Debris circus

Debris circus

頭の中に散らばっていた破片(debris)を改めて文章に書き起こし、オリジナルブログ小説としてサーカスの舞台に上げていきます。読みにくいものもありますが、お暇な時にパラパラとめくる感じででも読んでいただけたら嬉しいです……

 

---22---

 *

 その音が携帯電話の呼び出し音だと認識するまでずいぶんかかった。
 クラモチは寝床から手だけ出すと携帯電話をわし掴みにし通話ボタンを押した。
「はい?」声はまだガラガラだ。
「コバヤシです。すぐテレビを点けてください。BS3です」
「コバヤシか?」うめきながらチラッと時計を見ると午前7時を少し回ったところだ。
「とにかく早く点けてください」冷静にせかされてリモコンのBS3を押した。
 テレビではアナウンサーがニュースを読み上げていた。
『今朝早くキタカタ州マサゴ市の東海岸に、大量の油が流れ着いているのが発見されました。この大量の油は海流から見てベクレラ連邦から国境を越えて流れ着いたものと思われます』
 クラモチの頭は急速に覚醒した。
「なんだこれは。事故か?テロか?どこから漏れている?」テレビに向かってわめいたつもりだったが、携帯電話の向こうからさらに冷静な答えが返ってきた。
「現在調査中です。テレビ局でも今放送してる以上には状況はわかっていません。マサゴ市や州政府も調査中を繰り返すばかりです。ただ……」
「ただ、なんだ」
「ベクレラのオルガ市にあるサルベージ会社に友人が居るんですが、それに連絡を取って訊いてみるとどうもリグで事故をやらかしたみたいですね」
「ガス田か。ベクレラ政府はどうしてる?向こうのマスコミは?」
「だんまりを決め込んでますね。向こうの衛星放送は朝のバラエティー番組でのんきに芸能スキャンダルをやってます。シンキョウの官邸にいる友人にも問い合わせていますので追って何か言ってくると思います。中央政府としても何らかのアクションを起こさなければなりませんから」
「そんなところにも友達がいるのか」クラモチはあきれたように言った。
「何か分かったらまた電話します。私はオフィスにおりますので、こちらに出勤されますか?」
「そうだなここでは情報が限られるからオフィスに出よう。2時間後だ。連絡は携帯でくれ」
「了解です。イシダにも連絡を入れて呼び出します」
「頼む」クラモチは短く答えると携帯電話を切ってテレビを見ながら身支度にかかったが、ふと気がついてつぶやいた「コバヤシ、なぜオフィスにいるんだ?」

 クラモチはライトレールを待ちながら、小さなホームに設けられた待合室の中で足踏みしていた。濁った灰色の空はここのところ毎日で、雪も波状攻撃のように降っていた。軽くお尻を乗せられるだけの簡易ベンチを囲む小さな待合室は風よけにはなったが、寒さは防ぎきれなかった。
 この島は大陸とは狭い海峡を挟んで対峙しているだけなので雪はあまり多く降らない。その代わり寒気をたっぷり持った季節風が吹き抜けることが多い。
 クラモチはやっと来た電車に乗り込むと暖房のきいた車内で大きく体をゆすり防寒着の中の空気を入れ替えた。そのまま暖かい車内でウトウトしていると電車は港の突堤のすぐそばにある終点の一つ手前の停留所に到着した。
 オフィスはすぐ前だ。ビルに飛び込んでエレベーターで6階まで上がると勢いよくオフィスのドアを開けた。中ではコバヤシとイシダが机に向かって腰掛け、電話をかけていた。
 コバヤシが電話を終えてこっちを向いたのでクラモチは「どうなってる?」と声をかけた。
「少しづつ状況がわかってきました。やはりリグでやらかしたみたいですね。」コバヤシがまじめに結論だけを述べた。
「で、途中経過は?」クラモチが促すと、報告が始まった。
「事故が発生したのはガス試掘井のオルガⅢです。位置はここです」と正面の大型モニターに地図を表示した。
「この試掘井で試掘が終了して、ライザーの中を泥水から海水に置き換える作業を終えてBOPの上部の解放作業中にガスキックが起こって、井戸からライザーあるいはドリルパイプを通って海水が吹き上げたようです。それを止めるべく対応をしていたようですが、その作業中に吹き上げたガスに引火、爆発、炎上、リグに乗り込んでいた126名のうち、11名が行方不明になったとのことです」
「引火原因は現在のところ不明ですが、リグはそのまま破壊されて沈没、ちぎれたライザー、あるいはドリルパイプを通って油が流出中というところです」コバヤシは続けて被害状況の説明を加えてから報告を終えた。
「情報の出所はどこだ」クラモチは確認した。
「ベクレラのオルガ市にあるサルベージ会社の友人です。何人かいるんですが、この詳しいバージョンはその会社の社長からです。何より事故現場から命からがら脱出してきた本人ですので、かなり信憑性は高いと思います」
「だったら間違いないだろう?」
「何事も100%はありませんので」コバヤシは冷静に答えた。
「お前もベクル語をしゃべるのか?」クラモチはヨウコの件を思い出していた。
「いえ挨拶程度しか。彼らとはグロー語で会話しますので」コバヤシは不本意そうに答えた。
「イルマ政府のアクションは?」
「官邸の得ている情報も我々と大差ありません。すでに大使館を通じて問い合わせを行っていて、正確な情報の即時開示を求めています。正式な抗議の準備も始めているようです。それから油の処理作業は準備が整い次第開始されるようです。軍と民間企業が数社、依頼を受けて動き始めています。珍しく今回は対応が早いですね」
「軍が動いているのか?」
「事件が事件ですからベクレラに文句は言わせないつもりのようです」
「官邸の友人からの情報だな?」
「そうです。首相の側近とはいきませんが、かなり…近しい人物ですのであまり間違った情報はまわってこないはずです」コバヤシは”かなり近しい”の部分で一瞬微妙な表情をした。
「そうか。こちらにお鉢が回ってこなければいいがな」クラモチは眉間にしわを寄せて大型モニターを見つめた。クラモチの長い一日が始まった。


