 Centauri (プロキシマ)』
を書き終わってから書いてなかったんですが新作です。
3200文字弱の短い物語ですので、少し時間のあるときにでも読んでいただけると嬉しいです。
エスの話とはまた別物です。
こっちはこっちで別にきちんと書き上げるつもりです。

このリンクからどうぞ。


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『第2回短編小説書いてみよう会』に参加しました。

『第2回短編小説書いてみよう会』に参加した時のTOPのInformationとして表示していたページです。
記録としてここに置いておきます。
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只今、『第2回短編小説書いてみよう会』に参加しています。
(この記事はルールにより常にTOPです)

 参加者リスト(2012/2/19現在)

玩具箱を引っくり返したッ!! 自分 自身 様 『とある男性の死後の話である』この企画の黒幕さんです。詳しくはこちらのサイトで……

愚弟部屋  愚弟@郭公 様 『GOHST MARRY』

ピクルスの味  のりまき 様 『らしくない幽霊』

今日この頃の吹き溜まり  鳥居波浪 様 『創作落語モドキ ~バイト先~』

Blah-Blah-Time  N0min 様 『もし彼女が幽霊でさえなければ~』

 sonAs =幸=  藤仲美湖 様 『Love is Lawless』

この空を見上げて  高橋月子 様 『ニボシは空をとぶ』

凛音天青  紫木 凛音 様 『青い面影』

Life is like a chocolate box.  紗綾 様 『貝覆い』

如月奏の隠し部屋  如月奏 様 『廃工場で肝試し』

そつろん! なんて四文字萌えアニメがあれば,僕はもっと頑張れる.  岡ざきこ。 様 『さようなら,お別れ.じゃ』

ボーナスステージ  一森冬間 様 『―幻を想う―』前半

グランベル魔法街のきまぐれ掲示板  ラナフェリア 様 『ふぁんとむ†わーく』

☆山西 左紀 参加作品 『V645 Centauri (プロキシマ)』

 
参加される皆様、どうぞよろしくお願いします。

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Blue Moon(青の月)

はじめに書いておきましょう。
これは自分に対する自戒と激励を綴ったものです。
だから面白くないと思います。
自分に声をかけるつもりで、勢いで書きました。
ここに乗せるのはどうかと思いましたが、
やっぱり乗せておきます。
“整理し保存する”ということはある意味重要です。
今の自分の素直な出力なんですから。


よろしければ「Continue>>」からどうぞ


 
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プロフィール
こんにちは!サーカスへようこそ! 二人の左紀、サキと先が共同でブログを作っています。
ようこそ!


頂き物のイラスト

アスタリスクのパイロット、アルマク。キルケさんに書いていただいたイラストです。
ラグランジア
左からシスカ、サヤカ(コトリ)、サエ。ユズキさんにイラストを描いていただきました~。掌編「1006(ラグランジア)」の1シーンです。
天使のささやき_limeさん2
limeさんのイラストをイメージにSSを書いてみました。「ダイヤモンド・ダスト」
イラストをクリックすると記事に飛びます。よろしければご覧くださいネ!
スカイさんシスカイメージ
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シスカ・イメージ高橋月子さん作
シスカ・イメージ 高橋月子さん作
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シスカ・イメージ limeさん作 コトリ・イメージユズキさん作
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