(2014/08/09 更新)
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シスカ22話UPしました。

 あけましておめでとうございます。
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 早速ですが「シスカ」22話をUPします。
 冬眠から覚めて4日からNETを徘徊していますが、自分のブログはこれが今年の更新初めです。
 旧年を引きずった出来事は良いこと良くないこと色々と起きていますが、飛び上がるような事件は起こらずなんとか穏やかな新年が明けました。今年は良いことが目立って良くないことはあまり目立たない1年になれば良いなと思っています。
 今年もお暇でしたら覗きに来ていただけると嬉しいです。

 さてお正月と言えば初詣ですが、有名なところや大きなところには行きませんでした。田舎にある小さな御社を覗いて来ました。村の人だけが参拝に訪れるだけの小さな社でしたが、村人によって大きなしめ飾りが飾られお正月の雰囲気は整っていました。横手には本当にミニチュアの社(高さ50センチ位かな、1000円も入ったらいっぱいのようなミニチュア賽銭箱が置いてあります)もあります。厳しい寒気の中、大きな方の社は鐘を鳴らし、小さな方の社は小さな鈴を鳴らして今年の無事を祈り初詣はこれで十分かな、と考えています。
 そのおかげかどうかはわかりませんが短編のアイデアを1つ思いついています。詳しいことはここでは書きませんが、そのうちまとまりましたらここにでも貼り付けようかなと思っています。
 ブログを始めて3カ月と少し、まだまだ初心者の山西ですが物語の登場人物ともどもよろしくお願いいたします。

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400HITありがとうございます

400HITに達しそうだな。何かショートショートでも書いてお礼にしようかな?なんて甘ーいことを考えて書き始めたんですが……。
甘い!!!書けません!!!そんなに上手く行くかよ!!!
初心者ゆえの甘い予測による不始末でした。すみません!何も頭の中から出てきませんでした。いや、少しは出てきたんですよ。主人公の名前とか……(こりゃ何も出てないのと同じだね)
もしできましたらまたUPします。初詣の時に思いついた話は塩漬けにしてありますのでそれとは別の話です。タウリという女の子のお話です。

とりあえず400HITになりました。お越しいただいた皆様に感謝!!!
こりずにまたお越しいただけると嬉しいです。
コメントもいただけるととっても喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。
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---23---


 *

 アツコは化粧を終えると洗面所から出てダイニングキッチンへ入って行った。
 テレビでは今朝早くから海岸に油が漂着したというニュースを流していて、緊迫したレポーターの声が聞こえてくる。アツコは支度をしながら聴き耳だけは立てていた。
 まだ朝早いのでシスカは起きてきていない。
(昨夜の歌は良かったな)アツコは昨夜のシスカのステージを思い出しながら、まだ感想を全部伝えきれていないような気がして、シスカの部屋の気配を窺った。
 部屋からは起きているような気配は伝わってこない。アツコはあきらめて、まだ原因について推測以外言及しないテレビを消して、大きなバッグを肩にかけた。
 そして自分のカレンダーの今日の日付の部分に”WR2・帰宅未定・連絡入れます”と書き込むと、「行ってきまーす」と小さく声をかけてから玄関を出て、そっとドアを閉めて鍵をかけた。

 潜水艇WR2は、耐圧試験を終えた耐圧球の取り付け作業が今日終わる予定だ。ずっと作業を見ている必要はないのだが、艇長のキリュウは多分徹夜で見守っているはずだ。アツコが出勤して替われるわけでもないが、やはり気になっていた。
 アツコはやって来たライトレールに乗り込むと、まだ夜が明けきらない濁った灰色の空の下同じように灰色に沈む町の風景を眺めながら、ドックの有る終点の停留所に向かった。
 停留所の手前まで複線で続いてきた線路はここで一本に収束し、終点のホームに達していた。車両の折り返しのためにそういう構造になっているのだろうが、やっと…という体で端までたどり着いた線路は何の標も無しに唐突にアスファルトの下に消えていた。
 その様子を見るたびに、以前一緒にこの終点のホームに立ったキリュウが「この先が気になるな……」とぼそりと呟いたのを思い出す。その時は「なんですか。それ」と返事はしたが、なぜそんなことが気になるのか理解できなかった。今でもよく解らないが、その先に何メートルかレールが埋まっていることぐらいは理解できている。
 ライトレールを降りるとアツコはその終端部分に目をやってから、目の前に有る大きな建物に入って行った。ガードマンに軽く頭を下げ、IDカードを読み取り機にかざし入口をくぐると、慌ただしく作業服に着替えて現場に入った。
 その建物の内部は大きな空間になっていてその端の方にフレームが組まれ、そこに潜水艇が乗っているのが見えた。
 近づいていくとキリュウがハッチの中を覗き込んでいるのが見えた。顔はハッチの中にあるので見えないが、あの細めの背中はキリュウに違いなかった。
 こういうシチュエーションで以前のシスカなら絶対あのお尻を軽く蹴る悪戯をやらかすだろう。今のシスカならずいぶん繊細で人当たりが良くなっているので、やや愛想悪く声を掛けるくらいかな?と思いながらすぐ後ろに立ってやや愛想悪く声をかけた。
「艇長!」ガンッと頭をぶつける音がして、「アッ」思わず声が出たがキリュウはヘルメットをかぶっていた。「なんだ。シマか。今日は休んでも良かったのに」
(ああ、良かった)と思いながらアツコは「おはようございます。こんな大事な時に休んでなんかいられませんよ。頭大丈夫ですか?」と声をかける。
「ああ、大丈夫だよ。おはようございます。で、なにかな?今日は」
「そんなあ。私にも関わらせてくださいよ」アツコは懇願するような目をした。
「ごめんごめん。でももうセッティングは終わってるんだ。スタッフも今引き上げたところだ。徹夜だったからね。あと確認を手伝ってくれるかな?」
「了解です」アツコは船内に入りインターカムのヘッドホンを付けた。
キリュウは船外からチェックリストに沿って、操作とそれに対応する動作を確認していった。
 多くの項目のチェックを一つ一つ済ませ。最後はスラスターのチェックに入った。
「4・2のスラスターを入れてくれ」
「4・2スラスター入れました」
 続いてスロットルの確認をおこなう。
「作動確認!4・2スラスター・チェック!」
「4・2スラスター・チェック」
「よーし。チェックリスト終了だ」キリュウはチェックリストの終了を宣言した。
「なあシマ。昨日のステージはどうだった?」インターカム越しにキリュウが訊いてきた。
「すごく良かったですよ。感動しちゃいました。学生時代からずっと聞いてるんですけど、こんな気持ちになったのは始めてです。ここ最近ものすごく成長してます」
「そうか、俺も一度聞いてみたいもんだね、そのキタハラだっけ?」
「機会があったらご案内します。それから普通はファーストネームでシスカって呼んだ方が通じます。キタハラって言ったらシスカの親父さんのことになっちゃいますから。同じ職場なんで……」
「シスカか……」
「で、そのあまり良くなかった出会いってどんなだったんですか?」アツコはずっと気になっていたことを訊いた。
 一瞬キリュウは答えに詰まったようだったが、その時携帯電話が鳴りだした。
「ちょっと待ってくれ。クラモチからだ」キリュウはアツコに呼びかけて、インターカムを繋いだまま通話ボタンを押した。
「はい、キリュウです」キリュウはしばらく会話を続けていたが「了解」と電話を切った。
「シマ、クラモチから呼び出しだ。ここはこのままにしてオフィスに行く。シマも呼ばれてるから一緒に来てくれないか」
「私もですか?」2人は作業服のままオフィスに向かった。

 キリュウに続いてアツコはオフィスへ入っていった。アツコはクラモチの動きを警戒していたが、いつもの仕掛けは無くその代わり真面目な顔のクラモチとコバヤシ・イシダが三人並んで立っていた。
 その隣にはアツコ達の勤める海洋調査会社のCEOが立っていたので、それが仕掛けの無かった理由だということが分かった。
「2人とも忙しいところすまないな。今朝からの油の漂着のニュースは知っているな?」クラモチが口火を切った。
「はい」アツコは答えたがキリュウは「俺は聞いてない。ずっとドックにいたからね」と答えた。
「そうか。コバヤシ、事故の経緯を簡単に説明してやってくれ」クラモチは指示しコバヤシの簡潔な説明が始まった。
「ま、そういうことだ」クラモチはコバヤシの説明をそうまとめてから続けた。「そこからの話だが、ガス田からはいまだ大量の油が漏れ続けている。BOPのフェイルセーフ構造は機能していない。ベクレラのサルベージ会社の無人潜水艇が直接BOPを作動させようとしたが失敗したようだ」
 なぜそんな説明が自分たちにされるのか、嫌な予感を感じてアツコはそっとキリュウを見た。キリュウも難しい顔をしてクラモチのほうを見つめていた。
「こちらのネットワークを駆使して集めた情報によるとだ。非公式にだがオルガノ州政府筋から潜水艇の派遣を打診してきている。無人艇では出来ることに限度がある。有人艇は近海に配備が無く派遣に非常に時間がかかるらしい」
「キリュウさん、シマさん」CEOが口を開いた。「もしこの派遣要請が正式にイルマ政府に対して出されたら、政府は大きな国益があると判断してこれを受けるでしょう。そしてこの近海で唯一有人潜水艇を持っている我々にその依頼が来るでしょう。我々はそれを受けようと思っています。会社としても非常に大きなメリットが有ると判断しています。しかしこのプロジェクトは必ず成功する必要がある。取締役会で協議した結果、経験の豊富なマザー2とWR2を使うということが決定しました。潜水艇による作業は非常に困難になると思われますが、お2人にお尋ねします。受けていただけますか?」
 しばらく間が空いてから「条件があります」キリュウが切り出した。「まだ経験が不足するコ・パイロットをWR1のミヤザキと入れ替えてください。それが入れられればお受けします」
 アツコは全身の血液が無くなったような気がした。何か言おうとしたが言葉を発することすらできなかった。
 胸のあたりを締め付けられるような感覚に耐えていると「それは俺が許さん」クラモチの声が強く響いた。
 そして決断を伝えるためか、言葉を短く区切りながらクラモチは続けた。「マザー2チームにひびを入れるような条件は飲めん。チームワークを乱すような行為は俺が許さん。シマは優秀なコ・パイロットだ。俺の責任で参加させる。お前達2人の組み合わせがベストだと俺が判断した。これは業務命令だと思ってくれ。もっともシマが辞退したいというなら話はまた別だが……」
 しばらくの沈黙の後アツコは「私は辞退しません。参加させてください」と訴えた。
 キリュウはアツコの方を見ていたが何も言わなかった。
「それではプロジェクトチーム結成ということでよろしいですね。欠員補充やチームの運営一切はクラモチリーダーに一任されます。政府やベクレラとの折衝はこちらが万事上手くやりますから、実務の方よろしくお願いしますよ」CEOはそう言うと部屋を出て行った。
 アツコはずっと下を向いていたがキッと顔を上げるとクラモチの方に駆けよってハグをした。
 クラモチは驚いた顔になったが「よろしく頼むぞ。ずいぶん迷ったんだが、お前達二人の組み合わせがベストだと判断した。間違ってはいないはずだ」コバヤシとイシダは向こうを向いてしまった。
 アツコはハグを外すと今度はキリュウに近づいて少し遠慮気味にハグをした。キリュウはまた棒の様に突っ立っていたが、アツコの口から微かに嗚咽が漏れるとアツコの頭にそっと手を置いた。


(2014/08/09 更新)
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シスカ23話UPしました。

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シスカ23話をUPしました。なかなか進行が難しくなってきました。徐々に物語はまた動き始めます。
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只今、『第1回短編小説コンテスト』に参加しています。山西にとって大冒険です。
(この記事はルールにより常にTOPです)
 参加者リスト(2011/12/24現在)
玩具箱を引っくり返したッ!! 自分 自身 様 この企画の黒幕さんです。詳しくはこちらのサイトで……
Blah-Blah-Time  N0min 様
 sonAs =幸=  藤仲美湖 様
kiminisottoblog  ゆり 様
妄想書架~郭公、KEIの小説ブログ。~  郭公 様
ピクルスの味  のりまき 様
あの日のテキスト  マタアリ 様
メリーとクリスマス  白川琉 様
クリスマス  汰丸 様
と山西です。 コメット(12月24日)『第1回短編小説コンテスト』参加作品

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トラックバックテーマ 第1355回「飛行機に乗ったことはある?」

今日のテーマは「飛行機に乗ったことはある?」です。「飛行機に乗ったことはある?」


 このトラックバックテーマを見て書いてみたくなりました。
 何回と覚えられない程度には乗っていますね。
 山西、はっきり言って飛行機が大好きです。飛んでいる姿や、駐機場にたたずむ姿まで気に入っています。着陸するようす、離陸していくようすを真下から見上げることも大好きです。環境的に真下から見上げる事ができるところに住んでいるということも影響しているのかな?
 乗るのも好きです。離陸時の加速感はたまりません。窓から見える地上の風景や雲の様子は絶品です。特にすぐそばを高速で別の飛行機がすれ違う時などスリル満点です(もちろん安全な距離は管制により保てれているんでしょうが)。鹿児島空港に着陸する時風向きによって火山群の上を飛ぶ時があるのですが、たくさんの火口が見えこれが大好きです。伊丹の着陸では夜景に感動しました。旧香港ではアパートに干してある洗濯物を引っ掛けそうな着陸にビビりました。長距離飛行の時に「飛行機はなぜ落ちるか」という本をずっと読んでいて白い目で見られたこともあります。(後から考えると恥ずかしいです)
 でも以前もどこかに書いたように、山西はやっぱり飛行機は信用していません。乗る時はできるだけ窓際の席を確保し、エンジンと翼を見張っています。(1/19文言修正)
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---24---


 *

 携帯電話から呼び出し音が流れ始めた。発信人はクラモチだ。時間を見ると午後12時20分(こんな時間にいったい何?)と思いながらサエは電話に出た。
『クラモチだ。今いいか?』
「大丈夫よ。何か用?」
『そばにヨウコはいるか?いたら替わってくれないか』
「ちょっと待ってよ」と電話を保留にし、「ヨウコ。クラモチから、替わってくれって」
「私に?」ヨウコは驚いた様子だったが電話に出た。
 気を利かせてホールを出て厨房に入る。
 シユが「何の電話?」と訊いてきたが「さあ」と手を横に広げサエは仕込みを手伝い始めた。
 電話を終えてヨウコが厨房に入ってきた。「サエ、ありがとう」携帯電話を返すと「今から出かけてもいいかしら?」と訊いた。
「かまわないけど。なんの用だったの?」サエはいきなりの電話を不安に思っていた。
「就職の話。看護師が必要なんだって。とりあえず契約社員として採用の可能性があるから、面接を受けないかって」
「へえ。あの時の話を憶えてたんだ。でもなぜ看護師が要るのかしら?」サエが首を傾げる。
「看護師に欠員が出たらしくて、それになんだかベクレラへ派遣されることが決まりそうになったから、通訳を探してるらしいんだけど適当なのが居ないって言ってたわ。私あの時少し喋れるような話をしたから本当に喋れるのかって、両方兼ねられるなら安く付くって……」ヨウコは少し不安げに見えた。
「さすがクラモチ、細かいところまでよく覚えてるわね。ベクレラに派遣って今朝の油の漂着に関係があるのかしら」サエはテレビを見やった。
「詳しくはオフィスで話すって言ってたわ。サエとかあさんにははっきりするまで口止めしとけって」
「わかった」サエはシユと顔を見合わせて頷いた。
「新天地で職を探すつもりだったから、卒業証明書や成績証明書や書類一式持ってるんだよね。ラッキー!」ヨウコは気合を入れるようにそう言うと支度をしに2階へ上がって行った。

 *

「これは拾いものかもしれませんね」面接を終えてオフィスに戻ってきたコバヤシはクラモチの前に座ると開口一番そう言った。
「というと?」クラモチは身を乗り出した。
「ちょっと調べてみたんですがこの二つの証明書は本物です。そしてこの証明書の通り、彼女は優秀な成績でシンキョウ大を卒業しています」と卒業証明書と成績証明書をデスクの上に広げた。
「ちょっと調べてみたってお前、個人情報保護とかはどうなってるんだ?それにヨウコはシンキョウ大卒なのか?」シンキョウ大とはエリート官僚を最も多く輩出している国立大の最高府だ。
「まあホストコンピュータに侵入するとか色々手はありますから。念の為です」コバヤシは得意げな薄笑いを浮かべながら続けた。
「それから、なおすごいのはこれです」ともう一つの書類を置いた。
「なんだこれは”特定看護師”?」クラモチは首を傾げた。
「医師にしか認められていない医療行為の一部を行うことのできる看護師です。医師から大まかな指示さえあれば、患者の状態を判断しながら、薬を出したり、簡単な検査や処置を行ったりできるんです。もちろんこれも調べてみましたが本物です」コバヤシは次々と書類を広げる。
「それからこの検定試験成績証明書も問題ありません。本人の物です。この点数だと通訳としても十分通用します」
「全部調べたのか……」クラモチはあきれ顔だ。
「面接してみましたが彼女は優秀で、経歴にも問題はありません。一緒に面接したドクターのOKも出ていますし採用は有りと思います。ただ……」
「ただ、なんだ?」
「そうですね。スタッフにベクル語を操る者がいないですから、彼女のベクル語の本当の実力がわかりません。検定の点数を信じるしかないのが問題です。私が見たころでは非常に流暢にしゃべっているんですが」
「ま、国際交渉をするんじゃないんだ。いいんじゃないか。それにそのなんだ特定看護師か?そいつは拾いもんだろう?じゃ、採用ということでいいな?」クラモチは確認を取ったが、コバヤシからもイシダからも異論は出なかった。
「なんでそんなのが”19番”で店員やってるんだ?」イシダは至極真っ当な疑問を口にした。


(2014/08/09 更新)
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シスカ24話をUPしました。

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*シスカ24話をUPしました。
ルールを忘れてました。TOP記事を『第1回短編小説コンテスト』に戻します。ごめんなさい。
ところで、『第2回短編小説書いてみよう会』始まってますね。テーマは”幽霊”?意外ですね。ちょっと考え中です。どうしようかな?ネタ、難しそうだな……
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只今、『第1回短編小説コンテスト』に参加しています。山西にとって大冒険です。
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クリスマス  汰丸 様
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500HITありがとうございます。

 あれ!500HITになってますね。アクセスありがとうございます。
 今日、夕食で少しビールを飲み過ぎてしまいました。その後さらにワインを追加したりして、よけいに飲みすぎたかな?山西あんまり強くないんですよね。
 その勢いで『第2回短編小説書いてみよう会』 の参加申し込みをしてしまいました。
やっちゃった。やっちゃったよ。”幽霊”ってなんか難しいんですよね。なかなかアイデアがまとまらなくてここ2日ほど躊躇してました。今日夕方仕事中に”ピン!!!”ときて(オイオイ仕事しろよ)ちょっとピントが甘いんですけど、これでいってみようかな?と思ってます。
 400HITの時に思いついた主人公をそのまま使って肉付けしていきます。さてどんな話になるのやら……

 お越しいただいた皆様に感謝、感謝!!!
そして、また覗いていただけると嬉しいです。
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『第2回短編小説書いてみよう会』に参加しています。

只今、『第2回短編小説書いてみよう会』に参加しています。
(この記事はルールにより常にTOPです)
 参加者リスト(2012/1/26現在)
玩具箱を引っくり返したッ!! 自分 自身 様 この企画の黒幕さんです。詳しくはこちらのサイトで……
愚弟部屋  愚弟@郭公 様
ピクルスの味  のりまき 様
今日この頃の吹き溜まり  鳥居波浪 様
Blah-Blah-Time  N0min 様
 sonAs =幸=  藤仲美湖 様
この空を見上げて  高橋月子 様
凛音天青  紫木 凛音 様
Life is like a chocolate box.  紗綾 様
如月奏の隠し部屋  如月奏 様
そつろん! なんて四文字萌えアニメがあれば,僕はもっと頑張れる.  岡ざきこ。 様
ボーナスステージ  一森冬間 様
と山西です。 
ちょっと試してみたいことがありましたので、そのきっかけ作りに参加を決意しました。
参加される皆様、どうぞよろしくお願いします。
お題は『幽霊』です。が、”自分から見てテーマに沿っていること”という注釈がついていますので、その線で許されるかな?と思ってます。

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---25---

 *

 キタハラはシスカと2人ダイニングでくつろいでいた。
 キタハラはコップの発泡酒を空にして夕食を終えていた。
 シスカは食べ終わってはいたがまだ蒸留酒をチビチビやっていた。シスカにとってここでは気を使わない時間が過ごせるのだ。
もちろんナオミがいつも座っていた椅子の前のテーブルにはナオミの写真が置かれていた。
「そこでだ……」キタハラはシスカが落ち着いたのを見計らって話し始めた。食事中は仕事の話は中断して、たあいない話に切り替えるのはキタハラのやり方だ。
「今日正式な要請が有ったというわけだ」
「ベクレラ政府からの正式な要請か?」
「いや、直接支援の要請という形はとっていない。オルガノ州政府とベクレラ中央政府との間で揉めに揉めたようだが、オルガ市のサルベージ会社からイルマのサルベージ会社への仕事の依頼に、国としてビザ無しの入国許可を出したという形を取っている」
「そんな依頼で自由に動けるのか?」
「わからんな。不自由な思いをする可能性は高いな。しかしイルマ政府も正式な要請を待って手をこまねいているわけにもいかんだろう。油がジャンジャン漏れてるんだ」
「でマザー2とWR2のチームが派遣されるのか?」
「そうだ。船の性能からいっても実績からいっても順当な線だろう」
「アツコは?」シスカは思いきった様子で質問を投げかけてきた。
「ひと悶着あったらしいが、クラモチの判断でチームに含めることになったらしい」
「ひと悶着?」シスカは有る程度答えを予測している様子で疑問符を付けた。
「パイロットのキリュウがコ・パイロットの入れ替えを進言したらしい」
 シスカは「どうして?」と訊いた。
「経験が不足する……と言ったらしいが」
「フフッ」シスカはグラス越しに笑いを漏らすと「経験を言われるとその通りかもしれないけど、良いセンスしてると思うけどな。アツコはパイロットの臭いがするよ」とキリュウの目を覗いた。
「俺もそう思うしクラモチもそう判断したんだろう。キリュウも本心で入れ替えたいと思ってるわけじゃないだろうしな。」
「キリュウってこの前病院へ搬送した人だな?」
「そうだ。やつもアツコは使えるという報告をクラモチに上げているらしい。やつがこんな短期間でそんな判定をするなんていうのはよっぽどのことだとクラモチも言っていた」
「そんなに評価してるのになぜだ?」シスカの質問は続く。
「今度の潜航はこれまでのと違って格段に危険だからな。アツコの身を案じたんじゃないのか?」
 シスカは頷きながらまた「どうして?」と訊いた。
「察しろよ……。だがそこに居たマザー2の仲間はキリュウを含めてみんな、アツコがパイロットの臭いがするのをちゃんとわかってる。だからその場で参加は決まったらしい」
 キタハラはシスカの目を見て続けた。「お前も相当良い臭いがするぞ」
「ありがとう。でも僕は整備士だから……」シスカは若干不本意そうに礼を言った。
「それはパイロット資格条項のせいで受験できないからだ。今後の診断でOKがでる可能性だって有る」キタハラは一縷の望みをかけて大学病院の診察を予約していた。
「僕は筋金入りだからな。無理だと思ってるよ。で、事故の修理は間に合うのか?ここのところアツコはマザー2で泊まり込みだし。忙しそうだけど」シスカは話題を変えてキタハラの空のコップに発泡酒を注いだ。
「修理はもう終わっている。WR2と一緒に明日ドックを出るそうだ」
「そのまま現場に向かうのか?」
「明日出港してすぐ潜航テストを行うらしい。それからオルガ港へ向かう。そのあと港で先方スタッフの乗船や政府の正式許可を待って現場での作業に入る段取りらしい」
「悠長なことだな」
「政治が絡むとどうしてもな。被害は2の次だ。それでだ……」キタハラは会話を一旦切った。
そしてクウっと発泡酒で喉を潤すと「クラモチがチームのすべてを一任されているわけなんだが、そのクラモチリーダーから俺たちに要請が下った」
「僕らに?どんな?」シスカもグビリとやって、今度も答えは予想している様子だが一応訊き返してくる。
「もちろん俺たちの会社になんだが、マザー2に俺たちのAW289を是非とも乗せていきたいそうだ。俺とお前もご指名だ」
 シスカは(やっぱり)という顔を見られないようにしているのか、下を向いてグラスを舐めながら「僕らもマザー2チームの一員と言うわけか?これは高く評価されたと思っていいのか?」とやる。(さすがのシスカもすこしまわってきたかな)
「シスカ。お前はクラモチにも結構高く評価されているぞ」キタハラは喋りすぎる自分にもすこし酒がまわっていると判断した。
「それで急に出張要請が入って、明日が特休になって、キタハラが僕を夕食に誘ったというわけか?」
「そういうことだ。合流は出港当日。明後日だな。夜が明けしだい着船しろと言ってる。で、明日は特別休暇ということで長期泊まり込みの準備をしてくれ」
「じゃ今夜は泊らせてもらって、明日の朝用意しに一旦部屋に帰るよ。二人とも出てしまうから部屋もきちんとしておきたいし」
「ここはお前の家だ。遠慮することは無い。明後日28日は午前3時に格納庫集合で予定しておいてくれ。変更があったら携帯で連絡する。仕事上の連絡は以上だ。復唱しろ」
「以後の予定。明後日28日は午前3時に長期泊まり込みの準備をして格納庫集合。変更があったら携帯で連絡。これでいいか?」
「よし!じゃ飲もうか」
「飲もう飲もう」
 2人はまたそれぞれの酒をなみなみと注ぐと乾杯した。

 キタハラは何かの気配に目を覚ました。カーテン越しに弱い街灯の光が入る寝室、その寝床のすぐ横に誰かが膝を抱えて座っている。
 急速に覚醒したキタハラはじっとその影を見つめていた。スラリとしたその影のてっぺんには、闇の中でもほんのり白っぽくプラチナの髪が光っていた。
「シスカか?」影は動かない。
「どうした?」そっと尋ねた。
 影はそのままキタハラの布団にもぐり込んで背中にくっついた。キタハラは一瞬固まったが「いったい何年ぶりなんだ俺の布団に入ってくるなんて」と言った。黙ったままじっとしてくっついているシスカを背中に感じながらキタハラは「ショウなのか?」と訊いた。
「キタハラ、僕は消えてしまうの?」影は小さく体を縮めながら弱々しく言った。
「さあな。俺にはわからん。だが何となく最近のお前を見ていると、どちらが消えるなんていう問題じゃなくて、まったく新しいお前が生まれようとしているような気がしている」
「消えたり死んだりするんじゃなくて?」小さな声で影が訊く。
「そうだな。そんな気がする」
「僕はね。シンキョウで育った記憶。学校のことや友達のことや近所の出来事なんかを憶えてる。でも消えてしまいそうになっている記憶やもう思い出せない記憶もある。僕のお父さんやお母さんがどんな顔をしていたかもう覚えていないんだよ。こういう風にみんな消えて無くなってしまうのがたまらなく怖い。自分の記憶がシスカにとって邪魔なのかと思ったりしてとっても怖い」
「俺はお前が恐がっているような結末にはならないと思ってる。でも怖いんだったら何かにしがみつけ。そうやって耐えるしかないと思う」
 影はキタハラのパジャマにしがみつき、キタハラのパジャマの背中はクシャクシャになった。
「おいおい。そこじゃないだろ」キタハラは言ったがそのまま長い時間じっとしていた。やがて背中から規則正しい寝息が聞こえ始めた。キタハラがそっと寝返りをうったので、パジャマをつかんでいた手はゆるりと離れた。キタハラは影のほうを向いてそのプラチナの髪をそっと撫でて寝付いたことを確認すると、起き上って布団を掛けなおした。そして「勘弁してくれよ」と部屋着を持ってそっと寝室を出て行った。


(2014/08/09 更新)
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シスカ25話をUPしました。

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*シスカ25話をUPしました。キタハラとシスカは今夜は飲み会です。
この後暫く『第2回短編小説書いてみよう会』用の作品を書いていきますのでそっちにかかりきりになります……多分。
 参加される方のブログを覗いてみましたが、レベル高いです。みんな上手く書くなぁ~。という感想です。やっぱり自分のはあまいなぁ。読みにくいし、一貫性もないし……グズグズ。でも、精一杯書いていきます。
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只今、『第2回短編小説書いてみよう会』に参加しています。
(この記事はルールにより常にTOPです)
 参加者リスト(2012/1/26現在)
玩具箱を引っくり返したッ!! 自分 自身 様 この企画の黒幕さんです。詳しくはこちらのサイトで……
愚弟部屋  愚弟@郭公 様
ピクルスの味  のりまき 様
今日この頃の吹き溜まり  鳥居波浪 様
Blah-Blah-Time  N0min 様
 sonAs =幸=  藤仲美湖 様
この空を見上げて  高橋月子 様
凛音天青  紫木 凛音 様
Life is like a chocolate box.  紗綾 様
如月奏の隠し部屋  如月奏 様
そつろん! なんて四文字萌えアニメがあれば,僕はもっと頑張れる.  岡ざきこ。 様
ボーナスステージ  一森冬間 様
と山西です。 
参加される皆様、どうぞよろしくお願いします。

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